テスラ創業者でCEOのイーロン・マスク氏は、同社の所在地でもあるテキサス州に37平方メートル程度の折り畳み式プレハブ住宅(タイニーハウス)を置いて暮らしていることが話題になっています。「とても気に入っている」と話す同氏ですが、彼の資産は推定19兆円であり、約550万円程度の自宅で過ごしているというのはあまりに違和感を感じます。しかし、これほどの資産家が暮らしているというのであれば、それだけで一度は試してみたいと思うものです。事実、タイニーハウスの購入者数はコロナ禍を契機に国内においても増加しているのです。

画像はYahoo!JAPANニュースより

 

タイニーハウスの販売業界にはハウスメーカーや地場のビルダーだけでなく、なんと大手小売業の良品計画も参入しているといいます。これらは合わせて全国に数百はあると言われており、10平米より小さいものからイーロン・マスクが暮らす30平米以上のものまで、数多く存在し、価格は200万円台からと思いのほか高くはありません。

タイニーハウスには様々なタイプがあり、土地にしっかりと基礎を打った上で建てる小屋の他に、タイヤがついた荷台の上に小屋を設置してそれを車によって牽引するタイプのものがあります。いずれも書斎にしたり隠れ家にしたりと、その用途は様々です。水道を引いてシャワーやキッチンなどを設ける事例も多いようです。

また、気になるのは地震などの災害リスクですが、タイニーハウスは速やかに移動が可能なため災害が発生しても直接被害に遭うことを防げます。地震の時は比較的揺れると考えられますが、停車時は基本的にワイヤで地面に固定することになるので、倒壊するリスクは低いと言われています。

また、移動が可能なトレーラーハウスタイプのものであれば、それ自体に不動産取得税や固定資産税はかからない上に、車両であっても本体だけなら自走できないため自動車税もかからないなど、不動産価格が高騰する中でお金をかけずに安全に暮らせるというこれからの新しい住まい方としての注目が降り注いでいます。

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