不動産会社がSEOで狙うべき「穴場ワード」とは?

不動産会社の自社サイトのブログやオウンドメディアの運営をされている皆さん、「なにを書けばいいのかわからない」とお悩みではありませんか?

業務内容である「仲介」「任意売却」「買取」などのいわゆるビッグワードを狙っているかもしれませんが、実は、”業務内容ズバリ”のワードで集客を見込むのは難しいもの。

これからサイトを構築していく不動産会社が狙うべきは、上位表示されやすく、CVにもつながりやすい「穴場ワード」です。

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不動産の専門用語を狙う問題点

不動産会社のブログやオウンドメディアは、主にSEO対策として運営されているものでしょう。不動産会社のサイトがやってしまいがちなのが、専門用語による説明と専門用語そのもののキーワードを狙ってしまうことです。

たとえば、冒頭に述べた通り、仲介や任意売却、買取などのワードですね。

もちろんこれらのワードで検索上位を取るに越したことはありませんが、いわゆる専門用語や業務内容そのものズバリのワードを狙うには、次のようなデメリットが考えられます。

ぺルソナが専門用語を知っているとは限らない

「仲介」「任意売却」「買取」などの言葉は、不動産業界では日常的に使用される言葉ですが、一般消費者には理解されない可能性があります。

たとえば、業界人は「仲介業者」や「業者」と言うことが多いですが、「不動産会社」や「不動産業者」の方が一般的ですし、「任意売却」や「買取」などにいたっては、一般の方がそもそもその単語を知らない可能性があります。

記事中にも専門用語を多用している不動産サイトがよく見られますが、「囲い込みのリスクが~」といっても、読者の一部はおそらく「囲い込みってなに?」と思うでしょう。もちろん難しい単語ではありませんから、理解してくれる人もいます。しかしサイト運営というのは基本的に、万人に簡単に理解される文章とテーマを心がけるべきなのです。

難易度が高い

とはいえ、「仲介」「任意売却」「買取」などの単語で上位を取れば、その単語を知っていて、なおかつ業者を探している人に対してはアプローチできます。

しかしながら、これら基礎的なワード単体は月間検索ボリュームが高く、上位表示させるのはなかなか難しいものです。その理由は、今のGoogleアルゴリズムでは、公共機関のサイトや大手企業の公式HPなどの情報に勝ることは容易ではないから。さらに不動産ジャンルでは、被リンクが集まる大手一括査定サイトがあらゆるワードの上位を独占している傾向にあります。

そのため、これから不動産サイトを構築していく場合には、Googleに評価されるサイト設計をするとともに、穴場のワードをコツコツ取っていくことが、集客につながる現実的な戦略といえるのです。

不動産サイトにとっての「穴場のワード」とは?

では「穴場のワード」とはなんなのかというと、まずはペルソナの「悩み」に則したワードです。

「悩み」に即したワードを狙うメリット

不動産売買にいたるまでや売買中に感じる悩みとは、たとえば「住宅ローン 払えない」「家 売れない」などがあげられます。

住宅ローンが払えない人は、結果として任意売却を選択することになるかもしれませんが、両者のワードの月間検索ボリュームには大きな差があります。

任意売却:6600
住宅ローン 払えない:1600

いずれも、2020年5月現在の月間検索ボリュームです。コロナ不況によって「住宅ローン 払えない」の検索数は今後、上昇していくことも予想されますが、現状のところ、「住宅ローン 払えない」の上位表示難易度は、「任意売却」と比較して圧倒的に低いです。

さらに「任意売却」と検索している人の中には、業界人や単に「任意売却ってなに?」と疑問を持っているだけの人も含まれますが、「住宅ローン 払えない」のワードで検索する人のほんとんどは、住宅ローンが払えなくて悩んでいる人。記事内で売却を含めた対応策を伝えることで、業務内容そのもののワードより問い合わせにつながりやすいといえるでしょう。さらに悩みに即したワードを狙うことで、「現時点では売買を考えていない」という潜在的な顧客をサイトに誘導することもできます。

業務内容に関するワードは地域名と組み合わせて狙うのがおすすめ

「任意売却」「買取」「空き家」などのビッグワードは、「+地域名」で狙っていくと上位に表示されやすくなります。

任意売却:6600
任意売却 東京:480
任意売却 大阪:260

「+地域名」を加えると、上記のように、ほぼどんなワードでも検索ボリュームは下がり、上位表示難易度も下がります。そもそも多くの不動産会社は、地域を限定して営業しているはず。日本全国に向けてPRする必要はないという企業がほとんどでしょう。そのため、狙ったワードで上位表示が取れない場合には、「+営業エリア」としてぺルソナを絞ってみるといいでしょう。

まとめ

不動産会社がSEOを意識したとき、ペルソナの悩みに則したワードや「ビッグワード+営業エリア」が狙うべき穴場ワードです。

しかし、ネット集客はSEOが全てではありません。SNS流入数やサイト内の周遊率を上げるためには、トレンドや営業エリアのお役立ち情報などを意識した記事を書いてみるのもいいでしょう。

不動産売買する人は、サイトやSNSから得られるイメージや雰囲気も、不動産会社を選定する上での重要な指標とするものです。SEO記事のみならず、担当者の人となりが伝わる記事や、経営者の想いが伝わるコンテンツ作りにも同時に力を入れるべきでしょう。

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