レオパレス21の売上・戦略は?2022-2Q

レオパレス21の全体の売上と利益

直近3期および2022期2Qの売上高と営業利益は以下のとおりです。

レオパレス21,売上

当四半期において営業利益が約8億円、純利益は約6億円となり、黒字転換となりました。
詳細は後述します。

レオパレス21,売上

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四半期ごとの売上高は2021年度に入り下落率が小さくなってきており、下げ止まり感があります。
営業利益の回復は後述のとおり別の要因がありました。

レオパレス21のセグメントごとの売上

セグメントは賃貸事業、シルバー事業、その他と区分していますが、現在は賃貸事業がメイン事業となっており、各セグメント事業に特筆すべき変化はありません。

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レオパレス21の短期的な戦略

前リポートでも着目しましたが本リポートでも、属性別契約戸数シェアと法人契約比率について着目します。

レオパレス21,売上

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属性別契約戸数シェアは1Qより法人が微減、個人は増加がみられますが学生は微減です。
合計では微増となっており法人シェアはまだ横ばいですが、法人契約減少率は下げ止まり感がみられます。
新型コロナのオミクロン株という新たな懸念が生まれていますが、経済活動の正常化へ向けた流れはつづくと考えられ、2022期目標は達成可能性が高いと言えるでしょう。

※参考文献
https://www.leopalace21.co.jp/ir/library/pdf/2022/2Q/daini_ppt.pdf

レオパレス21の長期的な戦略

業績回復の重要テーマは「入居率向上」です。
2022年2Q時点での入居率は約81%となっており、2022期末で85.7%を目指しています。

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2023年3月期では約91%の計画としており、2023期4Qでの入居率回復が至上命題となります。
そのための施策として次の3つに注力していく予定です。

1. 全国拠点を7つのエリアに分け、各エリアに責任者を置く「エリア戦略」を採り、エリアごとの特性に応じた戦略・プロモーションを実施する、加えてエリアごとの収支管理をおこない入居率の改善を図る
2. 法人顧客に対する社宅戦略のブレーンとしての地位を確立し個社別の戦略を推進する、加えて社宅代行業者との協業体制を推進する
3. 大手仲介業者との連携を図ることおよび、フォートレス・インベストメント・グループ傘下のビレッジハウスとの協業を図り、仲介業者への営業活動を強化する

ビレッジハウスとの協業は2020年11月の、フォートレス・インベストメント・グループよりの資金支援時に見込まれていたもので、業績回復への切り札となるのか注目です。

※参考文献
https://www.leopalace21.co.jp/ir/library/pdf/2022/2Q/daini_ppt.pdf

レオパレス21の最近のトピックス

当四半期において純利益が黒字転換となりました。
要因はすべての費用見直しと削減がすすんだことと入居率の向上により、空室損失引当金25億円の戻入れなどがあったことです。
さらに施工不備物件の補修工事において、一括発注と工法変更による工事単価低減が功を奏し、補修工事関連損失引当金戻入額約33億円を特別利益として計上する見込みとなりました。

この結果、2022年3月期通期予想を次のとおり修正しました。

・売上高:3,873億円→3,862億円
・経常利益:△29億円→△28億円
・純利益:△41億円→3億円

※参考文献
https://www.leopalace21.co.jp/ir/news/2021/pdf/1108.pdf

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