飯田グループホールディングスの売上・戦略は?2022-2Q

飯田グループホールディングスの全体の売上と利益

直近3期と2022期2Qの売上収益と営業利益は以下のとおりです。

飯田グループホールディングス,売上

売上収益は6,829億6,400万円となり計画に対する進捗率が46.5%、営業利益は857億4,600万円と進捗率67.0%に達し四半期ベースで最高益となる好調ぶりをみせています。

飯田グループホールディングス,売上

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2022期に入り戸建分譲事業の平均価格が上昇、売上総利益率の向上が営業利益を押し上げています。

飯田グループホールディングスのセグメントごとの売上

事業別のセグメントは以下のとおりとなっています。

・戸建分譲事業
・マンション分譲事業
・請負工事事業
・その他事業

飯田グループホールディングス,売上

飯田グループホールディングス,売上

主要事業は戸建分譲事業であり、売上総利益率の上昇が注目されます。
逆に請負工事の利益率が低下しています。

飯田グループホールディングス,売上

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飯田グループホールディングスの短期的な戦略

2021年春からおきているウッドショックの影響は、1Q決算説明時点では4Q販売決済分から売上原価に影響が出始めるだろうと見られていましたが、9月買付交渉時の欧州材の価格が減少に転じており影響はすくないと見られます。
逆に国産材の供給不足はつづいており、合板の調達に影響がでるとみられています。

*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3291/ir_material_for_fiscal_ym/108331/00.pdf

飯田グループホールディングスの長期的な戦略

第3次中期経営計画が発表され2022年3月期から2024年3月期の3年計画が明らかになりました。

基本戦略として2つの柱と7つのテーマを掲げています。

1. コア事業の競争力強化(対象事業は戸建分譲)
・ 規模の拡大を図り利益重視による成長を目指す
・ 人生100年時代に向けたビジネスモデルを強化する
2. 事業ポートフォリオの拡大(対象事業はマンション分譲、注文住宅、メンテ・リフォーム、その他事業)
・ マンション分譲と注文住宅事業の競争力を強化する
・ メンテ・リフォーム事業においては60万棟以上の顧客基盤を収益化させる
・ インドネシア、ロシア、フィリピンなどでの事業基盤を確立させる
・ 既存事業のバリューチェーンを強化する
・ 収益不動産ビジネスなどのストック事業を拡大させる

業績目標は2024年3月期で次のように設定しています。

・売上収益:1兆7,200億円
・営業利益:1,650億円~1,720億円

*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3291/ir_material_for_fiscal_ym/110614/00.pdf

飯田グループホールディングスの最近のトピックス

飯田グループはロシア沿海地方で木材加工工場の操業を開始しました。
2014年に現地法人「ファーストウッド・プリモリエ(現在の飯田グループ RUS)」を設立し、木材製品の輸出拠点となるシベリア鉄道引き込み線を所有する港湾企業隣接地に木材加工場を建設していました。

2021年8月に工場が完成し試験稼働を開始しており、極東ロシアの豊富な森林資源の有効活用と沿海地方の産業育成を図るロシア政府の政策にも合致したプロジェクトとして位置づけられています。

*参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3291/announcement2/73921/00.pdf

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