【追客テンプレあり】『月例マーケットウォッチ』2020年12月版 中古マンション(首都圏)

皆様、レインズが毎月10日頃に公表している「月例マーケットウォッチ」は見ておられるでしょうか?

月ごとの市況の動きをレインズに登録される情報を基に分析したもので、主な情報として、地域ごとの「成約数」「成約平米単価」「売り物件の新規登録件数」について、「〇ヵ月連続上昇」や「〇ヵ月ぶりに下落に反転」など、最新の動向を知ることができます。

ご自身の担当されるエリアについて把握しておくことで、日々の商談に活かすことができる情報ですので、未チェックの方はぜひご活用ください。

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実は追客に便利なマーケットウォッチ

さて、このレインズの『月例マーケットウォッチ』ですが、売主様向けの追客には大変有用なものになっています。実際にここから得られる情報を基にした「DM」や「メルマガ」などを過去の売り反響に対して送付し、訪問査定や再査定の誘引を行っている業者様はそれなりにいらっしゃいます。

しかし『月例マーケットウォッチ』を見るとわかるのですが、書かれているのはあくまでそれぞれの数値の動向であって、その数値に対する考察などは書かれていません。追客用の施策として使うためには、不動産業界人なりの解釈をし「こういった動向なので、今が売り時です!」といった顧客の行動を促す解説を書き添える必要があります。

「マーケットウォッチが追客に使えることは知っていても、イチイチ解説を考えるのが面倒」というお考えの方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、本記事では弊社なりに『月例マーケットウォッチ』を考察し、追客施策の方向性までを検討していきたいと思います。

ミカタの不動産業界目線『月例マーケットウォッチ』2020年12月版 中古マンション(首都圏)

※本記事は、2020年12月10日に公開された「月例速報MarketWatchサマリーレポート2020年11月度」を基に執筆しております。

<首都圏概況>
11月の成約数は、前年同月比14.0%プラスとなる3,620件となりました。11月の成約件数としては1990年5月のレインズ発足以来最大です。

成約平米単価は、前年同月比3.4%プラスの56.87万円で7ヶ月連続の上昇となりました。

成約価格も同5.9%プラスでこちらも6ヶ月連続上昇となっています。

新規登録件数は13,773件で前年同月比17.2%マイナスとなり、15ヶ月連続で前年同月を下回っています。

在庫件数は38,520件で同19.2%マイナスで、こちらも12ヶ月連続で前年同月を下回る結果となりました。前年同月比の減少幅が、2020年6月以降拡大する傾向にあります。

<都県別成約数>
成約数
を都県別に見ると、1都3県すべてで前年同月比プラスとなりました。

東京都は1,860件で前年同月比8.5%プラス
神奈川県は同28.2%プラスの942件、
埼玉県が同21.4%プラスの397件、
千葉県が同5.8%プラスの421件となっています。

<都県別成約単価>
成約平米単価
を都県別に見ると、すべての都県で前年同月比プラスとなっています。

東京都は、前年同月比5.0%プラスの75.86万円、
神奈川県は同1.5%プラスの44.80万円で、
埼玉県が同4.6%プラスの34.38万円、
千葉県が同8.3%プラスの30.89万円となっています。

■東京都

成約数(件) 前年比(%) 平米単価(万円) 前年比(%) 新規登録状況 前年比(%) 在庫状況 前年比(%)
都心3区 216 3.3 128.45 4.5 912 −20.6 2,962 −19.6
城東地区 444 35.8 65.87 9.4 1,675 −15.4 4,597 −19.3
城南地区 346 2.1 83.53 4.0 1,444 −21.0 3,779 −23.3
城西地区 240 −8.7 96.68 1.0 1,327 −18.6 3,880 −15.8
城北地区 262 12.0 74.20 11.3 1,284 −16.0 3,472 −18.0
多摩地区 352 2.6 40.71 4.5 1,055 −22.0 2,857 −27.2

出典:レインズ「月例速報MarketWatchサマリーレポート2020年11月度」

※各エリアの詳細

  • 都心3区(千代田区、中央区、港区)
  • 城東地区(台東区、江東区、江戸川区、墨田区、葛飾区、足立区、荒川区)
  • 城西地区(新宿区、渋谷区、杉並区、中野区)
  • 城南地区(品川区、大田区、目黒区、世田谷区)
  • 城北地区(文京区、豊島区、北区、板橋区、練馬区)
  • 多摩地区(都区部・島嶼部以外)

※※赤字は前年比マイナス

■神奈川県

成約数(件) 前年比(%) 平米単価(万円) 前年比(%) 新規登録状況 前年比(%) 在庫状況 前年比(%)
横浜市 464 19.3 47.72 3.1 1,773 −19.8 4,968 −15.9
川崎市 222 47.0 55.71 4.2 638 −14.0 1,779 −17.0
相模原市 69 40.8 31.06 −1.3 214 −15.1 602 −15.0
県央地区 52 13.0 22.21 −13.8 253 −19.2 776 −16.4
湘南地区 116 48.7 33.10 −17.1 368 −25.7 1,064 −26.8

出典:レインズ「月例速報MarketWatchサマリーレポート2020年11月度」

※各エリアの詳細

  • 県央地区(座間市、大和市、綾瀬市、厚木市、海老名市、伊勢原市、秦野市)
  • 湘南地区(鎌倉市、逗子市、三浦郡葉山町、藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市、横須賀市、三浦市)

※※赤字は前年比マイナス

■千葉県

成約数(件) 前年比(%) 平米単価(万円) 前年比(%) 新規登録状況 前年比(%) 在庫状況 前年比(%)
総武地区 163 11.6 37.51 2.0 436 −15.0 1,159 −18.7
常磐地区 95 −10.4 30.15 13.0 267 −12.5 793 −14.4
千葉市 119 32.2 27.94 12.8 320 −14.4 840 −20.9

出典:レインズ「月例速報MarketWatchサマリーレポート2020年11月度」

※各エリアの詳細

  • 総武地区(市川市、船橋市、鎌ヶ谷市、浦安市、習志野市、八千代市)
  • 常磐地区(松戸市、柏市、我孫子市、流山市、野田市)

※※赤字は前年比マイナス

■埼玉県

成約数(件) 前年比(%) 平米単価(万円) 前年比(%) 新規登録状況 前年比(%) 在庫状況 前年比(%)
さいたま市 96 −3.0 44.66 8.8 372 −18.4 1,007 −19.8
中央地区 81 50.0 39.13 −10.0 370 −5.9 1,031 −10.2
西部地区 110 31.0 32.19 10.3 425 −7.0 1,141 −14.3
東部地区 71 69.0 27.57 12.8 262 19.1 589 −17.2

出典:レインズ「月例速報MarketWatchサマリーレポート2020年11月度」

※各エリアの詳細

  • 中央地区(川口市、戸田市、鳩ヶ谷市、蕨市、上尾市)
  • 西部地区(和光市、朝霞市、新座市、志木市、富士見市、上福岡市、川越市、所沢市、狭 山市、入間市)
  • 東部地区(八潮市、三郷市、草加市、越谷市、春日部市)

※※赤字は前年比マイナス

<まとめ>

11月度は、10月度に引き続き各都県の成約数が前年同月比で増加となりました。在庫物件数・新規登録件数が併せて減少していることで、成約平米単価が上昇傾向にあります。

成約件数 成約平米単価
東京都 区部
多摩
神奈川県 横浜・川崎市
神奈川県その他
千葉県
埼玉県

<凡 例>

  • 成約件数

+10.0%以上「」+3.0~+10.0%未満「」-3.0~+3.0%未満「

-3.0~-10.0%未満「➘」-10.0%以上「

 

  • 成約㎡単価:

+3.0%以上「」+1.0~+3.0%未満「」-1.0~+1.0%未満「

-1.0~-3.0%未満「➘」-3.0%以上「

 

<住宅ローン減税に関する床面積要件の緩和>

政府は12月8日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う国内経済の悪化等への対応として、追加の経済対策を閣議決定しました。

不動産関連では、いくつかの施策が打ち出されましたが、その中から住宅ローン減税の「床面積要件緩和」について取り上げます。

当施策では、需要喚起と取得負担軽減を目的に、住宅ローン減税が受けられる住宅の床面積要件緩和が実現することとなりました。現行の「50㎡以上」から「40㎡以上」へ引き下げられます。

(一社)不動産流通経営協会の調査「50㎡未満の住宅の居住満足度 住宅購入がライフスタイルに与える影響に関する調査」で「住宅ローン減税適用範囲拡大による 50 ㎡未満マンション検討意向」について聞いたところ、25歳〜35歳の61.8%、36歳〜49歳の59.2%が検討すると回答しており、幅広い年代の購買行動を促すこととなりそうです。

家族構成別では、シングルの65.8%、カップルの58%に加えて、子どものいる世帯でも57.2%が検討すると回答しています。

検討すると回答した理由としては、「1人ないし2人程度で住むにはちょうど良いから」が50.8%、「資金が少なくても購入することができるから」が50.3%、「暮らし方を考えると、自分にちょうど良いから」が39.8%となりました。

ここ数年、都市部を中心にコンパクトマンションの人気が高まっています。新築・中古共にマンションの価格が高騰していることも影響していますが、その一方で、エンドユーザー自身の住まい方の多様化も背景にあることが分かる結果と言えるでしょう。

今後引き合いが増加することが予測される「40㎡台」のマンションは、これまで以上にエンドユーザーのニーズの見極めと、それに対応する提案力が求められます。

追客用メルマガ雛形のダウンロードはこちら

ここまでに、今月の『月例マーケットウォッチ』から考えられる追客施策の案をご提案させて頂きました。

しかし、この案を使って「メルマガ」や「DM」を作るにも、時間と手間が掛かってまいります。そこで今回は「コピペでそのまま使えるメルマガの雛形」を弊社にて制作させて頂きました!東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の4エリアについて、中古マンション用と中古戸建て用のもの各2種、計8パターンをご用意しております。

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