スター・マイカの全体の売上と利益
直近3期の売上高と営業利益は以下のとおりです。
売上高は482億1,000万円と前期比130.7%となりました。営業利益は60億9,000万円であり前期比142.3%と好決算となります。
リノベーションマンション事業が強い需要を背景として大幅伸長し、売上総利益は過去最高更新をつづけています。
各四半期の業績は売上・営業利益とも前年同期を上回っており順調に推移しました。
スター・マイカのセグメントごとの売上
セグメントは次のとおりです。
1. リノベーションマンション事業
2. インベストメント事業
3. アドバイザリー事業
セグメント別業績ではリノベーションマンション事業の好調がはっきりとわかります。
スター・マイカの短期的な戦略
2023年11月期業績予想を次のように定めました。
・売上高502億6,000万円(前期比104.3%)
・営業利益52億1,000万円(前期比85.6%)
2023年11月期は中古マンション価格の上昇が一服すると予想しており、利益率の低下と人材の積極採用・育成による人件費増により、営業利益は前期比マイナスとなる見込みです。
*参考文献
https://www.starmica-holdings.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230113setsumei.pdf
スター・マイカの長期的な戦略
リノベーションマンション事業の入り口部分となるマンション購入に関しては、以下3つの戦略によりすすめていきます。
1. 「オーナーチェンジ物件」を中心とした購入戦略を継続する
2. 高価格帯物件やコンパクトタイプ物件の購入を拡大し多様なニーズに対応する
3. 流動性や利便性の高い市街地エリアの物件を中心に購入する
以上の戦略にもとづき2025年11月期には1,800戸の購入を計画しています。
*参考文献
https://www.starmica-holdings.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230113setsumei.pdf
スター・マイカの最近のトピックス
スターマイカは『 “作る” から “活かす” 社会の実現』を企業理念としており、ステークホルダーへのコミットメントを明確化させる上で、ESGに対する開示を予定しています。
具体的には今月末に同社の「ESGホームページ」にて公開する予定ですが、2023年以降の目指す姿として「サステナビリティ」視点でのブランディングが、リノベーションマンションの課題と捉え、業界全体の取組を主導する立ち位置を目指します。
これまでは「低価格+高品質」といったイメージでしたが、今後は「低価格+高品質+サステナビリティ」のイメージ確立を目指していきます。
*参考文献
https://www.starmica-holdings.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230113setsumei.pdf