不動産業界は他業界と異なり、フルコミッション制度(完全歩合)を導入している企業の割合が比較的多い業界です。
ご存知の方も多いと思いますが、フルコミッション制度とは「基本給は0円、営業のインセンティブで毎月の給料が決まる」ことです。※詳しい説明は省略します。
毎月高い水準で売り上げることができる営業マンであれば、フルコミッション制度はとにかく稼げる制度といっても過言ではありません。
しかしフルコミッションで売上が立てられて、毎月高い給与を貰えるのであれば、
と考える営業マンも少なくありません。
そこで今回はフルコミッションと独立ってぶっちゃけどんくらい違うの?という点についてご紹介していきます。
Tips
不動産業界の「フルコミッション」と「独立」の大きな3つの違い
①初期費用
不動産業界は比較的独立しやすい業界ではありますが、独立起業しようと思ったら、非常に大きな金額を支払う必要があります。
- 事務所(敷金・礼金)
- 通信設備・OA機器
- 営業保証金
- 法人登記費用
- その他雑費
- など
合計すると500万円近い、もしくはそれ以上の金額を用意しなければなりません。
一方フルコミッション制の会社で働く分には、面接時の交通費くらいしかかかりません。
自分の営業力を試したいという方は、まずはフルコミッション制の会社で働いたほうが、初期投資も少なく失敗のリスクがないのでおすすめです。
②事務処理
フルコミッションの会社の場合、営業マンは全力でお客様と会い商談し、売上を立てるのが仕事で、事務処理は事務さんにお任せという会社がほとんどです。
事務処理は非常に細かく面倒なことが多いので、事務が苦手な営業マンも多いと思いますが、独立・起業となったらそうもいってられません。
- 書類作成
- 営業
- 商談
- テレアポ
- 追客メール
- 事務処理
- 確認作業
などなど。
事務作業を含めたすべての仕事を一人で行わなければなりません。
事務さんを雇うとなったら当然人件費もかかってきますね。
事務さんの存在は「フルコミッション」と「独立・起業」の大きな違いのひとつといえるでしょう。
③ネームバリュー
フルコミッション制と独立ではネームバリューも非常に大きく違います。
フルコミッション制の会社に勤めた場合は、当たりまえですがその会社の名前を使うことができます。この会社のネームバリューはいかに地方の中小企業だったとしても少なからず地域の人に認知されていることがほとんどです。
しかし独立起業時の認知度はまったくの0です。
キツイ言い方をすると【信頼が0】なので、まったく相手にされない可能性すらあります。
不動産業界のフルコミッション制の会社で働くなら「独立支援」ありの会社で
フルコミッションの不動産会社に勤めたい方の中には、将来的に独立起業を目指している方も多いです。
せっかくフルコミッション制に就職・転職を希望するのであれば「独立支援」のある不動産会社に就職することをおすすめします。
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まとめ
不動産業界でよくある「フルコミッション制」と「独立」の大きな違いを3つご紹介いたしました。
- 初期費用
- 事務処理
- ネームバリュー
こうして見るとフルコミッションのほうがメリットが多いようにも思いますが、やはり自由度でいったらはるかに独立起業のほうが高くなります。
フルコミッションと独立どちらがいいということではないですが、この違いをしっかりと把握したうえで自分のキャリアを形成する必要があるでしょう。
- これから開業をしようとしている方
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