「満室の窓口」とは、空室が増加する日本の賃貸住宅を満室にする全国プロジェクト。
- 管理拡大を実現するノウハウ
- 空室対策を体型的に行うソリューション
- オーナー提案特化型人材育成のプログラムと資格制度
これらを提供し、空室が増えていく日本で空室に困ったオーナーへのソリューションビジネスを展開します。
賃貸管理会社で勤務する人の中には、不動産業で起業したいと考えることも多いのではないでしょうか。
独立するなら仲介業からスタートするか、管理業からスタートするのがよいのか、起業するにあたっての必要条件や起業戦略などについてお伝えします。
仲介業と管理業では次の許可や登録が必要になります。
上記のように免許と登録の違いがあります。
また管理業は管理戸数が少ない場合は登録義務がありません。
事業者の免許や登録には要件があり、主なものをあげると次のようになります。
不動産仲介業 | 不動産管理業 | |
資格者 | 宅地建物取引士 | 不動産経営管理士など |
営業保証金又は弁済業務保証金分担金 | 必要 | 不要 |
事務所 | 必要 | 必要 |
事業開始のための資金としては、仲介業は営業保証金が1,000万円ですが、保証協会会員になると弁済業務保証金分担金の60万円ですみます。
管理業はいまのところ営業保証金等の必要はありませんが、将来的にはわかりません。
宅地建物取引業も当初は登録制であり、のちに免許制に変わり保証金が必要になったという歴史があります。
どのような事業でも、商品やサービスを購入する顧客がいなければ成立しません。
仲介業と管理業に必要な顧客を考えてみます。
このように仲介業は管理業よりも顧客の幅が広く、事業をスタートする下地は作りやすいといえそうです。
賃貸住宅を借りたい人は、友人・知人・親戚など身近な人のつながりから顧客をみつけ出すことが可能です。
しかし、賃貸住宅を貸したい人は身近にいることは少なく、話をさせてもらえる機会をみつけることもむずかしいと考えられます。
売買仲介は売却物件が自社になくても、他社取扱いの物件を売ることが可能で、物件情報さえあれば買いたい人の集客も可能です。
一方、仲介業と管理業は「委託業務」であるという共通点があります。
つまり顧客からの委託により業務をこなし、その成果に対する報酬として収入が生まれるのです。
仕事を依頼する側の立場から考えると、仲介を依頼する場合は特定の事業者に限ることは無く、複数の事業者に委託が可能です。
対して管理に関してはひとつの事業者に特定しなければなりません。
つまり管理業の方が “選ばれる条件” を満たしている必要があり、ハードルが高いといえるのです。
前述したように起業するさいに管理業からのスタートは、賃貸物件オーナーとの人間関係がある程度なければむずかしいものがあります。
あるいは賃貸物件の建設受注が可能な場合や、自ら所有できる場合などに限られると言っていいでしょう。
起業戦略としては「仲介業」からのスタートが望ましいといえます。
ハウスドゥやレオパレス21など、成長路線を歩んだ企業の沿革を確認すると、次のようにいくつかの類型を見ることができます。
先例と似たような戦略がうまくいくとは限りません。
スタート後の進み方はそれぞれの企業によってまったく異なるものだと思います。
仲介業からスタートするメリットは、売上の発生が早いことです。
たとえば建設業の売上は着工してから最低でも数ヵ月かかるのが一般的であり、売上までには仕入れや外注先への支払など、資金が先行して必要になるものです。
仲介業は賃貸仲介にしても売買仲介にしても、顧客がみつかり取引が成立するまでに、短かければ1ヶ月以内で可能なケースもあります。
また仲介業は特に仕入れするものはなく、宅地建物取引業の免許を得たあとは、運転資金として必要になるのは経費のための支払い分くらいです。
そのためスタート資金が少なくてすむ事業のひとつなのです。
賃貸管理業界の大手は、自社や自社グループで開発した賃貸不動産の管理を受託するケースがほとんどであり、第三者所有の不動産管理を受託し、大きく成長した企業はみられません。
つまり管理業で上場するほどの大きな成長を目差すには、経営基盤がある程度の規模でないとむずかしいと考えられます。
しかし上場を目標とするような規模は目差さず、地域密着型の優良企業を目標とするならば、管理業スタートでも可能性は高いといえるでしょう。
賃貸管理は地域密着型の事業であり、オーナーとの人間関係など “属人的” な要素が多くなります。
そのような点から事業規模の上限は、管理戸数が数千戸程度ではないかと思います。
実現性を考えると事業規模としては、中核都市で1千戸~2千戸程度の管理戸数を目標とし、地域ナンバーワン企業を目差すなどの考え方が自然ではないでしょうか。
具体的な起業の姿をイメージしてみましょう。
管理業務だけでスタートすると仮定して、収入は月1回しかありません。
1戸当たり5%の管理料とし毎月50万円の収入を得るには、家賃収入で1,000万円が必要です。
平均家賃を10万円として100戸の管理戸数がスタート時点でなくてはいけません。
家賃によってはもっと戸数は必要であり、ハードルは低いとは言えません。
しかし事業譲渡や倒産した管理会社の物件が移管されたなど、ラッキーにスタートできることがあるかもしれません。
事業開始後は管理戸数を増加させることが、もっとも重要なテーマとなるでしょう。
前述のとおり不動産業は独立しやすい事業といえます。
とくに仲介業や管理業は多くの資本を必要としません。
顧客と連絡がとれる手段さえあれば、他には来客用の打合せスペースと、小さな事務スペースがあればスタートできるビジネスです。
しかし独立しやすいことと継続できることとでは、別な要素や条件が必要になります。
これらの力が身につくような準備をし、やがて巡ってくるチャンスを見逃さないことが重要です。
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「満室の窓口」とは、空室が増加する日本の賃貸住宅を満室にする全国プロジェクト。
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※ロイヤリティはないため、すべて利益にしていただくことができます。
不動産で独立起業するなら「仲介業」からのスタートが現実的です。
しかし、ビジネスモデルとしては「ストックビジネス」である賃貸管理は、安定した経営を望むことができます。
仲介業や管理業は資金的に大きな金額は必要としませんが、独立起業し事業を成長させ、安定した基盤にもとづいて更なる成長を図るには、基礎的な経営体力はやはり必要です。
入念な事前準備が大切でしょう。
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