【2023年度に向けて】工務店受注を拡大させるWEB広告&SNS広告で短期的集客を上げる方法10選!

2022年も残すところあと1ヶ月となり、今年度の受注活動もラストスパートをかけている工務店も多いかと思います。

そこで2023年の新たなスタートに短期的な集客力を上げていくための手法について解説したいと思います。

地域からの短期的集客では、WEB広告とSNS広告の組み合わせが有効です。

広告の出稿前には、自社のホームページやInstagramのアカウントを準備することも大切です。

今回の記事では、他社に負けないように2023年度の集客をスタートダッシュできる広告の活用方法や、具体的な手法、戦略までご紹介したいと思います。

工務店集客ではWEB広告&SNS広告が有効

スマホ,画面,アプリ

工務店集客では、WEB広告とSNS広告の組み合わせが最も有効になります。

なぜならば、地域を絞って届けたいユーザーにダイレクトにリーチすることができるからです。

また、顕在的なユーザーに訴求できるため、ホットリードを獲得することが可能になります。

しかし、広告集客で失敗してしまう多くの原因は、順番が間違っていることが多いです。

例えば、まだ広告を出すべきタイミングではないのに広告を展開してしまったり、特に戦略を立てないまま広告を出してしまったりするパターンです。

正しいやり方として、まずはターゲットに「この工務店で家を建てたい」と思ってもらえるよう、ホームページやSNSのアカウントを作り込みます。

その上でWEB広告を出すことで、ようやく成果に期待できるようになります。

まずは広告の種類や、広告出稿前の準備について知っておきましょう。

工務店受注を拡大させる広告集客10選

アイパッド,スマホ

広告集客を始める前に、まずは選択肢を知っておくことが重要です。

事前準備の段階で8割が成功するか失敗するか決まります。

より多くの選択肢を知り、その中から自社に最適な方法を選ぶようにすれば、広告で成果を出しやすくなります。

今回は、オンライン広告・オフライン広告に分けて紹介しますので、事前知識を吸収してください。

オンラインの集客方法
● SNS広告(インスタグラム、フェイスブック、LINEなど)
● 動画広告(YouTubeなど)
● リスティング広告(Google、Yahoo!など)
● ディスプレイ広告(Google、Yahoo!など)
● リターゲティング広告(Google、Yahoo!、インスタグラム、フェイスブックなど)

オフラインの集客方法
● 折込チラシ
● ポスティング
● 交通広告
● フリーペーパー
● 看板広告

オンラインの集客方法5選

オンライン広告とは、インターネット上に広告を出稿する方法です。

一般的にはインターネット広告とも呼ばれています。

ネット上にアクセスしているユーザーに見てもらえるため、オフライン広告よりも多くのターゲットにアプローチできます。

一方、その分競合も多いため、じっくり戦略を練るのが大切です。

SNS広告

SNS広告とは、SNSのプラットフォーム上に広告を表示する方法です。

SNSは多種多様で、各媒体によって異なる特徴を持つため、自社のコンセプトに合った方法を選べば効果的に集客できます。

以下は、SNSプラットフォームの一例です。

種類 特徴
Twitter 拡散力が高い。ターゲティングの精度が高いため、ターゲットが明確な商品に向いている
Instagram ビジュアルでの訴求力が高い。ユーザーにインパクトを与えられ、記憶にも残りやすいが、ジャンルによって向き不向きが強い
Facebook 実名性のSNSなので、信憑性の高い広告を打てる。ビジネスパーソン向けの高額な商品を広告するのに適している
LINE 幅広い年齢層に広告を届けられる。拡散性はないため、地域密着型のサービスの紹介に向いている

工務店集客の場合、最もおすすめなのはInstagramです。

Instagramは画像がメインのプラットフォームですので、工務店が自社のデザインや施工事例などをアピールするのに適しています。

当記事でも、Instagramを使った集客方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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動画広告

動画広告は、テレビやタクシーなどで流れる広告全般で、ここではインターネット上で流れる動画広告のことを指します。

特にメジャーなのはYouTubeの広告です。

動画広告は他の集客方法と異なり、音や動きを表現できるため、ターゲットの印象に残りやすいのが特徴です。

しかし制作にコストがかかる上に、編集作業も必要になるため、きちんとプロに依頼する必要があります。

工務店なら、物件をざっと見渡したり、デザインの魅力を伝えたりするのに役立つでしょう。

◆関連コラム
【活用事例10選】工務店集客のためのYouTube導入から運用までの完全マニュアル

リスティング広告

リスティング広告とは、ユーザーの検索結果に応じて広告表示させる方法です。

例えば、化粧品についてよく検索しているユーザーに対しては、化粧品関連の広告が表示されます。

狙ったユーザーのみにアプローチできるため、質の高い見込み客が集まりやすく、さらにコストも抑えめなのが特徴です。

ただし、競合他社の数によってはコストが大きくなる可能性もあります。

工務店集客においては、住宅を建てたいと考えているユーザーのみにアプローチできるため、問い合わせにつながりやすいでしょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、アプリやサイト上に広告表示する方法です。

勘違いされがちですが、ディスプレイ広告は特定のプラットフォーム内にのみ表示されるもので、検索結果に表示されるものはリスティング広告と呼ばれます。

ディスプレイ広告なら、ターゲットに応じてさまざまな種類を選べます。

種類 特徴
キーワード 登録した検索キーワードに応じ、関連すると思われるサイトに広告を出す
トピック トピックを選択し、関連するページにのみ広告を出す
プレースメント 位置などを指定して広告を出す
インタレスト 行動履歴を元に、興味のありそうなユーザーにのみ広告を出す
ユーザー 性別や年齢などの条件を指定して広告を出す

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、自社サイトに一度訪れたユーザーに広告を表示させる方法です。

自社サイトに訪れたユーザーは、多少なりとも興味を持っている可能性が高いため、コンバージョン率が高くなるのが特徴です。

上手く活用すれば、競合他社に顧客を奪われずに済むでしょう。

ただし、対象となるのは一度サイトに訪れたユーザーのみです。

ホームページが完成されておらず、ほとんどアクセスを集められていない場合、出稿してもほとんど意味はありません。

すでにホームページが完成しており、集客方法に悩んでいる方向けだと言えるでしょう。

これら5つのオンライン集客を網羅するのは自社のみでは難しいです。

多くの工務店が外部の広告代行会社に運用を依頼するか、自社のマーケティング部で行うかの方法になります。

注意点としては、代行会社に依頼する場合は運用手数料や費用対効果を事前に把握することです。

また、自社で運用を行う場合はいろいろ手を出しすぎずにまずは1つの手法に絞り込み、実践→検証のサイクルを行うことをおすすめいたします。

取り組みやすさとしてはインスタグラム広告です。

インスタ投稿を既に取り組んでいる場合は、そのまま広告に移行しやすいので、まずはここから取り組んでみることをおすすめいたします。

オフラインの集客方法5選

オフライン集客とは、チラシをはじめネット以外で集客する方法です。

特定地域のユーザーのみをターゲットにしているため、濃い見込み客を集めやすい傾向にあります。

地域密着型の工務店の場合、インターネット広告と合わせて実施するとより効果的です。

折込チラシ

チラシはプリントメディアとも呼ばれており、最もメジャーかつ手軽なオンライン集客手段です。

チラシは若い人にはほとんど読まれませんが、中高年層にアピールしたい場合は有効に働きます。

お得な情報やセミナーなどの情報を掲載すれば、問い合わせに繋げやすくなるでしょう。

なお、折込チラシには以下のような種類があります。

● 新聞などの折り込み広告
● 街頭やイベント会場等での配布
● お店に設置
● 各家庭に戸配
● DMで郵送

チラシはネット広告のような怪しさがなく、信頼されやすいため、地域に根付いた工務店ならぜひ活用したい方法です。

ポスティング

ポスティングとは、ポストに直接チラシやハガキを投函する方法です。

配布するエリアや建物を選べるため、ターゲットを絞り込みやすく、コストも比較的抑えられます。

ポストをのぞいたときに必ず見えるようになっているため、見られやすいのもメリットです。

一方で、不特定多数の人に向けて配布するため、思ったような効果が得られないケースもあります。

また、近年ではポスティング禁止の物件が増えてきているのも向かい風です。

特定地域で自社の認知度を高めたい場合は、ポスティングが役に立つでしょう。

◆関連コラム
工務店のポスティング・チラシ集客の現状と未来|コロナ禍で変わったリアルマーケティングとは?

交通広告

交通広告とは、電車やバス、タクシーなど公共機関の中に広告を出す方法です。

広告を出す場所によっては、動画広告を出すこともできます。

動画広告は複数回見られる可能性が高いため、単純接触効果によってユーザーからの認知度を高めやすいのが特徴です。

一方で、誰が見たかわからないため、広告の効果を図ることはできません。

動画広告では、ターゲットによって出稿場所を考えるのが大切です。

ターゲットがビジネスマンならタクシー、ファミリー層ならバスや電車などが有効だと言えるでしょう。

フリーペーパー

フリーペーパーとは、地域ごとの雑誌などに広告を出す方法です。

地域に密着した工務店なら、特に有効な手段だと言えるでしょう。

フリーペーパーは無料で読める上に、役立つ情報が掲載されているため、目を通す人も少なくありません。

一言でフリーペーパーと言っても多種多様ですので、ターゲットに合わせて配布方法を選ぶのがポイントです。

● タブロイド版
● タウン誌
● ターゲットメディア
● ニュースペーパー

看板広告

看板広告とは、街中に看板を設置する方法です。

長期間掲載することで、同じ場所を何度も通るユーザーからの認知度を高められるのが特徴です。

看板広告の掲載にはある程度初期費用がかかりますが、長期的に広告効果を得られます。

なお、一言で看板広告と言ってもさまざまな種類があります。

● 屋上看板
● 壁面看板
● 突き出し看板
● 電柱看板
● 野立て看板
● 駅看板

ターゲットや地域に応じて、最適な掲載場所を考えてみましょう。

今まではオフライン集客が主流であり、現在も有効な手段ではあります。

しかし、時代の流れに合わせた集客方法を選択することが必要であり、オフラインだけでは限界がきているのも事実です。

地域によって、オンラインとオフラインの有効性のバランスは変わりますが、競合他社の集客方法や地域のマーケットの状況に合わせて、最適な組み合わせを模索しながら進めていくことからスタートしていくことが重要です。

工務店集客で受注拡大させるために大切な3つのポイント

指,指す

考えなしに広告を出稿しても、成果は期待できません。

広告効果を最大化して受注を拡大させるための事前準備について解説します。

ターゲットを絞り込む

まずは自社のターゲットを決めましょう。

今まで契約したOB様の最も多い属性について、以下項目を洗い出しします。

● 性別
● 年齢
● 家族
● 住まい
● 仕事
● 年収
● 趣味
● 性格
● 悩み
● 目標
● 学歴

最も自社に近いターゲットを狙うための属性を設定するための項目になります。

現在するものでも、仮定でも良いので設定することが大切です。

現状の課題を把握する

次に集客における課題を考えましょう。

どんな課題を抱えているのか明確にしなければ、最適な広告手法は見つからないため、広告を出しても効果を期待できません。

現状分析の際は、フレームワーク「SWOT分析」を活用してください。

SWOT分析とは、自社と他社を比較しながら、弱みや強みを分析する方法です。

内部環境 外部環境
強み 自社の強み 外部で自社に都合の良いこと
弱み 自社の弱み 外部で自社に都合の悪いこと

内的・外的な要因の両方を把握して、自社が抱えている課題とその解決方法を考えてみましょう。

意外と自社の強みや弱みを明確にしていないところが多い印象です。

なんとなくは理解していても明確にすることで、どこを改善すれば良いのか?また、強みをさらに伸ばすことができないか?など社内で考えていくことが必要です。

コンセプトを明確にする

最後にコンセプトを明確にしましょう。

工務店やハウスメーカーはたくさんあるため、コンセプトがないと競合他社に埋もれてしまい、自社を選ぶ理由がなくなってしまいます。

国産材がメイン、ファミリー向け住宅に強いなど、自社ならではの強みを打出すのが大切です。

コンセプトを決めておけば、マーケティングにおいて軸がブレることはありません。

広告やホームページ、ホワイトペーパーまで一貫した集客が可能になります。

広告を出す前に、まずはターゲットや自社の課題を明確にし、分析結果を元にコンセプトを考えていきましょう。

工務店で広告集客を行うステップ

壁,メモ,眺める

広告集客は、ユーザーの状態に応じて3つの段階に分けられます。

正しく広告を出すためにも、ユーザーの状態に応じた発信がありますので、3つの段階について把握しておきましょう。

1. 認知度を高める

まずは認知度を高めるのが最優先です。

ほとんどのユーザーは、自分が知っている会社の商品・サービスを選びます。

例えば、Appleの提供する「iPhone」と無名の会社の出しているよくわからないスマホなら、前者を選ぶ人の方が多いはずです。

まずはあなたの工務店を「知っているところだ」と認識してもらわなければ、候補にすら入りません。

具体的には、以下のような方法で認知度を高めるのが良いでしょう。

● SNS広告
● 交通広告
● 看板

それ以外にも、地域のイベントや地方公共団体と協賛した取り組みなど、「地域と密着した会社」と認識してもらうことで、潜在的に認知させることができるので、タイミングがきたら思い出してもらいやすくすることが可能となります。

2. 行動喚起させる

次に考えるべきは、ユーザーを行動させる方法です。

ユーザーを行動させるには、想像以上に労力が必要になります。

特に、家を建てるのは非常に大きな決断ですので、あなたの工務店に問い合わせる理由を提示しなければなりません。

具体的には、期間限定でイベントやキャンペーンなどを実施し、ユーザーが「今すぐ行動する理由」を伝えるのが大切です。

広告手法としては、次のような施策が考えられます。

● チラシ
● ネット広告

このフェーズでは、すでに自社を認知していただいている状態ですので、問い合わせ先も忘れずに記載しておきましょう。

3. 意思決定をさせる

最後は意思決定のフェーズです。

家づくりは何千万円もの買い物ですから、ユーザーは他社と比較検討しながら相見積もりを取り、慎重に工務店を選びます。

ここで、他者を差し置いてあなたの工務店を選んでもらえるような施策が必要です。

● スタッフの対応に気を配る
● ホームページの情報を充実させる
● 保証やサポートで安心感を与える

特に中小規模の工務店の場合、大手と比較されてメリットが弱いと感じられると選ばれない可能性が高いでしょう。

大手のサービスを基準にし、ターゲットにアピールする必要があります。

この段階で大切なのは、オンラインだけでなく、リアルなショールームや社員の「気配り」「サービス精神」「おもてなし」などの心構えが必要となってきます。

WEBやSNSで良いことばかり謳っていても、実際の行動が伴っていなければ、来店から受注につながる可能性は低くなります。

集客だけでなく、受注につなげるための動線上のポイントを確実に抑えるようにしたいところです。

【具体的な進め方】工務店の広告集客で短期的に結果を出す方法

デスクトップパソコン

工務店集客で結果を出すには、ホームページやInstagramアカウント、そして広告を組み合わせることが必要です。

そして、一朝一夕には結果を出すことができません。

しかし、こちらの手順を参考に、コツコツと積み上げていくことで、資産化するホームページやSNSアカウントを構築することが可能となりますので必ず見ていただければと思います。

手順1:ホームページを作り込む

まずは自社ホームページを作り込みましょう。

いくら広告を出してアクセスしてもらったとしても、ホームページの内容やデザインがいまいちだと問い合わせにはつながりません。

競合他社と比べ、優れたホームページを制作しましょう。

ホームページの特徴

自社ホームページがあれば、さまざまな媒体から集客できるのが特徴です。

検索エンジンで自社サイトがヒットすれば、アクセスが狙えます。

SNSアカウントや広告にホームページを載せてアクセスを増やせば、より検索結果に表示されやすくなるでしょう。

また、ホームページは信頼性向上にも役立ちます。

現在はインターネット集客が主流となり、規模の大きい企業はほとんどホームページを開設しているため、ホームページがないと「本当に信頼できるのか」と思われてしまいます。

熱い見込み客を集めるには、ホームページが必須だと言えるでしょう。

制作のポイント

ホームページは会社の顔とも言える存在です。

ホームページの作り込みが甘いと、お客様からの信頼を失ってしまうでしょう。

特に、以下のようなホームページは要改善です。

● デザインが古臭い
● サイトの読み込みが遅い
● 欲しい情報にアクセスしにくい

良いホームページには、次のような特徴があります。

● コンセプトが明確
● 導線がわかりやすい
● ユーザーの疑問を解消している

自社の持つ強みやデザインなどを前面に打ち出すことで、他社と差別化できます。

また、問い合わせ先や資料請求、イベント情報など、ユーザーが欲しい情報がどこにあるのか一目でわかることも大切です。

よくある質問に関しても、ホームページにまとめておいて問い合わせ前の不安を解消してあげましょう。

成功事例

次に、ホームページ集客の成功事例を紹介します。

USMORE

USMORE

USMOREは兵庫県を中心に展開する工務店です。

モダンや北欧、インダストリアルなどデザインの種類別で施工事例が掲載されており、どんな家が作れるのがイメージしやすくなっています。

参考:https://yuyukenchiku.com/

株式会社ホームライフ

株式会社ホームライフ

株式会社ホームライフは、関西にある地域密着型の会社です。

地域のイベント情報やカタログ請求、来場予約などの情報がわかりやすくまとまっており、読みやすいホームページのお手本だと言えるでしょう。

参考:https://homelife.jp/

手順2:インスタグラムのアカウントを作り込む

次に、Instagramを作り込みましょう。

近年ではSNSが発達しており、多くのユーザーがSNSを利用して検索しています。

特に住宅を選ぶ場合はイメージが重要になるため、Instagramで選ぶ方も増えてきています。

インスタグラムの特徴

Instagramは、他のSNSと違って画像がメインです。

工務店の場合、自社のデザインや施工事例をアピールできれば、興味を持ってくれるお客様も増えるでしょう。

ただし、Twitterなどと比較して拡散力は高くないため、濃いユーザーを集めるのがポイントです。

運用のポイント

Instagramで最も大切なのは、コンセプトの確立です。

Instagramでは、すでに多数の工務店・ハウスメーカーがアカウントを作っているため、コンセプトがないと埋もれてしまいます。

コンセプトを設定していれば、自社に共感してくれる濃い見込み客を集められます。

具体的には、以下のようなポイントに注意しましょう。

● 写真や画像のデザインを統一
● 文章などを世界観に合わせる

また、インスタにはさまざまな投稿機能があり、上手く使い分けましょう。

フィード 最初に表示される画面に表示される投稿機能

キャプション(文章)たハッシュタグ(#)をつけて投稿できる

ストーリーズ 縦型の全画面で画像や動画を投稿できる
投稿した内容は24時間のみ表示されるが、あとで保存もできる
ハイライト ストーリーをハイライトに保存できる

成功事例

次に、Instagramでの集客事例を紹介します。

竹村工務店

竹村工務店

竹村工務店では、サムネで文字入れしており、有益な情報を発信しています。

VRや見学会、イベントの告知など、ユーザーが今すぐ行動する理由を提示しているのもポイントです。

参考:https://www.instagram.com/takemurakoumuten/?hl=ja

無印良品の家

無印良品の家

無印良品の家は、ブランドイメージが明確です。

キャプションは白色や木目調の無印良品らしいデザインで統一されており、一体感のあるアカウントになっています。

参考:https://www.instagram.com/mujihouse/

手順3:広告運用を開始する

ホームページやInstagramのアカウントがある程度育ったら、広告運用を開始しましょう。

今回軸となるのは、以下の2つの広告です。

● リスティング広告
● Instagram広告

リスティング広告

リスティング広告は、すでに住宅を建てたいというニーズが明らかな「顕在顧客」を獲得するために利用します。

最も重要なポイントは、自社に依頼したいと思うユーザーのみを集めることです。

目安はクリック率が2%以上です。

この数値を下回っている場合、興味のあるユーザーのみに絞れていないか、広告の内容がイマイチだと感じられている可能性があります。

リスティング広告で改善を繰り返しながら、注文住宅を建てたいと考えているユーザーに絞って集客を行いましょう。

インスタグラム広告

Instagram広告の目的は、リスティング広告などで自社ホームページを訪れたユーザーに対し、再度広告を行うことです。

これは「リマーケティング戦略」とも呼ばれています。

Instagramでは、やはりデザインが重要です。

注文住宅を建てたいと考えているターゲットに対し「この工務店に依頼したい」と思われるようなデザインである必要があります。

広告のデザインを工夫するだけでなく、イベントや見学会などのオファーも同時に行うことで、確度の高いユーザーを獲得できます。

手順4:結果を元に分析する

広告がある程度うまく回ってきたら、次はお客様の行動を元に分析しましょう。

注文住宅は非常に大きな買い物ですので、検討期間が非常に長い傾向にあります。

そこで、MA(マーケティングオートメーションツール)を導入し、お客様の行動を分析するのが重要です。

MAを導入すれば、Web上でターゲットがどのような動きをしているのか記録できるため、ある程度趣味嗜好などを図れます。

行動履歴を元に、適切にアプローチを行えば、成約率を高められるでしょう。

まとめ

今回は、工務店集客における広告手法について解説しました。

工務店では、Instagramやリスティング広告などを活用し、濃い見込み客を集めるのが重要です。

あらかじめホームページやSNSアカウントを作り込み、知名度を高める施策も考えておいてください。

フェーズに合わせて適切な施策を考え、コスト・リソースを無駄にすることなく効率的に集客していきましょう。

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