「一括査定サイトの通電率・訪問査定率 他」媒体毎の集計レポート【2021年4月度】

弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間900件以上(2021年4月現在)の査定依頼への架電を代行しています。

本記事では、月ごとの対応実績についてとりまとめたレポートを公開させて頂きます。

※本来、訪問査定率や通電率については地域差もあるものではありますが、本レポートでは地域ごとの集計はしていないため、あくまで参考としてご参照ください。

コールセンター対応レポート【2021年4月度】

集計期間 2021年4月1日~2021年4月30日

合計 916 694 75.80% 4.5 90 9.80% 154 15.60%
媒体名 査定数 通電数 通電率 平均架電回数 訪問査定数 訪問査定率 キャンセル数 キャンセル率
リビンマッチ 271 202 74.50% 4.9 23 8.50% 56 19.40%
イエウール 233 174 74.70% 4.38 15 6.40% 42 17.60%
HOME4U 141 121 85.80% 3.36 18 12.80% 17 11.00%
イエイ 109 73 67.00% 5.99 4 3.70% 26 23.20%
すまいステップ 74 55 74.30% 3.89 11 14.90% 5 6.20%
ホームズ 32 24 75.00% 4.38 12 37.50% 1 2.80%
マンションリサーチ 30 20 66.70% 5.03 2 6.70% 5 13.90%
おうちダイレクト 15 15 100.00% 2.6 4 26.70% 1 3.80%
リガイド 7 7 100.00% 3.29 0 0.00% 1 14.30%
ズバット不動産売却 3 2 66.70% 5.33 0 0.00% 0 0.00%
不動産連合隊 1 1 100.00% 3 1 100.00% 0 0.00%

今月に関しては、とにもかくにも「訪問査定率」から触れざるを得ない状況となりました。
昨年5月のサービスリリース以降、初めて10%を下回る「9.8%」という低水準での着地となり、サービス運営を預かる身として深く反省をしております。
まず何よりも弊社のサービス運営の至らなさを猛省し、来月以降の数字回復に向け、トークや架電ルール、業務フローなど改善を推し進める所存です。

立場上、自己弁護になってしまう側面もあるため、本来であればあまり申し上げるべきではないかもしれませんが、少しでも皆様に情報提供もさせて頂きたく、以下に弊社なりの見解を述べさせていただきたいと思います。

まず全体の入口となる「通電率」の落ち込みが目立っており「75.8%」と先月比4%減での着地でした。
通電率の落ち込みは、そのまま全体の期待値減少に繋がってしまうため、弊社ではここを大変重く受け止めています。
また、通電し話せた後の数字も見ていくと、キャンセル率も先月比2.2%増の「15.6%」と悪化しています。

反響全体の傾向として「訪問査定を受け入れる」ということにネガティブな変化をしており、少なからず新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言の再発出等の影響はあったものと考えております。

しかし、全体では落ち込みがあったものの、一部の不動産会社様に限ってはむしろ通電率・訪問査定率が先月比で回復した事例もあります。
該当の不動産会社様への聞き取りを行ったところ、お客様の年齢層に応じてeメールだけでなく、SMS・LINEなどの各種連絡手段を使い分けるようにしており、長文を送る時以外はSMSかLINEによる「短文」でのやり取りを意図的に増やしたとのことでした。
(※本稿はお話を伺った方に許可を得て執筆しています。)

お客様がコミュニケーションに感じる負担・ストレスを減らすようにしたところ、こまめに連絡が取れるようになり、全体のアポイント率の向上にも繋がった事例です。
ここから見えてくるのは、電話のみでなく顧客にとって都合の良い連絡手段も取り入れた「マルチチャネル」の重要性かもしれません。

実は弊社でも、将来的には電話以外の連絡方法にも対応した追客支援サービスの構築を検討しています。スマホが普及し様々なコミュニケーション手段が取れるようになっている今、こうした柔軟性が今まで以上に必要になっていることを感じた1ヶ月でした。

最後に、媒体ごとの数字にも少し触れておきたいと思います。
訪問査定率・キャンセル率ともに、数ヶ月連続で数字が落ち込んでいる媒体も少なくない中、先月から注目している「すまいステップ」は引き続き堅調な数字を維持しています。
上位5社の中では最も訪問査定率が高く、キャンセル率が一桁台で着地した唯一の媒体となりました。
反響の「取得件数」ではまだ最上位の各社には及んでいないものの、「質」においては一定以上の期待値があると思われます。

以前から最も数字の良かったHOME4Uも訪問査定率・キャンセル率の2部門はすまいステップに首位を譲ったものの、通電率は「85.8%」と流石の高水準でした。
この2媒体に関しては先月に続いて、期待値の高さにおいては優秀であると感じています。

皆様の媒体選考時、弊社の公開する情報が少しでも参考になれば幸いです。

また、以下の記事ではこのサービスを運営することで得られた「アポ取得ノウハウ」を公開しています。
よろしければ併せてご一読ください。

NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】

毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。

都道府県別データサンプル

レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。

レポートに記載されている項目は以下の通りです。

媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/

こんな方におすすめです。
  • 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
  • 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
  • これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。

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