不動産会社様向け・自社HPサービス「不動くん」株式会社の押本です。
新型コロナウィルス対策として、テレワークの導入や「来店不要」対応をしたいと言う不動産会社様からのご相談を多数頂いています。
テレワークでの「来店不要」対応は不動産会社様・お客様共に特別な機械・サービスを、別途契約しなくても、お手持ちのスマホ・タブレット・PCで、「無料」で、今すぐ簡単に利用開始できます。
本ページでは不動産会社におすすめのテレワークツールと注意点をまとめました。参考になれば幸いです。
【来店不要】不動産会社におすすめのテレワークツール4選|注意点あり
サービス名 | 料金 |
ZOOM(ズーム) | 無料 |
Skype(スカイプ) | 無料 |
LINEビデオ通話 | 無料 |
FaceTime※Appleユーザー向け | 無料 |
1.ZOOM(ズーム)
無料ビデオ通話のアプリで、「ZOOM(ズーム)」が脚光を浴びています。
お客様との商談・内覧・IT重説や、テレワークの社内会議に実際にお使いになっている不動産会社様もいらっしゃる様です。
ただ、「ZOOM」に、セキュリティーの脆弱性が有ると言う指摘が有り、アメリカ政府やGoogle社は、公務員・従業員に対してZOOMの利用を禁止しました。
ZOOMも、以前は不要だったパスワードを付与できる機能を追加したり、2020年6月末迄に脆弱性を改善するとしていますが、これ等のニュースはインターネット上でも流れています。
お客様の中にはこのニュースをご覧になっている方も居ると思われますので、「ZOOM」のご利用は脆弱性が改善される迄控えるか、又は「ZOOM」以外にも他の選択肢をご用意する事をお勧め致します。(他の選択肢としては下記3サービスをお勧め致します。)
公式サイト:https://zoom.us/
2.Skype(スカイプ)
マイクロソフト社の無料ビデオ通話アプリ「Skype(スカイプ)」
PC用
アプリをインストールしなくてもGoogleChome又はマイクロソフト・Edgeで、スカイプのHPにアクセスすれば利用可能になりました。しかも、アカウント登録をしなくても利用可能になりました。
この使い方の場合もPC画面を共有にすれば、不動産会社様のPC画面をお客様に一緒にご覧頂く事も出来ます。
https://www.skype.com/ja/free-conference-call/
スマホ用
アプリ(無料)のダウンロードは必要ですが、アカウント登録をしなくても利用可能になりました。(カメラ・マイクはお客様側でON・OFFが可能です。)
不動産会社様が、PC・ブラウザから「通話を開始」して、招待用URLをお客様にメールで送り、お客様がURLをタップして「通話に参加」をすればビデオ通話が出来ます。(勿論今迄通り、アプリでアカウントを使ってのビデオ通話も可能です。)
公式サイト:https://www.skype.com/ja/
3.LINEビデオ通話
「LINE」同士で、無料で使える「LINEビデオ通話」は個人用の「LINE」同士の機能です。
会社・お店用の「LINE公式アカウント(旧・LINE@)」では残念乍ら、LINEビデオ通話は原則出来ません。
お客様と「LINEビデオ通話」する場合は不動産会社・スタッフ様個人の「LINE」を使うか、又は、会社用スマホでLINEの個人アカウントを取得して通話する事をお勧め致します。
お客様に不動産会社様のスマホの電話番号をお伝えしてお客様のスマホの電話帳に登録して頂くと、お客様がLINEで電話番号検索で不動産会社様のLINEアカウントを見付ける事が出来ます。友だち登録して頂くと、LINEビデオ通話が出来ます。
公式サイト:https://line.me/ja/
4.FaceTime
Apple製品なら最初からインストール済の「FaceTime」は、スカイプ・LINEに慣れていないお客様にも手軽に利用して頂けるので、御社・お客様が共に、iPhone・iPad・MacPCの場合にはお勧めです。
公式サイト:https://support.apple.com/ja-jp/HT204380
テレワークツールを使うためには「通信プラン」契約に要注意
「Skype」「LINEビデオ通話」「FaceTime」は、同じアプリを使っていれば、通話料は「無料」で使えます。
しかし、インターネットに接続して利用する為スマホ等の「通信料」が発生します。
「月額固定で使い放題」「大容量●●ギガ」プランの契約をしている場合や会社・自宅のWi-Fiで接続している場合は、通信料も実質「無料」で問題無いのですが、スマホの4G回線で接続したり通信プランの容量が少な目でそれを越えると超過料金・速度制限になる契約の場合は要注意です。
お客様にもその事をご確認してからビデオ通話を始める事をお勧め致します。
又、不動産会社様も会社でビデオ通話する場合はWi-Fi環境が多いと思いますが、ビデオ通話での内覧希望の場合出先の物件ではWi-Fi環境が無い事も多いと思います。
モバイルルーターでWi-Fi環境を持ち歩いたり、スマホのギガプラン等で出先でも通信料を気にせずネット接続出来る様にしておく事をお勧め致します。
【要注意】携帯電話会社の「LINE」接続つなぎ放題プランは要確認
一部の携帯電話会社で「LINE」「YouTube」等の接続は毎月定額でつなぎ放題と言うプランが有ります。
このプランの「LINE」の中には「LINEビデオ通話」は含まれていない場合が多いので要注意です。この場合は「LINEのビデオ通話」に関しては容量がカウントされて、契約容量を超過すると課金されたり速度制限を受けたりする事になります。
尚、LINEモバイルにはLINEビデオ通話も使い放題定額プランが有ります。
https://mobile.line.me/support/datafree/
賃貸の「IT重説」は重要事項説明を郵送してから実施
「Skype」「LINEビデオ通話」「FaceTime」等を利用する事で、特別な機械・サービスを契約しなくてもIT重説を実施する事が出来ます。
但し、お客様の手元に宅地建物取引士が記入・押印済の「重要事項説明書」が無いと実施出来ません。ご注意下さい。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_fr3_000046.html
【告知】自社HPの全ページで告知
準備をする事は大事ですが、実際にPRしない事にはお客様からの依頼が来ません。
当社では自社HPで使える「来店不要」の告知バナー画像をご用意して、ご希望の不動産会社様のHPに無料で設置する取り組みを緊急で実施致しました。
「IT重説」も含んだ「賃貸版」と、「商談・内覧」のみの「売買版」の二種類を用意致しました。
当社のシステム側で、TOPページだけでなく、全ての物件ページに告知が表示される様に致しました。
まとめ
今回初めて「来店不要」対策を実施する不動産会社様・スタッフ様も多いと思います。上記情報を今一度ご確認下さい。
ぶっつけ本番は手間取りますので、時間の有る内に自分のPCと自分のスマホや自分のPCと同僚のスマホ等で店員・お客様になったつもりで、接続テストをして慣れておく事をお勧め致します。
慣れてしまえば簡単ですので、是非出来るスタッフ様からでも始めましょう!!