【2023年上半期 一括査定サイト 訪問査定率ランキング】前年の年間ランキングからの変化は…?

弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しています。

直近の5月ではついに月間の対応件数が3,000件にまで達しており、日々多くの架電業務を代行しています。

本記事では、2023年上半期に対応した19,000件以上の査定について集計を行い、最も訪問査定率が高かった一括査定サイトを発表いたします。

弊社で対応している実績については毎月公表をしていますが、ある程度まとまった期間の数値を見ていくと「各媒体の傾向」がより見えやすくなっていますし、前回の『2022年 上半期ランキング』からどのような変化があったのかを見ることで、それぞれの運営元の方針転換などにも半年を通して推測ができますので是非ご一読ください。

2023年上半期 最もアポ率の高かった媒体は・・・

 

訪問査定,アポ率

※集計期間:弊社の年末年始休業期間を除く2023年1月4日~2023年6月30日
※総査定数:19,157件
※集計対象媒体:集計期間内の対応件数が300件を超えるもの
※括弧内の数字:2022年上半期ランキング結果との対比
※集計対象エリア:日本全国

※訪問査定率=弊社がアポを取得した訪問査定数/弊社が対応可能な査定件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)
※キャンセル率=お客様が査定そのものを辞退された件数/弊社が受信した査定全ての件数
(権限のない他人など、お客様のご要望に関わらず査定ができない案件も分子に含む)
※査定数=弊社が受信した査定全ての件数

訪問査定率 第1位 「LIFULL HOME’S」

LIFULL HOME’S

昨年に引き続き訪問査定率第1位は、「LIFULL HOME’S」でした。

やはり「LIFULL HOME’S」は強いですね・・・

今年は、28.5%と昨年比よりも-2.9%下がりましたが、訪問査定率が約3割という脅威の実績です。

キャンセル率では、査定件数が増えている中で一桁台の5.8%と昨年比よりも減少し、第2位という結果となりました。

毎月の対応実績レポートでは、訪問査定率20%以上・キャンセル率10%以下の実績をキープしています。

年間を通して数字の安定性もあり、理想的な集客品質であると思います。

しかし、昨年と同様に「確度の高い顧客」をしっかりと狙えている反面、件数の確保は難しい傾向にあります。

反響エリアを広めに設定する・他媒体と併用して利用するなど工夫が必要になるかと思います。

訪問査定率 第2位「すまいステップ」

すまいステップ

訪問査定率21.5%と20%超えの「すまいステップ」が、2位に浮上しました。

昨年比-5%ほど減少はしましたが、20%台をキープしているのは素晴らしいと思います。

すまいステップは大手査定サイト「イエウール」と同じ運営会社ということもあり、集客力が優れています。

20%超えの実績から、集客品質を保ちつつ、「確度の高い顧客」の送客を行えているといえると思います。

今回のランキング結果より、第1位の「LIFULL HOME’S」に匹敵する注目したい査定サイトの一つです。

訪問査定率 第3位「SUUMO」「HOME4U」

SUUMO,HOME4U

第3位は、「SUUMO」「HOME4U」19.6%と同率の結果となりました。

まずは、「SUUMO」について。

昨年と同様に今年の上半期も「キャンセル率の低さNO.1」の実績を出しています。

昨年比+300件近く件数が増加している中で、キャンセル率が3%台・・・驚きです。

弊社では「電話番号の記載がある反響」のみ対応していますが、電話番号の記載がない反響を含めるともう少し件数はありそうですね。

また、不動産会社様からは、電話番号の記載がない反響でもメールの返信率は高いと伺っています。

反響件数自体は、少ない傾向ですが顧客への連絡をしっかりと行えば案件化に繋がる可能性が高い媒体だと思います。

次にHOME4Uについて。

昨年は訪問査定率第4位という惜しい結果でしたが、今年は第3位に浮上しました。

弊社では、毎月各媒体の数字を分析しておりますが、

HOME4Uは、年間を通して訪問査定率・キャンセル率・査定件数が最も安定している媒体だと考えています。(時期要因で数字の変動はあります)

大きく数字が下がる・上がる等が比較的少ないため、安定を求めている不動産会社様にはマッチしている媒体だと思います。

番外編 マンション特化の媒体「マンションナビ」

昨年の上半期ランキングでは惜しくもランキング外となっていた「マンションナビ」が、第8位に入りました。

マンションナビとは、名称の通りマンション専門の一括査定サイトで、マンションの反響だけほしい・マンションだけ対応しているなどの不動産会社様にピッタリの媒体になります。

訪問査定率では、10.8%と10%台の数字で着地しています。

件数では、約400件と昨年1年通した合計件数402件に半年間で達しています。

件数が増えた要因としては、ミカタ社サービスの利用社が増加したこともあげられますが、近年中古マンションの価格が上昇していることや全国各地でマンションの需要が高まっていることも関係しているのではないでしょうか。

また、売買仲介が初めての不動産会社様では、まず初めはマンションから取り組んでみる方もいるようです。

マンションから始めてみる・マンション特化で取り組んでいきたいなどお考えの不動産会社様には欠かせない媒体であると思います。

まとめ

あっという間に半年が経過しました・・・年々、早く感じています(笑)

今回は、昨年と比較して解説させていただきました。

昨年との変化では全体的に査定件数が増えており、多い媒体だと6,000件超えと驚きの件数でした。

また訪問査定率では、10%台を超える実績の媒体が多く、今後は反響の質にはほぼ大差がない状態になるのではないかと予測しています。

弊社では毎月、媒体毎に対応実績の数字と解説について公開しておりますので、月次毎の数字も見ていただき媒体の傾向などを見ていただければと思います。

次回は、年明けに下半期ランキングと年間ランキングを公開する予定です!

媒体・一括査定に関するご相談などございましたらお気軽にミカタ社までご相談くださいませ。

皆様のお役に少しでも立てることができれば幸いです。

NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】

毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。

都道府県別データサンプル

レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。

レポートに記載されている項目は以下の通りです。

媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/

こんな方におすすめです。
  • 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
  • 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
  • これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。

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