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不動産業界は一般的にブラックなイメージを持たれている方も非常に多いです。
実際毎月数字に追われ、上司から怒られ、休日出勤は当たり前・・
といった不動産会社が多いのは事実です。
しかし中にはホワイトな不動産会社も存在します。
今回はブラック不動産とホワイト不動産の特徴を6項目にわけて比較していきます。
Tips
不動産業界のブラック企業とホワイト企業を比較してみた
- 給与
- 残業・休日出勤
- 福利厚生
- 昇給・昇進
- 社内の雰囲気
- 上司からの詰め
1.給与面
ブラック不動産 | ホワイト不動産 |
固定給は限りなく低い(業務委託契約にして0にすることも)・インセンティブは高い | 固定給はそこそこ・インセンティブはあるが業績以外も評価される |
まず気になる給与面ですが、ブラック不動産は固定給は0に等しいです。ただし「インセンティブで月収100万以上可能など」といった唄い文句で求人募集をかけています。
中小不動産で「月収例が異常に高い企業」はブラック不動産の可能性が高いです。
※さらにひどい会社になると社員ではなく「業務委託」として採用します。
実際にブラック不動産ではインセンティブで稼いでいる人もいますが、その分激務で休みはありません。
一方でホワイト不動産は固定給はそこそこですが、インセンティブ、ボーナスがしっかりとあり、営業の数字だけでなく、業績や社内での活動も評価してボーナスを出してくれる傾向があります。
2.残業・休日出勤
ブラック不動産 | ホワイト不動産 |
数字が無いと休みなんて関係ない。 | エンドユーザー商売なので読めない部分もあるが、それでも振替休日は取れることが多い。 業務が無ければ残業はそんなにない |
ただでさえ多忙を極める不動産業界ですが、ブラック不動産の場合、数字がなければ残業はあたりまえ、休日出勤もあります。
もちろん、残業代・休日出勤手当も出ません。休日はチラシ巻きを1日行う営業マンもいるとか・・
一方でホワイト企業の場合ですが、残業代はしっかりでますし、休日出勤しても手当は出たり、振替休日がとれることがほとんどです。
※基本的にホワイト企業の場合は残業が少ないです。
3.福利厚生
ブラック不動産 | ホワイト不動産 |
福利厚生は表面上あるが使えない | しっかりと利用できる |
会社ですから福利厚生もあります。
代表的な福利厚生として
- 住宅手当
- 慶弔見舞金
- 交通費
- 育児休暇
- 有給休暇
などがありますがブラック不動産ではこうした福利厚生はもちろん使えません。
中には親族の不幸で休むといったら嫌な顔をされたケースも・・
ホワイト企業は安心して福利厚生を利用することができます。
4.昇給・昇進
ブラック | ホワイト |
管理職になっても個人数字持たされることが多いので、基本一生営業 | 営業→役職→管理職という流れでステージが変わり、それに伴い固定給増加 |
不動産業界でもキャリアアップは非常に大切な要素ですが、ブラック不動産の場合は「名ばかり管理職」になるケースがほとんどで、一生営業マンのままです。
管理職になってもマネジメント業務をするわけではなく、個人の数字をもち、さらに部下の管理をするというタダ業務が増えただけとなってしまいます。
ホワイト不動産の場合はしっかりとキャリアパスがあり、成果に応じ
- 営業
- 役職
- 管理職
とキャリアアップできます。
上になればなるほど、現場営業の業務は減ってマネジメント業務に集中することができます。
インセンティブではなく固定給が大幅に増えるので、生活水準が安定します。
5.社内の雰囲気
ブラック | ホワイト |
殺伐・個人商店の集まり | 和気あいあい・一体感がある |
働くうえで肝心な社内の雰囲気ですが、ブラック不動産は鬼のように殺伐としています。
営業マンはみんなピリピリしており、上司は常に鬼の形相でにらんでくるようなイメージです。
というのもブラック不動産の場合は、チームという考えがあまりなく、個人個人がどれだけ数字をできるか?という考え方なので社内のコミュニケーションが活発ではありません。
ホワイト不動産の場合はしっかりと組織化されており、個人はもちろんですがチームで目標を達成する意識が高いため、会社全体に一体感があります。
そのため社内のコミュニケーションも活発で和気あいあいとしています。
営業アシスタントや事務など、女性が多いのもホワイト不動産の特徴です。
6.上司からの詰め
ブラック | ホワイト |
理不尽極まりない詰め | 一定数あるが理不尽なことは基本的にない |
不動産会社は上司が怖いイメージがありますが、ブラック不動産に関してはその通りです。
上司は鬼です。
営業の数字がいかなければ、理不尽な極まりない要求をされます。
ブラック不動産の場合、バリバリの営業マンがそのまま上司になるので、個人的な営業スキルは高いですが、上司としてのスキル・マネジメントスキルはあまり持ち合わせていません。
※根性論が好きな上司です。
ホワイト不動産の場合は社員教育・研修も徹底していますので、マネジメントの能力を磨かれた人が上司になります。
そのためブラック不動産のような理不尽な要求はありません。
- 1件成約するまで帰ってくるな
- 返事は「はい」「いいえ」のどちらかにしろ!
- 休む時は定休日でも俺に報告しろ
【結論】ブラックはやめてホワイト不動産に就職しましょう
今回紹介した通り、ブラック不動産は精神的、肉体的に疲弊し、さらに将来的なキャリアを損なう可能性があります。
これから不動産業界を目指す方がブラック不動産ではなく、ホワイト不動産に就職したいのであれば、情報が命です。
求人情報に掲載されている情報を鵜呑みにしてはいけません。
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まとめ
ブラック不動産 | ホワイト不動産 | |
給料 | 固定給は限りなく低い(業務委託契約にして0にすることも)・インセンティブは高い | 固定給そこそこ・インセンティブはあるが業績以外も評価される |
残業・休日出勤 | 数字が無いと全く関係ない。 | エンドユーザー商売なので読めない部分もあるが、それでも振替休日は取れることが多い。 業務が無ければ残業はそんなにない |
福利厚生 | 表面上あっても使えない | 有給等基本的なものは基本的に利用できる |
昇給・昇進 | 管理職になっても個人数字持たされることが多いので、基本一生営業 | 営業→役職→管理職という流れでステージが変わり、それに伴い固定給増加 |
社内の雰囲気 | 殺伐・個人商店の集まり | 和気あいあい・一体感がある |
上司からの詰め | 理不尽極まりない詰め | 一定数あるが理不尽なことは基本的にない |
ブラック不動産とホワイト不動産の比較6項目いかがでしたでしょうか。
ブラック不動産についてはやや面白おかしく書きましたが、全部実際にあった話です。
せっかく不動産業界で働くのであればホワイト不動産で楽しく働けるよう、求人情報をしっかりと見極めて就職・転職するようにしましょう!
▼不動産業界を理解しよう▼