GAテクノロジーズの全体の売上と利益
直近3期の売上収益と営業利益は以下のとおりです。
売上収益は1,135億6,900万円と前期比52%の増加、営業利益は10億2,800万円と前期より大幅な増益となりました。
また3Q時点の業績予想を上回り営業利益は期首予想よりも約10億円の増益となっています。
四半期ごと業績では売上収益が過去最高の358億9,400万円となりました。
GAテクノロジーズのセグメントごとの売上
セグメントは以下の2つを設定しています。
・RENOSYマーケットプレイス
・ITANDI
RENOSYマーケットプレイスは中古マンション投資販売実績が3年連続ナンバー1となり好調です。
ITANDIは電子入居申込サービスの利用が2年連続ナンバー1となりました。
主要事業である「RENOSYマーケットプレイス」の業績指標となる「RENOSY会員数」は順調に増加し、325,034人となりました。
GAテクノロジーズの短期的な戦略
2023年10月期業績予想を発表しました。
・売上収益:1,455億円、前期比28.1%増
・事業利益:16億円、前期比54.8%増
来期より業績目標を「営業利益」から「事業利益」に変更しています。
2023年10月期の成長戦略としては、新規事業の一部を除いて売上およびマーケットシェアを拡大させます。
そのための投資やM&A戦略強化のための人員増強、そして経営資源の選択と集中により余剰コストの発生を回避します。
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3491/tdnet/2215691/00.pdf
GAテクノロジーズの長期的な戦略
住信SBIネット銀行との協業により同銀行の「NEOBANK®」機能をRENOSYに組込み、顧客に対する不動産×テクノロジー×金融の新たなサービスを提供します。
「NEOBANK®」サービスを利用するパートナー企業に対してのRENOSY活用はもちろん、さらに顧客へのRENOSYによる金融サービス提供は顧客との接点を高め、ナーチャリング活用と顧客体験向上に寄与し、顧客1人あたりの取引件数の増加を図ることができます。
*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3491/tdnet/2215691/00.pdf
GAテクノロジーズの最近のトピックス
全日本不動産協会の会員支援情報システム「ラビ―ネット」は、2023年4月19日より大幅リニューアルされた「ラビ―ネットBB」を提供することとしました。
この新システムに「ITANDI BB」が採用され、全日会員および非会員の垣根がなく取引機会の拡大が可能になります。
また全日会員は「ラビーネットBB」の利用により、物件確認、内見予約、入居申込、家賃債務保証会社審査、重要事項説明、契約の一連の業務を一気通貫で行うことが可能になります。
*参考文献
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000014691.html