ひとことで不動産業といっても、賃貸仲介業務を専門に行う客付業者や物件の管理を専門に行う管理会社、売買仲介を主に行う売買仲介会社などがあります。
この中で、不動産管理会社とはどのような業務を行うのでしょうか?
管理会社とは、オーナーから賃貸物件の管理を引き受けて管理、メンテナンスなどを行います。
また、空室の募集や賃貸物件に関するクレーム対応なども行い、オーナーが持っている不動産物件の安定経営、入居者の快適な住まいを提供する目的として業務を行っているのです。
管理会社は、オーナー、管理物件の入居者、そして賃貸物件の仲介を行う客付業者などと管理業務の中で関係性が強いといえます。
そして、管理会社の中には、関係者から非常に評判の悪い管理会社もあるのです。
では、評判の悪い管理会社にはどのような特徴があるのでしょうか。
評判の悪い管理会社について、詳しく解説していきましょう。
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評判の悪い管理会社の特徴3選【あるある】
管理会社は、お客様に住まいの快適さを提供させるために、入居者との信頼関係を構築させなければいけません。
また、オーナーが満足できる管理を行うためには早く空室を埋めるということも大切です。
空室を埋めるためには、客付業者との信頼関係が強ければ、空室対策として効果があります。
逆に、入居者や仲介業者に評判が悪いと、管理業務が上手くいかず、オーナーが満足する管理は全くできないでしょう。
評判の悪い管理会社について、特徴を詳しく解説します。
1.約束を守らない管理会社
管理会社が実行するといったことを、実行しなくて評判が悪くなるケースは非常に多いといえるでしょう。
管理物件の設備が故障した場合、入居者は、管理会社に連絡して、修理や交換の依頼をします。
入居者に故意、過失がなければ管理会社が修理を請け負い、修理業者を手配して、費用は貸主負担ですね。
しかし、いつまでたっても修理業者からも管理会社からも連絡がなく、修理されないまま入居者は、不自由な生活を強いられてしまうことがあるのです。
これにはいくつかの理由が考えられます。
・手配はしたけど修理業者が捕まらない
このような場合は、状況報告だけでも入居者にすればいいのでしょうが、評判が悪い管理会社は、入居者から苦情を受けたくないから連絡しません。
入居者は、修理するという約束を守ってくれないのでストレスがどんどん溜まり、自分から状況を確認したくて、また管理会社に電話を入れるということになるのです。
客付業者にも当てはまるケースがあります。私の勤務している会社の仲介部門の社員が、他社が管理している物件に客付したときのことです。
既に、部屋を契約している人の再案内に同行すると、窓のガラスが2か所割れていました。
そこで、引越しまで2週間あったので、それまでには交換してもらうように、管理会社に依頼して管理会社も了解したそうなのですが、実際に引っ越してもガラスが割れたままでした。
しかも引っ越した日が真冬の時期で、入居者が怒ってしまい、ガラスの交換が終わるまではホテルに住むということで大きなトラブルになったケースがありました。
この場合、入居者から、文句をいわれるのは、客付業者です。客付業者はきちんと手配したのに、入居者から文句をいわれてしまいます。
管理会社が約束を守らなかったために、入居者と客付業者の両方から評判を落としてしまうケースです。
2.返答が遅い管理会社
特に客付業者は管理会社の返答が遅いと迷惑を生じて、管理会社が嫌いになり評判が悪くなってしまうパターンが顕著です。
客付け会社は、前述したように、空室を決めるために、部屋を探しているお客様に物件を紹介して、内覧して、申し込みの対応を行います。
いわば、借主側の代理人のような立場ですね。
管理会社は、逆に貸主側の代理人として、客付け会社と、やりとりします。
客付け会社は、物件の紹介や内覧の際に、申し込む条件として色々な交渉をお客様から依頼されることがあります。
例えば、
・古い設備を新しくしてほしい
・敷金礼金を減額してほしい
などです。
客付け会社は、お客様からお願いされた交渉事を管理会社へ相談します。
ダメなら、その時点ですっぱり断ってくれたらまだいいです。
しかし、オーナーに確認するから時間が欲しいといわれ、ずっと連絡してこないケースがあります。
どうなったかの連絡をしても、オーナーと連絡がとれていないといった理由で、先延ばしにされてしまいます。
実は、管理会社が、わざと時間を先延ばしにしている場合があるのです。
時間を延ばすだけ延ばして、その間に入居が決まらなければ、交渉してきたお客様の条件をのむ。
その間に入居が決まれば条件のいい方を選ぶという天秤にかけている場合があります。
時間を延ばすだけ延ばして、結局条件交渉が受け入れられなかった場合は、部屋探しのお客様は大きな時間をロスすることになってしまい、大きな迷惑をかけるのです。
返答が遅い管理会社の場合は、返答のリミットをきちんと設定して交渉を行うことをおすすめします。
3.態度が横着な管理会社
客付業者でも、入居者でも態度が横着な管理会社は、嫌われて評判を落としてしまいますね。
管理会社の中には、客付業者を下に見ているところがあります。客付業者は、空室がなければ紹介することができません。
部屋を借りてもらっているのではなく、部屋を客付けさせてやっていると思っている管理会社にありがちです。客付け会社は、空室の確認や、空室に関する情報などを、管理会社へ連絡して確認します。
管理会社は、多くの客付け会社から問い合わせを受けているので、ちょっと忙しいときに空室についての問い合わせが重なってしまうと、ときには、横着な態度になってしまう場合があるのです。
部屋を借りさせてやっていると思っている管理会社の場合は、特に横着になってしまう傾向が強いといえるでしょう。
入居者に関していえば、もっと顕著になります。
入居者と管理会社の関係性は、入居者の方がお客様ですので、管理会社が横柄な態度だとすぐにクレームとなり評判を落とします。
最近は、ネットの書き込みで、他の人からも評判を落とすことになってしまいます。
先日、体験として、家賃の集金部門担当者が、家賃の滞納があった入居者に、入金日の確認の電話をしたときに態度が横着だったと、口コミサイトに掲載されていました。
基本的に、お店などサービスを提供する方はサービスを受けてお金を払う方よりも立場が下になりがちです。
不動産管理会社においても例外ではないようですね。
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まとめ
賃貸マンションのオーナーが、求めていることは、常に満室の安定経営です。
常に満室というわけには現実的には難しいのでしょうが、高入居率は維持していくことが管理会社には求められています。
高入居率を維持していくためには、客付業者の協力は欠かせません。
管理会社と客付業者の関係性が良いとお互いにwin-winの関係となり、双方にメリットが出ます。
しかし、管理会社の評判が悪いと、客付業者から敬遠され、空室の成約率に大きく影響してしまうといえるでしょう。
客付業者に関しては、評判が悪くとも、良い物件が出て自分にプラスとなるのであれば、我慢して付き合いを継続させるかもしれません。
一方、入居者の場合はサービスを受ける側ですので、お客様という感覚です。
評判を落としてしまうと、二度と付き合ってくれなくなってしまいます。
評判の悪い管理会社とならないように、誠意をもって対応していきましょう。