住宅会社の集客イベント成功の秘訣【成功事例あり】

コロナ問題が発生してからは人を集めるのが難しくなりました。

九州のある住宅展示場に軒を並べる住宅会社(H社)の数字を見ると、2019年1月~12月の来場者数を100とした場合、2020年1月~12月15日(原稿執筆時)までの数字は70とのこと。

100➡︎70に激減したわけですが、これはとんでもない数字と言えます。

このマイナス30を少しでも穴埋めすべく、この会社では商談客の歩留まりを上げる努力をしていますが、それと同時に新規客をイベントなどで探す動きをしています。

ただし社会情勢は最悪。人が集まること自体が“悪”と言わんばかりの空気に支配されています。

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寄席は高齢者であるお父さんお母さんを呼べる

コロナ禍前の事例であると最初にお断りをしておきますが、寄席は高齢者層に支持されるイベントであることをまずはお伝えしておきます。

これには誰もが異論無しでしょう。

新築業界のみならず、不動産、リフォーム、賃貸マンションなどの業者がイベントを実施する際には、客寄せ効果も狙って様々な余興的なイベントを打ちます。

住宅総合展示場で行われるもっともポピュラーなものはアンパンマンショーなどですが、このいずれもが子供向けであることに疑問を持ったことはありませんか?

本来ならばお金をたくさん持っているおじいちゃんおばあちゃん世代を狙ったイベントも立案されるべきなのです。

その代表事例が寄席ということです。

大阪府岸和田市のある工務店社長を取材したのがきっかけ

11年前の話ですが、岸和田市にある地場工務店の社長を紹介していただき、新大阪駅で取材をさせてもらったのがきっかけでした。

単行本(写真)の掲載することをお願いしてのものですが、こちらの社長からいろいろとお教えていただいたのです。

住宅イベント,集客

住宅イベント,集客

その当時は筆者に全くなかった新しい発想

社長「住宅展示場などでいろいろなイベントをやっているけど、そのほとんどが子供向けのアンパンマンとか仮面ライダーの類だよね。あれはあれでいいけど、本来ならお金を持っているおじいちゃんおばあちゃんを対象にしたものがあってもいいとは思わない?」
筆者「おっしゃる通りですね。それが寄席ということですか。実際に何回もやられているのですか?」
社長「そうだね。新規の人にも来てもらいたいのは当然として、OBの方にも喜んでもらえるのも最高だし。寄席はうちの定番イベントでみんな楽しみにしていて問い合わせが入るくらいだよ(笑)」

11年前の私にとっては衝撃的な内容でした。

コンサルタントとしてすでに足元をしっかり固めて活動していた時期ではありましたが、目から鱗が落ちるような内容だったことをはっきり覚えています。

新大阪駅のホテルロビーで取材したのですが、物静かで腰が低く優しい語り口の70歳を超えた社長でした。

余談ですがこの社長は九州の田舎から中学卒業と同時に大阪へ。

見習い大工を経て今に至るのですが、地元ではなかなかの名士らしく居酒屋などにぶらっと入ると「社長!こちらへどうぞ!」と一目置かれることもあるといいます。

仲介してもらった方は長年お付き合いのある広告会社の社長でしたが、べた褒めしていました。

この広告会社の社長にはいろいろな方をそれまで紹介いただきましたが、今回は別格という感じ。

その方が確信をもって「寄席はいいよ」と言うわけですからね。

寄席はリフォーム会社にもぴったりのイベント

寄席イベントはリフォーム会社にも最適

11年前の体験から、筆者は新築会社を中心に寄席イベントを実施してきましたが、近年になってリフォーム会社でも勧めています。

リフォーム会社でこそ寄席をすべき理由とはなんでしょうか?

リフォーム専業会社は建築後20年、30年、40年というラインを狙っていますが、その居住者の年齢はおのずと高いラインが想定されます。

若くても40代で上は70代となります。

この年齢層を考えると、新規で集客を図る場合はターゲットの年齢層になりますし、これまでリフォームをしてくれた既存のお客さんも年齢が高いと推測でいますので、格好の対象となるわけです。

千葉のP社で実施したこんな寄席イベント

2年前に千葉県のあるリフォーム会社(P社)で行った事例をご紹介しましょう。

P社は新築専門の会社も別にある規模の大きな会社です。

こちらとは20年来のお付き合いをしていますが、寄席イベントの話を研修の中で話をしたのをきっかけに実際に企画したのです。

リフォーム会社ですから、それまでにリフォームをしてくれたお客さんに案内文を発送するのはもちろんのこと、別会社で新築をしてくれたお客さんにもご案内しました。

当日は2部制で行い大盛況となる結果に

イベント当日は午前と午後の2部制にしましたが、午前午後合わせて80人程度のお客さんに来てもらったのです。

イベントとしては成功ですし、なによりも「こういうイベントは面白いじゃないの!」という満足度の高い感想が相次いだことに私も驚きました。

P社には自社ショウルームもありますし、寄席を行えるようなホールがあったのも有利ではあったのは事実でしょう。

ただ、寄席終了後には来場者の半数程度がショウルーム見学をしていましたし、営業マンと「お久しぶりです○○さん」などという会話があちらこちらで聞かれたのです。

噺家はどうやって呼ぶの?

噺家は簡単に探せます

ここまで話を進めましたが「噺家ってどうやって探すの?」という疑問が当然涌くでしょう。

探し方はネット調べればすぐに見つかります。あなたが千葉県の住宅会社に勤務していると仮定しましょうか。

そうであれば「千葉県 噺家(落語家)」でググればOK。

この中にはプロの噺家もいればアマチュアが趣味の延長線上でやっているサイトも上がってきます。

ただ気になるのはその費用。

次にその費用について書いていきます。

いくらで高座に上ってもらえるのか?

気になるところですが、いわゆる真打と呼ばれる噺家を呼ぶと目安は最低10万円程度。

これに足代などが加算される感じでしょうか。

もちろん名の知れた人を呼べば30万、50万円と金額は跳ね上がります。

しかし、10万円とはいえ高額です。

もっと安価で呼ぶ方法を検討したいところですが、実はその方法があるのです。

真打を呼ぶと高いのは当たり前ですが、真打手前くらいの噺家であれば途端に値段が下がります。

3万~5万円程度まで下がると思いますのでお値打ちですよね。

面白さが半減するかと言えばそんなことはありません。あとは個人差の問題です。

さらに付け加えると、素人の方を呼ぶという手もあります。

先ほどご紹介したP社でのイベントで呼んだのは一般の方。

サラリーマンが趣味でやっているというケースでした。

インターネットを使って担当者が「この人はプロではないけど評判いいですね」と探し出してきたのです。

私の記憶では交通費を含めても3万円を切る価格で来てくれたと記憶しています。

しかも前座を務める女性まで一緒。最高のイベントでした。

コロナ禍ではこう開催すればいい

案としては面白いけどコロナ禍では難しいのでは?

こういうご意見が当然あるでしょう。

しかし、こんな時期だからこそWEB高座でいいのでは?

実際に来てもらえば交通費も掛かりますし、小規模な会社ではどこか会場を借りる必要性もあるでしょう。

ところが、ZOOMなどを活用して開催すれば、集客DMなどを含めて5万円程度でできても不思議ではありません。

この金額であれば、たとえ不発に終わってもリスクは極小だと私は思います。

90歳のお年寄りでも楽しめる

新築、リフォーム問わずですが、お客さんの両親や祖父母に90歳という高齢者がいたとしましょう。

90歳だとリアルの寄席に足を運ぶのが難しいかもしれません。

しかし、WEB寄席であれば問題なく参加できるので、お客さんにとっても家族内における最高のプレゼントとなるはずです。

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まとめ

「住宅関連のイベントで寄席をやることには気づかなかった」そして「目からうろこが落ちた」と筆者書いた理由がお分かりになったでしょうか?

実際の寄席イベントでの評判を筆者はこの目で見ています。だからこそ自信をもって皆さんにお勧めしているのです。

新築営業のみならずすべての業界でできるイベントですので、今はWEB寄席にチャレンジしてもらい、コロナ収束後はリアル寄席を企画して是非実行してください。

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