不動産業界でご活躍のあなた、こんにちは。
株式会社レコの梶本幸治です。
今回は「知り合いのベテラン不動産営業担当を、ウチの会社へ呼ぼうと思いますがどう思いますか?」というお悩みを取り上げます。
いまでこそ不動産会社も様々な求人媒体を用いるようになりましたが、ひと昔ふた昔前までの不動産求人といえば職安(ハローワーク)か知り合いに声をかけるかという方法が主流でした。
今回のご質問者様のように「知り合いのベテラン不動産営業担当を、ウチの会社へ呼ぶ」という方法で人材採用している不動産会社は今でも沢山いらっしゃるでしょうが、昔に比べると随分と少なくなった印象を私は持っています(あくまで私の感覚であり、なにか統計に基づくものではございませんが…)。
このコラムをご覧下さっているあなたも、求人媒体を利用される不動産会社が増えているように感じませんか。
景気の悪いころはなかなか求人も無く、不動産会社の社長さんの中にはハローワークからのお問い合わせに対し「ウチの会社で雇ってやる」という上から目線で求職者に接する方も少なくありませんでしたが、今ではご存知のように求人を出してもなかなか良い方にお越し頂く事が難しくなっています。
つまり本来ならば、競争の激しい求人媒体ではなく、知り合いに声をかけて入社頂くほうがコストも抑えられ確実なように感じますし、今の時代にマッチしているようにも感じますよね。
しかし、現実は媒体を使って求人を募集する不動産会社が増えています(何度も申し上げますが、あくまで梶本の個人的な感覚ですが…)。
では何故、「知り合いのベテラン不動産営業担当を、ウチの会社へ呼ぶ」という手法を採用される不動産会社が減ったのか、その理由を少し考えてみましょう。
媒体を用いて積極的に求人を行っておられる不動産会社の社長にお聞きすると、次のような事をおっしゃる方が多いように感じます。
このようなご意見、不動産業界歴が長い方は何度も何度も見てきた光景では無いでしょうか。
人間関係がしっくりこなくなると、社長側は「他社にいる時はもっと仕事が出来そうな感じだったのに、あれはハッタリだったのかよ。給料払ってんだからしっかり働けよ。」って思ってしまいますし、雇われている営業側も「外から見ていたら包容力ありそうな人物に見えたけど、仕えてみると細かい奴だな。あんな社長の下じゃ私の実力は発揮できないな」って感じになってしまいます。
なまじっか知り合いだっただけに、亀裂が入った時の人間関係修復は難しいのかも知れません。
この「知り合いのベテラン不動産営業担当を、ウチの会社へ呼ぼうと思いますがどう思いますか?」というご質問に対して、私は基本的に反対の立場です。
一歩譲って知り合い若手営業担当を採用するなら、まだ検討の余地はあるかも知れませんが、ベテランさんはやはり「今までの色」が付きすぎており長い目で見た場合、この点が気になってしまうのではないでしょうか。
ハローワークの利用や知り合いの採用が駄目だとは申しませんが、我々不動産業界も求人にしっかりと予算をかけ、自前の社員教育を考える時期に来ていると私は思います。
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