レオパレス21の売上・戦略は?2023-4Q

レオパレス21の全体の売上と利益

直近3期の売上高と営業利益は以下のとおりです。

レオパレス21,売上,2023

売上高は4,064億4,900万円と前期比ではプラスも計画に対しては98.9%となりました。

営業利益は98億7,900万円と前期比では大きくプラスとなりましたが計画に対しては84.4%となりました。

レオパレス21,売上,2023

レオパレス21,売上,2023

四半期ごとの業績では売上高および営業利益が、すべてのQで前年比を上回っており営業CFが5期ぶりにプラスとなっています。

大見出し レオパレス21のセグメントごとの売上

セグメントは以下の3セグメントになります。

  1. 賃貸事業
  2. シルバー事業
  3. その他

レオパレス21,売上,2023

セグメント別では賃貸事業が前期比プラス2.1%となりました。

レオパレス21の短期的な戦略

2024年3月期計画が発表されました。

  • 売上高:4,198億円(前期比133億5,100万円増)
  • 営業利益:139億円(前期比40億2,100万円増)
  • 経常利益:94億円(前期比28億7,400万円増)

平均入居率は87.2%と前期比2.54ポイント増を見込んでいます。

※参考文献
https://www.leopalace21.co.jp/ir/library/pdf/2023/4Q/kessan_ppt.pdf

レオパレス21の長期的な戦略

2025年3月期計画も同時に発表されています。

  • 売上高:4,322億円(前期比124億円増)
  • 営業利益:238億円(前期比99億円増)
  • 経常利益:201億円(前期比107億円増)

平均入居率を89.62%としており、施工不備物件の改修が鍵となります。

今後予測される改修戸数は約29,400戸ですが、2024年末までに明らかな不備の解消を目指すとしています。

※参考文献
https://www.leopalace21.co.jp/ir/library/pdf/2023/4Q/kessan_ppt.pdf

レオパレス21の最近のトピックス

これまで電子契約での手続きができなかった「連帯保証人契約」は、4月25日より電子契約が可能となり、個人入居契約のすべてにおいて電子契約対応となりました。

契約業務の電子化をはじめとした「不動産テック」の推進により、顧客への利便性の向上とさらなる業務の効率化が進み、より収益性の高い経営を目指します。

※参考文献
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000597.000005429.html

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