And Doホールディングスの全体の売上と利益
直近3期の売上高と営業利益は以下のとおりです。
売上高は495億5,200万円と前期比19.7%増となり過去最高を更新しました。
営業利益は31億7,600万円と前期比10.6%増のこれも過去最高を更新しています。
四半期ごとでは2Qにおける増収が貢献しています。
And Doホールディングスのセグメントごとの売上
セグメントは以下の6事業です。
- フランチャイズ事業
- ハウス・リースバック事業
- 金融事業
- 不動産売買事業
- 不動産流通事業
- リフォーム事業
セグメント別売上高では「ハウス・リースバック事業」と「不動産売買事業」の成長が見て取れ、セグメント利益は「ハウス・リースバック事業」が前期比89%増となっています。
And Doホールディングスの事業基盤はフランチャイズ加盟店数の増加が重要ですが、2022期に落ち込んだ加盟店は累計加盟店舗数・累計開店店舗数ともに2023期に増加しています。
ハウス・リースバック新規取得件数は順調に伸びており、累計保有物件数の増加および売却件数の増加は売上高増加に貢献しています。
And Doホールディングスの短期的な戦略
2024年6月期の業績予想が発表されました。
- 売上高:573億7,000万円(前期比15.8%増)
- 営業利益:36億円(前期比13.3%増)
- 経常利益:36億円(前期比7.2%増)
セグメント別業績予想は以下のとおりです。
セグメント | 売上高 | 対前期比 | 営業利益 | 対前期比 |
フランチャイズ事業 | 3,535 | +10.0% | 2,250 | +9.5% |
ハウス・リースバック事業 | 24,683 | +10.7% | 3,350 | +3.1% |
金融事業 | 530 | +0.9% | 120 | +3.3% |
不動産売買事業 | 25,039 | +25.9% | 2,220 | +24.6% |
不動産流通事業 | 1,686 | -6.7% | 500 | -8.4% |
リフォーム事業 | 2,530 | +0.0% | 220 | +0.8% |
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3457/tdnet/2330464/00.pdf
And Doホールディングスの長期的な戦略
中期経営計画(2023年6月期~2025年6月期)の進捗状況は以下のとおりであり、売上高および経常利益は2025年6月期の計画達成がほぼ確実と見られます。
2023年6月期 | 2024年6月期 | 2025年6月期 | |||
中期計画 | 実績 | 中期計画 | 予想 | 中期計画 | |
売上高計画 | 457億円 | 495億円 | 484億円 | 573億円 | 518億円 |
経常利益計画 | 33億円 | 33億円 | 36億円 | 36億円 | 40億円 |
売上高達成率 | 108% | 118% | ― | ||
経常利益達成率 | 100% | 100% | ― |
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3457/tdnet/2330464/00.pdf
And Doホールディングスの最近のトピックス
2023年7月26日、 And Doホールディングスは、奄美大島にてIoTを活用した宿泊体験ができる施設「LUXE TECH VILLA ASHITOKU(ラグジュテックヴィラ芦徳)」のオープンを発表しました。
同施設はツイン8室、フォース4室の完全無人施設です。
チェックインはスマートフォンやタブレットにより行い、室内の設備は声による操作が可能です。
同社は2016年に京都において町屋を借上げ旅館事業に参入しており、今後は「LUXE TECH VILLA」をシリーズ化して提供していく模様です。
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3457/tdnet/2314818/00.pdf
https://www.housedo.co.jp/and-do/news/2016/20160516_2.html