弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間約2,000件(2023年3月現在)の査定依頼への架電を代行しています。
本記事では、月ごとの対応実績についてとりまとめたレポートを公開させて頂きます。
※本来、訪問査定率や通電率については地域差もあるものではありますが、本レポートでは地域ごとの集計はしていないため、あくまで参考としてご参照ください。
コールセンター対応レポート【2023年3月度】
集計期間 2023年3月1日~2023年3月31日
※キャンセル率=キャンセル数/弊社が受信した査定全ての件数(キャンセル数には、お客様のご要望によるキャンセルのほか、権限のない他人、イタズラなども含まれます)
※媒体によってはキャンセル案件の一部を「課金対象外」として扱うため、媒体選定に関しては「課金金額/訪問査定数」などの費用対効果を基に選定いただくことを推奨しております。
※月間の対応件数が10件未満の媒体は、記載せず。
合計 | 2,934 | 2,112 | 72.0% | 15,586 | 5.31 | 478 | 16.3% | 374 | 11.4% |
媒体名 | 対応顧客数 | 通電数 | 通電率 | 架電回数 | 平均架電回数 | 訪問査定数 | 訪問査定率 | キャンセル数 | キャンセル・いたずら等 |
イエウール | 1,003 | 664 | 66.2% | 5,836 | 5.82 | 107 | 10.7% | 149 | 13.7% |
リビンマッチ | 661 | 492 | 74.4% | 3,483 | 5.27 | 107 | 16.2% | 111 | 15.1% |
HOME4U | 443 | 348 | 78.6% | 2,173 | 4.91 | 92 | 20.8% | 37 | 7.3% |
すまいステップ | 236 | 170 | 72.0% | 1,093 | 4.63 | 53 | 22.5% | 24 | 9.1% |
LIFULL HOME'S | 194 | 147 | 75.8% | 979 | 5.05 | 55 | 28.4% | 11 | 4.7% |
おうちクラベル | 174 | 113 | 64.9% | 1,101 | 6.33 | 24 | 13.8% | 26 | 13.7% |
マンションナビ | 74 | 58 | 78.4% | 306 | 4.14 | 9 | 12.2% | 13 | 16.0% |
スーモ | 46 | 37 | 80.4% | 183 | 3.98 | 13 | 28.3% | 1 | 1.5% |
リガイド | 18 | 14 | 77.8% | 56 | 3.11 | 7 | 38.9% | 1 | 4.3% |
イエイ | 17 | 11 | 64.7% | 66 | 3.88 | 3 | 17.6% | 0 | 0.0% |
いえカツ | 19 | 14 | 73.7% | 78 | 4.11 | 5 | 26.3% | 1 | 4.3% |
今月の対応査定件数は、過去2番目に多い2,934件(先月比+603件)という結果になりました。
件数が増加した要因としては、査定サイト側の件数が増えたというよりは、弊社サービスでは営業人数に依存せずに件数を増やすことが可能な為、1社1社の件数が増えたことが言えると思います。
訪問査定率では、16.3%(先月比+0.8%)と16%台の数値を達成することができました!
通電率では、72%(先月比-0.9%)と下がりました。通電率が最も高い査定サイトでも80.4%という数字だったので、全体的に通電率が下がっていることがわかります。
通電率に関しては、2021年12月から1年以上、80%を下回る数字となっています。
架電回数では、2021年は約4回ほど架電を行えば8割繋がる数値でした。
しかし現在では、+1回の5回ほど架電を継続すれば、7割弱は繋がる結果です。年々、通電率するまでに費やす期間が長くなっていることがわかります。
それでは、各査定サイトについて解説させていただきます。
まずは大手ポータルサイトの2社、LIFULL HOME'SとSUUMOについて。両サイトとも訪問査定率が28%と約3割に近い数字で着地しています。
キャンセル率についても、LIFULL HOME'S は4.7%、SUUMOは1.5%と5%を下回る結果です。
LIFULL HOME'Sでは、匿名査定と実名査定で査定依頼方法が分かれているため「実名(個人情報の開示)」で
査定依頼をお申込みされるエンドユーザーはある程度、売却の意思が決まっている確率が高い傾向にあります。
SUUMOでは、先月の記事(https://f-mikata.jp/callcenter-202302/)で解説させていただきましたが、電話番号の入力が必須ではありません。
任意入力の電話番号を入力し査定依頼をお申込みされるエンドユーザーは、電話に対しての嫌悪感が低い可能性が考えられます。
しかし両サイトでは、同時査定社数が最大10社と依頼できる不動産会社様が多いようです。(他の査定サイトの場合は、最大4社~9社)
加盟店が多いエリア(特に都心や主要都市)では、エンドユーザーに選んでいただかなくては反響が届きません。
まずは、査定依頼会社に選んでいただけるよう、サイトに登録されている会社情報の内容を豊富にする対策が必要だと思います。
次に、HOME4Uについて。
今月は、訪問査定率20.8%(先月比-0.3%)、通電率78.6%(先月比-2.1%)、キャンセル率7.3%(先月比-1.3%)という結果でした。
時期要因で数字が下がる時もありますが、平均で訪問査定率は約20%、キャンセル率は10%以下の数値を維持しています。
査定件数も大きく増減することが少ない為、年間を通した目標計画などは行いやすいと思います。
またHOME4Uについて、管理画面から課金除外申請が可能になると耳にしました!複数の査定サイトを利用していると申請方法の管理も大変です・・・
管理画面から申請ができると作業の工数が減る為、不動産会社様のことを考えた仕様変更はとても嬉しいですよね!
来月のレポートも楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします!
NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】
毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。
レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。
レポートに記載されている項目は以下の通りです。
媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/
- 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
- 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
- これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。
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