オープンハウスの売上・戦略は?2021-4Q

オープンハウスの全体の売上と利益

直近3期の売上高と営業利益は以下のとおりです。

オープンハウス,売上

売上高は8,105億円と前期比40.7%増、営業利益は1,011億円の前期比62.7%と大幅な増収増益になりました。

オープンハウス,売上

オープンハウス,売上

四半期ごとの業績においてもすべてのQで前年比プラスとなりました。

オープンハウスのセグメントごとの売上

セグメントは以下のとおり5つです。

1. 戸建関連事業
2. マンション事業
3. 収益不動産事業
4. その他(アメリカ不動産等)
5. プレサンスコーポレーション

オープンハウス,売上

オープンハウス,売上

セグメント別からは、プレサンスコーポレーションの連結化が好調な業績を牽引している状態が把握できます。
また戸建関連事業割合も縮小し、総合デベロッパーとしての地位を確立する勢いがみられます。

オープンハウス,売上

次に戸建関連事業の部門別売上高を確認します。

オープンハウス,売上

OHDの伸びは当然ですがホーク・ワンの伸びにも注目しなければなりません。

次に営業センターあたりの業績を確認します。

オープンハウス,売上

営業センター増加のスピードが速いため、1センター当たりの戸建関連事業売上高が低下傾向になるのはやむを得ないことです。

オープンハウスの短期的な戦略

2022期の業績予想は次のとおりです。

・売上高:9,200億円(2021期比13.5%増)
・営業利益:1,120億円(2021期比10.8%増)
・当期純利益:720億円(2021期比3.5%増)

セグメント別売上高は次の予想となっています。

・戸建関連事業:5,137億円
・マンション事業:620億円
・収益不動産事業:1,515億円
・その他:520億円
・プレサンスコーポレーション:1,408億円

*参考文献
https://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/m005-m005_07/20211112_1.pdf

オープンハウスの長期的な戦略

2023年9月期を最終年とする中期経営計画を、2021年11月に変更しています。
当初計画時からの変更推移は以下のとおりです。

オープンハウス,売上

2023年9月期で1兆500億円の計画であり、2021年9月期の当初計画からは165.6%アップの拡大を目指しています。
成長戦略としては国内実需で獲得した資本を3つのセグメントに投資する考えです。

1. 国内投資として収益不動産へ
2. アメリカ不動産などへのアウトバウンド投資
3. 日本国内のアジア系富裕層向けのインバウンド投資

そしてもう1つの戦略として掲げているのが、マンションデベロッパーを対象としたオープンハウス・アーキテクト(OHA)によるRC造マンション建設で、売上高100億円の規模を目指します。

*参考文献
https://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/m005-m005_07/20211112_1.pdf

オープンハウスの最近のトピックス

2020年11月オープンハウスとプレサンスコーポレーションとの資本業務提携契約のさいに予定していた、オープンハウス代表取締役荒井正昭氏のプレサンス社取締役就任について、2021年11月26日付けで荒井氏の取締役就任を取りやめとしました。
すでに荒井氏はプレサンス社の会長に就任しており、オープンハウスからは取締役の若旅孝太郎氏がプレサンス社の取締役としての兼任を継続することから、荒井氏の取締役就任の必要性がないと判断したようです。

*参考文献
https://openhouse-group.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20211126442010_P01_.pdf

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