【2024年下半期 一括査定サイト 訪問査定率ランキング】最もアポがとれる媒体は…?

弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間3,000件以上(2024年12月現在)の査定依頼への架電を代行しています。

本記事では、2024年下半期に対応した23,000件以上の査定について集計を行い、最も訪問査定率が高かった一括査定サイトを発表いたします。

また、2024年度のランキングより新たに「通電後訪問査定率」を追加いたしました。通電後の訪問査定率もご参考になれば幸いです。

前回の『2023年下半期ランキング』からどのような変化があったのかを見ることで、それぞれの運営元の方針転換なども1年を通して推測ができますので是非ご一読ください。

※参考までに昨年下半期のランキングは下記

2024年下半期 最もアポ率の高かった媒体は・・・

※集計期間:2024年7月1日~2024年12月27日
※総査定数:23,184件
※集計対象媒体:集計期間内の対応件数が300件を超えるもの
※括弧内の数字:2023年下半期ランキング結果との対比
通電後訪問査定率の対比は対象外
※集計対象エリア:日本全国

※訪問査定率=弊社がアポを取得した訪問査定数/弊社が対応可能な査定件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)
※通電後訪問査定率=弊社がアポを取得した訪問査定数/弊社が通電した件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)

※キャンセル率=お客様が査定そのものを辞退された件数/弊社が受信した査定全ての件数
(権限のない他人など、お客様のご要望に関わらず査定ができない案件も分子に含む)
※査定数=弊社が受信した査定全ての件数

訪問査定率 第1位「LIFULL HOME’S」

LIFULL HOME’S

2024年下半期 訪問査定第1位に輝いたのは、4年連続不動の1位「LIFULL HOME’S」です。

訪問査定率では、34.1%と前年比+2.2%のアップをしています。

通電後訪問査定率では、43.8%と4割超えの驚異的な数字です。

またキャンセル率においても、第2位の4.1%と前年と横ばいの結果ですが、-0.6%改善しています。

4年連続 第1位にランクインしていることから、安定して本気度の高い売却検討ユーザーを集客できていることがわかります。

しかしながら、査定件数については少ない傾向にあるため、査定件数を増やしたい場合は他サイトとの併用を推奨しています。

資料DLhttps://store.f-mikata.jp/lifull-homes/

訪問査定率 第2位「すまいステップ」

第2位にランクインしたのは、訪問査定率 前年比+10.1%と大幅にアップした「すまいステップ」です。
訪問査定率では31.7%・通電後訪問査定率では42.6%と第1位のLIFULL HOME’Sと並ぶ素晴らしい結果です。
キャンセル率では、前年10.0%から-2.3%の7.7%まで改善しています。

査定件数は前年と大きく差がない中、訪問査定率のアップとキャンセル率の改善から反響の質が前年よりも良くなっていることがわかります。
すまいステップは大手査定サイトのイエウールと同じ運営会社のため、イエウールの集客力を活かし、「理想的な集客品質」が確立できているのではないかと考えます。

資料DLhttps://store.f-mikata.jp/sumai-step/

訪問査定率 第3位「スーモ」

SUUMO

第3位にランクインしたのは、大手ポータルサイトの「スーモ」です。

訪問査定率では25.0%・通電後訪問査定率では34.9%と前年よりも+2.3%アップしています。

最も驚きなのが、キャンセル率です。

キャンセル率3.0%と各査定サイトと比較をしても、群を抜いた数字で着地しています。

スーモでは以前まで、査定依頼時に電話番号入力が必須ではなく任意入力でしたが、現在は必須の入力項目に変更がありました。

電話番号の入力を必須に変更した影響もあると思いますが、査定件数など落ち込むことなく集客できています。

なお、査定件数は少ないため他の一括査定サイトと併用して利用することを推奨しています。

まとめ

2024年下半期では、全体的に一括査定サイトからの送客数が減少傾向にありました。

実際に不動産会社様からも「いつもより査定件数が少なく、件数の確保が難しい」とご相談を頂くことが多くありました。

弊社サービスでの対応件数においても、10月頃から毎月約400件ペースで査定件数が減少していました。

査定サイト側では、広告市場の悪化により集客が厳しくなっているのではないか?と弊社では見解しています。

※特にアフィリエイト広告規制のコントロールが難しくなっている

下半期は査定件数の確保問題もあり、不動産会社様側で複数の査定サイトを利用し、1つの査定サイトに依存しない方法で集客数の安定化を図る対策を取り入れる動きが増えていました。

しかしながら、訪問査定率では大きなダウンはなかったので、売却検討ユーザーが減っているなどの心配はないと考えています。

2024年度年間ランキングも公開予定でございますので、公開までしばしお待ちいただけますと幸いです。

一括査定サイトに関するお悩み・ご相談などございましたら、お気軽にミカタ社までお問い合わせくださいませ。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】

毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。

都道府県別データサンプル

レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。

レポートに記載されている項目は以下の通りです。

媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/

こんな方におすすめです。
  • 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
  • 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
  • これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。

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