RENOSYから紐解く物件名情報を中心としたSEO戦略とは?

今回は、物件名に関するSEO対策のポイントを「RENOSY」という不動産テック総合サービスが実践したSEO対策事例をもとにご紹介します。
念のための説明として、SEOとは、Search Engine Optimization の略。
「検索エンジン最適化」のことを意味します。

Webサイト運営者が行うサイト改善策の一つで、Web検索サイト(検索エンジン)の検索結果リストの上位に表示させるために様々な工夫を行うことを指します。
SEO対策を適切に行うことによって、ユーザーが自社のサイトを見つけることを促し、情報をきちんと届けることができます。

この記事では

・「RENOSY」とは
・「RENOSY」に学ぶ物件情報に関するSEO対策

についてまとめていきます。

「RENOSY」とは

概要

「RENOSY(リノシー)」は株式会社GA technologies(ジーエーテクノロジーズ)が運営する、住まいにまつわる全ての体験をオンラインで、そしてワンストップで提供する不動産テック総合サービスです。
ちなみに株式会社GA technologies社は「DX銘柄2020」「DX銘柄2021」と2年連続で選定されており、数ある不動産テック企業の中でも代表的な一社として注目を集めています。

RENOSYは「住まい探しと資産運用を、もっとカンタンに。」をコンセプトに、リアルとテックを融合させた高品質なサービスの提供を推進しており、住まいを「借りる」「買う」「売る」「貸す」「リノベーションする」、そして不動産に「投資する」を自社で一気通貫で提供する不動産情報サイトを運営しています。

それぞれのサービス内容

具体的なそれぞれのサービスは以下の5つです。

①住まいを借りる

東京23区内の高級マンションを厳選して掲載。
物件をよく知ってもらうため、3D動画を用いたウォークスルー動画や実際に住んだことある人から集めた口コミなどRENOSY独自の情報が掲載されています。

参照:RENOSY RENT
https://www.m-standard.co.jp/rent-s/

②住まいを買う

都内の物件を中心に掲載しており、RENOSY編集部によるマンション取材記事や口コミなど情報が豊富です。
また、リノベーションも考えているお客様にはそのまま弊社で対応しており理想の住まいの実現をサポートしています。

参照:RENOSY BUY
https://www.m-standard.co.jp/buy-s/

③住まいを売却する

「オープンで透明な不動産売却・査定を」。をコンセプトに広告効果の最大化、購入オファーのプッシュ通知機能、予約制オープンルーム手法など、高値・早期売却を実現する独自の仕組みやAIを活用した高精度のオンライン価格査定機能を用いて顧客の住まい売却のサポートをしています。

④住まいを貸す

高級賃貸物件のWeb集客力を活かし、借主様を早く見つけることができるRENOSYの賃貸管理サービスです。
また、売却・賃貸両方を1社で対応することができたり、リロケーションなどの短期貸しにも対応しています。

⑤不動産に投資する

不動産を通じた資産形成のサービスです。
データに基づいた提案と経験豊富なエージェントのサポートにより、投資の検討からその後の管理に至るまで、不動産×テクノロジーによる不動産投資を提供しています。


参照:RENOSY INVEST
https://www.renosy.com/asset?_ga=2.43125292.882394740.1647892007-761339271.1647892007

「RENOSY」の特徴

RENOSYは上記5つのサービスを展開しており、2021年12月時点では、会員数23万人以上、月間PV数378万以上、東京都心の建物は15万棟以上と非常に大きなポータルサイト、Webメディアとなっています。
住まいにまつわる全ての接点でRENOSYを通して完結するので、サービスを行き来して利用できることは顧客のベネフィットであり、特徴です。

東京都心の建物が15万棟以上という数字は、いわゆるSUUMOや三井のリハウスといった大手ポータルサイトと同等の規模です。
加えて、物件情報の更新を自社で行なっているため、おとり物件のようなものはなく、今住める状態の物件がすぐに分かることもポイントの1つです。

「RENOSY」に学ぶ物件情報に関するSEO対策

RENOSYが実施したこと

不動産業界において物件名に関するSEO対策で重要なことは、

・人気物件の情報が網羅されているか
・その情報が深度が深いか

というこの2点です。

不動産業界の検索市場において、ユーザーは一般的に

・スペック検索
・エリア検索
・物件名検索

この3つのジャンルの中から物件情報を調べることがほとんどです。

1つずつ例を上げてみますと

【スペック検索】
「広尾 1LDK 駅チカ 新築」など、希望する物件条件から検索する方法です。

【エリア検索】
「広尾 広尾駅 白金駅」など希望のエリアや駅名など場所の条件から検索する方法です。

【物件名検索】
「広尾ガーデンヒルズ」など、住みたいマンションが決まっていて、物件名を指名で検索する方法です。

この物件名検索は近年都心部になるほど、いわゆる「ブランドマンション」や「ランドマークマンション」と呼ばれる人気マンションの需要が高く、「このマンションに住みたい!」という人々の欲求が顕著です。

今回、記事のタイトルにもあるように、物件名情報を中心としたSEO戦略についてこの記事でRENOSYを取り上げたのは、人気マンションの物件名検索ボリュームにいち早く目をつけ、それを機軸にSEO対策を強化したパイオニアだからです。
RENOSYはブルーオーシャンだった物件名検索の市場を開拓し、検索順位を大きくあげることに成功しました。

参照:RENOSY RENT
https://www.m-standard.co.jp/rent-s/

RENOSYが物件名対策において取り組んだことは、都心部のランドマークマンションの物件情報や写真の網羅性を高め、そしてそれらの情報の深度を担保したことです。
そのようなページを徹底的に作ったことによって物件名で検索したときに検索上位に上がってくるwebサイトとなりました。

不動産中小企業が取り入れられること

ではRENOSYが取った物件名SEO戦略を実際に私たちはどのように活かすことができるでしょうか?
ぜひ実践してみてほしいと思うのは、商圏エリアにある「このエリアといったらこの物件!」というような象徴的な物件に対して物件名SEOを意識した記事コンテンツを作ってみるというものです。
または、その物件名に紐づく関連するキーワードを使って記事を作成することもおすすめです。

ここでポイントなのは物件購入に限った内容だけではなく、賃貸も含めてコンテンツを作成することです。
そうすることで、その物件に対する関連キーワードの網羅性を高めていくことができます。
物件購入を前提とした記事だけを作ってるケースはよくありがちですが、例えば賃貸で入居してから購入するという人もいれば、逆に購入してから賃貸で貸し出したいと思ってインターネット検索する人もいます。

様々なニーズが物件名には紐づいてくので、物件名対策するときに大切なのは想定されるニーズを広くしてSEOワードをとりにいくという戦略です。
物件名の場合は、想定されるニーズによってテールまで含めたキーワードの種別がたくさん作れるのでSEO対策の幅が広がる=記事のバライエティがたくさん作れるといったメリットもあります。
そうするとSEOとして戦略的に上に検索上位を狙いやすく、他の企業に上位を勝ち取りやすいページになっていきます。

まとめ

今回の記事では、物件名対策というブルーオーシャンを狙ったRENOSYのSEO戦略についてまとめました。
不動産業界の検索市場における3大要素の1つ「物件名検索」は顧客の様々なニーズに紐づいたキーワードで記事コンテンツを作成することが可能です。
ぜひ商圏エリアにある象徴的な物件名やそれに関連するキーワードを使って、物件情報の網羅生と深度を意識したコンテンツ作りに注力してみてはいかがでしょうか。

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