
弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間約2,000件(2023年4月現在)の査定依頼への架電を代行しています。
本記事では、月ごとの対応実績についてとりまとめたレポートを公開させて頂きます。
※本来、訪問査定率や通電率については地域差もあるものではありますが、本レポートでは地域ごとの集計はしていないため、あくまで参考としてご参照ください。
コールセンター対応レポート【2023年4月度】
集計期間 2023年4月1日~2023年4月30日
※キャンセル率=キャンセル数/弊社が受信した査定全ての件数(キャンセル数には、お客様のご要望によるキャンセルのほか、権限のない他人、イタズラなども含まれます)
※媒体によってはキャンセル案件の一部を「課金対象外」として扱うため、媒体選定に関しては「課金金額/訪問査定数」などの費用対効果を基に選定いただくことを推奨しております。
※月間の対応件数が10件未満の媒体は、記載せず。
合計 | 2,913 | 2,011 | 69.0% | 5.41 | 458 | 15.7% | 408 | 12.4% |
媒体名 | 対応顧客数 | 通電数 | 通電率 | 平均架電回数 | 訪問査定数 | 訪問査定率 | キャンセル数 | キャンセル・いたずら等 |
イエウール | 948 | 595 | 62.8% | 6.00 | 133 | 14.0% | 139 | 13.5% |
リビンマッチ | 651 | 468 | 71.9% | 5.25 | 92 | 14.1% | 133 | 18.9% |
HOME4U | 561 | 425 | 75.8% | 4.88 | 97 | 17.3% | 57 | 8.7% |
すまいステップ | 193 | 143 | 74.1% | 4.77 | 36 | 18.7% | 28 | 15.3% |
LIFULL HOME'S | 180 | 130 | 72.2% | 4.94 | 50 | 27.8% | 9 | 4.1% |
おうちクラベル | 153 | 99 | 64.7% | 5.84 | 24 | 15.7% | 21 | 11.2% |
スーモ | 54 | 41 | 75.9% | 5.57 | 9 | 16.7% | 7 | 9.6% |
マンションナビ | 53 | 31 | 58.5% | 6.08 | 2 | 3.8% | 5 | 8.1% |
イエイ | 25 | 19 | 76.0% | 3.88 | 4 | 16.0% | 1 | 3.7% |
いえカツ | 21 | 11 | 52.4% | 7.05 | 4 | 19.0% | 1 | 4.2% |
リガイド | 17 | 12 | 70.6% | 5.59 | 2 | 11.8% | 1 | 3.3% |
ズバット不動産売却 | 14 | 11 | 78.6% | 5.21 | 2 | 14.3% | 2 | 12.5% |
今月の対応査定件数は、2,913件(先月比-21件)という結果になりました。先月に引き続き相当数の査定に対応することができました。
訪問査定率では、15.7%(先月比-0.6%)と16%の数値を維持することが出来ませんでしたが、15%後半の数値で着地ができました。
通電率では、69%(先月比-3.0%)と60%台に数値が下がっています。先月でも述べましたが、全体的に通電率が下降傾向にあります。
平均架電回数から比較をすると、5.41回(先月比+0.1回)とほぼ横ばいです。しかし昨年の4月では、平均架電回数が4.65回と約1回ほど架電回数が少ない結果でした。
昨年と比べ、通電をするには架電回数を重ねることが重要になってきているといえます。
では、実際にどれほど架電回数が重要になりつつあるのか、弊社の膨大な対応実績データを元に昨年との比較を解説をさせていただきます。
下記のデータでは、2022年2月~4月と2023年2月~4月までの架電回数毎の通電率をまとめてみました。
※一番右側にある「通電率増減率」については、2022年と2023年の結果からの増減率を表しています。
このデータからは、昨年よりもファーストコール(1回目の架電)で通電する確率が低くなり、架電回数を重ねることにより通電率が上がっていることがわかります。
ファーストコールも大変重要ですが、架電回数を増やすことに関しても重要度が上がってきているといえます。
次に増減率について、架電回数の1回目~3回目(おおよそ反響取得後から1、2日ほど)では「通電率増減率」がマイナスとなっており、通電率が下がっていることがわかります。
しかし4回目以降からは増減率がプラスの数値です。つまり後半架電(4回目以降の架電)の重要度が上がっている傾向にあると考えられます。
ファーストコールで繋がらないという理由で追客の架電を諦めてしまわずに「架電回数を重ねる」ことを試していただきたいと思います。
それでは、各査定サイトについて解説させていただきます。
まずはイエウールについて。
弊社で対応査定件数が最も多い査定サイトで、今月では948件と全体の対応査定件数の約3割を占めています。
訪問査定率については、3か月間の数字をみると12%~14%の数値で着地しています。
これだけの集客数を維持しながら訪問査定率が大きく変動していないのは素晴らしいことだと思います。
毎月、安定した査定件数と訪問査定率を取りたい不動産会社様には欠かせない査定サイトです。
しかし、エリアによっては相当数の査定件数になる可能性があるため、事前に自社エリアでどのくらいの反響数が見込めるのか担当者様にお伺いしていただくことを推奨しています。
次にLIFULL HOME'S について。
今月も訪問査定率が約3割近い、27.8%(先月比-0.6%)という結果でした。
先月の訪問査定率からは少し下がってしまいましたが、今月弊社が対応させて頂いた査定サイトの中では、最も高い訪問査定率で着地しています。
なぜ約3割近い訪問査定率が取れているのかと、LIFULL HOME'Sの特徴については先月の記事で解説させていただきました。
詳しくは下記URLからご確認いただけますと幸いです。
一括査定についてお悩み等ございましたら、お気軽にミカタ社までご相談くださいませ。
引き続きよろしくお願い致します!
おまけ:第1回 所有権移転率 調査レポート
先日、こっそりと新しいレポートの公開を始めました。
「最近の一括査定って、実際どのくらいの案件が売り出されるのか?」
そんな素朴な疑問に答えを出すべく、泥臭く、1年前の謄本を片っ端から閲覧し集計をしています。
まだまだ調査対象の母数が少なく、ブレ幅が大きいデータだとは思いますが中々面白い結果が出ています。
- 一括査定後、約2割は1年以内に売却している
- 売買完了までに要した平均日数は半年強
- 訪問査定になった人より、電話拒否した人のほうが売っていた
このレポートも定期的に集計し、より精度の高いものにしていくつもりでおりますので「もっとこういう数字が知りたい」「こんな切り口ではどうなるのか?」といったご意見、ご要望がございましたらお気軽にお聞かせくださいませ。
反響受信直後から最大2年間、ひたすら追客します。
繋がるまでしつこく、マルチチャネルで徹底追客
- 反響取得したらすぐTEL
- 繋がらなければSMSも送信
- 最大14コール(毎日2回×7日間)
- 120種のメールを2年間ステップ配信
- 最新の市況情報メルマガも月1配信
- メール開封状況に応じてTEL
低コスト・低リスクなアシスタントとしてご活用ください。
- 採用・教育の手間なし
- サボらない
- 休まない(曜日や月末などの影響もなし)
- いきなり辞めない