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とにかく忙し過ぎて時間がありません。何か良い解決策はありませんか?

今回は「とにかく忙し過ぎて時間がありません。何か良い解決策はありませんか?」というお悩みを取り上げます。

不動産売買仲介の営業担当は、とにかく忙しいですよね。

営業成績が上がっている時は、契約準備、契約、決済等の予定がガンガン入りますし、営業成績が低迷している時は、ポスティングに行ったり、案内をたくさん取ったりと、数字を上げるための施策で目の回るような忙しさです。

それから、来店客の応対、チラシやネット反響の対応、クレーム処理、現地への看板設置等々、売買仲介営業担当の仕事を上げていくと枚挙にいとまがないですね。

「とにかく忙し過ぎて時間がありません。何か良い解決策はありませんか?」と言いたくなる気持ちも理解できます。

しかし、この「忙し過ぎて時間がない」という台詞、成績が優秀な営業担当者からはあまり聞いた記憶がないのです。

確かに「梶本さん、ここ最近目が回るような忙しさです」とおっしゃる、成績優秀な営業担当者はいらっしゃいます。

しかし、「時間がない」という台詞は付いていないように感じるのですが、如何でしょうか。

「時間がない、時間がない」と常に言っている営業担当者は、どちらかというとやや営業成績が低迷している方に多いような気がします。

営業成績が低迷している方は、仕事の段取りもどことなく無駄が多く、結果的にどんどん時間が無くなり「忙し過ぎて時間がない」という台詞に繋がるのだと私は考えています。

では、「忙しい」と言っている成績優秀者と、「忙しくて時間がない」と言っている成績低迷者では何が違うのでしょうか?

ここで、私が出会ったある営業担当者のエピソードをご紹介します。

この営業担当者は年齢30代半ば、勤務している不動産会社はその県では№1の不動産取引件数を誇る会社で、彼は常に営業成績上位五名以内に入る敏腕営業マンです。

彼の会社へ私が訪問し、応接室で打ち合わせをしていると、度々事務担当の女性スタッフが入室され、彼にメモ書きを渡すのです。そのメモ書きを見た彼は「梶本さん。スミマセン2分ほど席を外します」といって応接室を出ていきます。

そんな事が1時間の打ち合わせ中に3回ほどありました。「随分と忙しいみたいだけどお客様が来店されてるの?」と私が尋ねると彼は次のように答えました。

「何度も中座してゴメンナサイ。契約が終わって決済がまだのお客さんが来られてたのです。ローンの申込書や印鑑証明などを持ってこられたので、受け取りに行っただけです。」

このお話を伺った時、彼がなぜ常に営業成績上位五名以内に入っているのか、その秘訣を見た思いが致しました。

営業成績が低迷している営業担当者は、ローンの申込書や印鑑証明を「お客様の自宅へ取りに行く」ものだと考えている方が多く、そのような姿勢が「お客様第一主義」だと勘違いしている方が沢山います。

しかし、今回ご紹介した彼は「お客様に持って来て貰う」ように誘導し、お客様もそのことに気分を害されている様子もないのです。実際、この彼は既契約者からの紹介案件が多く、お客様からの評価も高いのです。

つまり、「とにかく忙し過ぎて時間がありません。何か良い解決策はありませんか?」等と言っている営業担当は、何でもかんでも自分で抱え込み、他人を動かしたり(協力を得たり)、仕事の優先順次を付けることが出来ていないのでしょう。

そして、このように「能力が低いから、何でもかんでも自分で抱え込んでいるだけ」なのにも関わらず、「忙しくしている俺(私)って頑張っているなぁ!」とトンでもない勘違いをしてしまう事もままあります。

あなたが、「忙しい…しかし、時間は捻出出来ている」と感じておられるなら、ご自身のスタイルを今後も貫いて下さい。

しかし、「忙しい…時間がない」と感じておられるなら、もう一度ご自身の時間の使い方を見直してみましょう。きっと、無駄な動きが多いはずですから。

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