And Doホールディングスの全体の売上と利益
直近3期と2022期2Qの売上高と営業利益は以下のとおりです。
売上高および各利益は過去最高を更新しました。
・営業利益:17.9億円
・経常利益:17.4億円
通期計画に対する進捗率も順調に推移しています。
四半期ごとの売上高・営業利益も好調と言え懸念材料はありません。
And Doホールディングスのセグメントごとの売上
セグメントは下記の7つですが、小山建設グループ事業が他のセグメントに統合され、2022期3Qより6つに変更することが決定しています。
2. ハウス・リースバック事業
3. 金融事業
4. 不動産売買事業
5. 不動産流通事業
6. リフォーム事業
7. 小山建設グループ
セグメント別売上高合計は対前年比19.0%のプラス、セグメント別利益合計は対前年比44.4%のプラスとなっています。
フランチャイズ事業では累計加盟店舗数が2021期末より微減となりましたが、下期以降の回復が見込まれています。
ハウス・リースバック事業は新規取得数および累計保有数が順調に伸びており、売上高および営業利益が前年同期比+5.3%および+4.7%と順調です。
And Doホールディングスの短期的な戦略
短期的戦略については前リポートと同様リバースモーゲージ事業に注目しますが、提携金融機関はさらに増加し31件となり、保証残高は70億円を超え71億7,900万円となっています。
リバースモーゲージはセグメント別での事業割合はまだ小さいですが、成長事業としての位置づけが確実視されます。
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3457/tdnet/2082237/00.pdf
And Doホールディングスの長期的な戦略
2022期は中期経営計画の最終年度であり、売上高および営業利益は上限値を達成できる見とおしです。
・営業利益:29億7,300万円~36億7,300万円
2022年1月1日より新社名「株式会社And Doホールディングス」と改め、以下の企業グループを形成します。
そのため本リポートからは社名を変更しています。
・ハウスドゥ住宅販売(フランチャイズ・不動産売買仲介)
・ピーエムドゥ(不動産賃貸仲介・管理)
・その他グループ会社(フィナンシャルドゥ・小山建設・京葉ビルド)
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3457/tdnet/2082237/00.pdf
And Doホールディングスの最近のトピックス
2022年1月3日、全国賃貸住宅新聞紙面にて、持株制の移行に伴い現在617店舗のフランチャイズ店を、2025年には1,000店舗を目指すと公表しました。
さらにアジアで5万店舗というビジョンも掲げ、壮大な構想を描いていることを明らかにしました。
2023期からスタートする「新中期経営計画」の発表が注目されます。
*参考文献
https://www.housedo.co.jp/and-do/news/2022/20220113.html