平面図や立面図ってなにが書いてあるの?設計図書や図面の概要を押さえよう

不動産売買の仲介営業や注文住宅営業、建売業者など一戸建てを取り扱う場面において「設計図書」を理解することはとても重要です。
今回は多くの種類のある設計図書から特に主要な図面の概要等についてご紹介していきます。

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4つの設計図書

住宅を建築する際に作成される図面はまずは大きく「基本図面」「実施図面」に分けることができます。
基本図面は平面図や立面図、配置図といった全体像をイメージするために必要な基本的な設計図を簡易的に作成した図面のことを言います。
一方実施図面は実際に完成まできちんとした施行を行うことができるように、さらに詳細な寸法などが記載された様々な種類の図面や仕様書のことを言います。
工事をするために必要なこの実施図面の総称がいわゆる「設計図書」となります。
さらに設計図書は以下の「意匠図」「構造図」「設備図」「外構図」の4つに分けることができます。

意匠図

意匠図は建物全体の間取りやデザイン、仕様などを表した図面のことを言います。
基本設計図に記載される設計図書も意匠図に該当する図面で構成されており、4つの図面の中でも意匠図に該当する図面を把握しておくことがなによりも大切です。
下記に紹介する図面以外にも「求積図」「展開図」「天井伏図」などが該当します。

平面図

みなさんが不動産の図面でまず一番に思い浮かぶのがこの「平面図」です。
平面図とは建物の各階を水平面に切断して真上から見下ろした図面のことを言います。
詳細な間取り図と考えてもらえると分かりやすいかと思います。
各部屋、建具、壁、筋交い、通し柱、開口部(窓)、防火戸、雨戸などの位置や用途、種類などが分かります。
最も見る機会が多く、基本的かつ重要な設計図書です。

立面図

立面図とは建物の外観を東西南北の4面から描いた図のことを言います。
外観のイメージが分かるのはもちろん、外壁、開口部(窓)、屋根、バルコニー、軒裏などの位置や形状、構造などを把握することができます。
平面図と同じく、大切な書類の一つです。

配置図

配置図とは敷地内おける建物等の配置を表す図面のことを言います。
敷地の形状や方位、境界線、建築物の位置、擁壁、井戸や浄化槽、接する道路の位置と幅、敷地内外の高低差、車庫やカーポートの位置なども分かります。
配置図もまた、敷地と建物や道路との関係について分かる重要な図面です。
ここまでご説明した「平面図・立面図・配置図」の3つを理解することで住宅の概要が分かりますので必ず内容を押さえるようにしましょう。

断面図

断面図とは建物を垂直に切断した時の形状を表した図面のことを言います。
縮尺が1/100、建物全体や各階の高さ、天井やロフトなどの位置関係なども把握することができます。

矩計図(かなばかりず)

矩計図(かなばかりず)とは建物の一部を垂直に切断した時の形状を詳細に表した図面のことを言います。
断面図と似ていますが縮尺が1/30や1/50など、より拡大して詳細に表現しているのが特徴です。
基礎、床、柱、壁、屋根などの種類や寸法、高さ、仕様などを知ることができます。

仕上げ表

仕上げ表とは建物の外装、内装の仕上げの種類や品番、色などを表にしてまとめた図面のことを言います。

(特記)仕様書

仕様書とは建物の材料や設備の品質、工法、メーカー、型番など図面では表すことが難しい事項について文章や数字でまとめた図面のことを言います。
各工事に共通する「共通仕様書」と各工事や現場ごとの「特記仕様書」に分けられます。

構造図

構造図とは建物の柱や梁、基礎など建物の安全性にかかわる構造部分を示した図面のことを言います。
下記で説明する図面以外にも「床伏図」「梁伏図」「小屋伏図」「軸組図」などが該当します。

基礎伏図

基礎伏図とは住宅の基礎の寸法や種類、形状、位置などについて平面に示した図面のことを言います。
アンカーボルトやホールダウン金物、メンテナンス用の人通口なども記載されており、基礎について知ることが出来る重要な書類の一つです。

設備図

設備図とは給排水、電気、ガス、空調などの設備関係についての仕様や位置、経路などをまとめた図面のことを言います。
設備ごとに「電気設備図」「給排水設備図」「ガス設備図」「空調設備図」などがあります。

外構図

外構図とは敷地内における建物本体以外の外部付帯工事についてまとめた図面のことを言います。
カースペース、門扉、物置、植栽などの位置や種類、構造、材料、寸法などが分かります。

まとめ

今回は設計図書の概要についてご説明しました。
建築士の勉強をしていないと、なかなか全てを理解することは難しいですが、かといって購入者や建築主への説明の際に設計図書の中身を理解せずに適当な説明をしてしまうと、大きなトラブルに発展しかねません。
今回の記事をスタートラインとして、是非設計図書を正しく理解できるように今後も勉強を続けていきましょう。

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