野村不動産が新たなコワーキングスペース事業「TOMORE zero(トモアゼロ)」の運用を開始しました。同スペースは「共創ライフ」をテーマに、仕事や生活の様式が多様化する中、ユーザーの共感性や価値観によってつながりを創出する仕組みを採用します。

東京メトロ日比谷線の人形町駅から徒歩6分の場所に位置する同スペースは、これまでオフィスとして利用されていた雑居ビルの1階部分をコワーキングスペースにリノベーションされています。

画像はPR TIMESより

約46坪となるの室内には「ソーシャル・ワークスペース」と「ソーシャル・リビング・ダイニング」の2つの空間が設けられており、ソーシャル・ワークスペースにはミーティングやリモートワークができるブースなどを配置します。一方のソーシャル・リビング・ダイニングには、ダイニングテーブルやソファを設置しリラックスした気分を味わうことができるラウンジ、コーヒーカウンターなどを設けます。

TOMORE zeroは、シェアハウス&コワーキングスペース事業としてスタートした「TOMORE(トモア) プロジェクト」の一環として設置したものです。重視したのは「緩やかに交流できる場」であることです。働く人同士がビジネスに基いて繋がるのではなく、互いに相談し、仲間を作ることができるスペースにしていいくために、スペース内には多くの仕掛けが施されています。

さらに、同スペースを運営するMIRAI-INSTITUTEのスタッフが「コミュニティ・オーガナイザー」として常に居座り、受付という表面上の業務から幅広い物事の相談まで入居者に寄り添います。通常時から交流を促すハードとしての場づくりをすすめる一方、8月からオンライン会員制コミュニティ「TOMORE members」を立ち上げることで、オンラインイベントを定期的に開催するなどの会員同士のつながりも活性化させてきました。

10月中はトライアル期間となっており、11月から本格運用を開始予定です。先行してオンラインサロンなどを運営してきたため、すでに会員数は400名以上にのぼっています。フリーランスや起業家の方だけでなく、副業としてのワークスペース等、個人としてアクティブに活動の幅を広げる多くの方々が使えるよう、間口を広く開きます。

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