「一括査定サイトの通電率・訪問査定率 他」媒体毎の集計レポート【2023年8月度】

弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間約3,000件(2023年8月現在)の査定依頼への架電を代行しています。

本記事では、月ごとの対応実績についてとりまとめたレポートを公開させて頂きます。

※本来、訪問査定率や通電率については地域差もあるものではありますが、本レポートでは地域ごとの集計はしていないため、あくまで参考としてご参照ください。

コールセンター対応レポート【2023年8月度】

集計期間 2023年8月1日~2023年8月31日

※キャンセル率=キャンセル数/弊社が受信した査定全ての件数(キャンセル数には、お客様のご要望によるキャンセルのほか、権限のない他人、イタズラなども含まれます)
※媒体によってはキャンセル案件の一部を「課金対象外」として扱うため、媒体選定に関しては「課金金額/訪問査定数」などの費用対効果を基に選定いただくことを推奨しております。
※月間の対応件数が10件未満の媒体は、記載せず。

合計 3,515 2,353 71.3% 20,403 6.19 486 14.7% 373 12.2%
媒体名 対応顧客数 通電数 通電率 架電回数 平均架電回数 訪問査定数 訪問査定率 キャンセル数 キャンセル・いたずら等
イエウール 1,209 719 64.7% 7,757 6.98 129 11.6% 168 13.0%
リビンマッチ 836 577 71.9% 4,855 6.05 94 11.7% 176 19.5%
HOME4U 668 495 77.7% 3,404 5.34 128 20.1% 58 7.8%
LIFULL HOME'S 218 165 82.5% 1,090 5.45 54 27.0% 15 6.0%
すまいステップ 215 151 75.1% 1,110 5.52 37 18.4% 22 9.1%
おうちクラベル 88 47 54.0% 723 8.31 10 11.5% 9 8.4%
マンションナビ 79 44 58.7% 604 8.05 5 6.7% 9 10.2%
スーモ 41 31 83.8% 199 5.38 5 13.5% 3 5.4%
リガイド 38 31 88.6% 152 4.34 7 20.0% 3 6.4%
yahoo不動産 33 20 60.6% 191 5.79 2 6.1% 4 11.1%
不動産売却の窓口 24 21 100.0% 47 2.24 3 14.3% 4 14.8%
いえカツ 15 10 76.9% 61 4.69 4 30.8% 1 5.3%
サテイエ 15 11 100.0% 75 6.82 2 18.2% 2 11.1%
ズバット不動産売却 12 11 91.7% 46 3.83 3 25.0% 0 0.0%

今月の対応査定件数は、3,515件(先月比+426件と、先月に引き続き3,000件超えの件数を対応させていただきました。
訪問査定率では、14.7%(先月比+0.4%とほぼ横ばいの結果となりました。
通電率では、71.3%(先月比-1.1%と下落傾向にあります。
先月の解説と同様に原因としては、査定件数が増加したことや通電するまでに必要な架電回数が約6回と多くなっており、
通電するまでの行動量が増えたことが挙げられると思います。
約7割の売主様とコンタクトを取るには最低でも3日間の計6回架電が必要です。

また、今回は視点を変えて「査定の新規反響が集中する期間があるのか?」を弊社で架電対応させていただいたデータを基にご紹介させていただきます。

※弊社が架電対応した新規査定反響が集計対象です。
※集計期間:2023年6月1日~2023年8月31日の3ヶ月間を集計しております。
※1週間毎の件数と1日の平均件数を集計しております。
※1週間の査定件数が100件超える媒体のみ対象です。
※29日~31日の件数は除いています。

➀Aサイトの査定件数 推移結果

Aサイトでは、月初(1日~14日)に新規査定反響が集中していることがわかりました。
中旬から月末にかけて件数が落ち着き、月初と比べ月末では1日辺りの平均件数が10件近く減っています。
月初に件数が集中することから、査定件数の上限を設定している方は月初に上限まで達してしまうことが多い傾向にあるかもしれません。
可能であれば、月の数字目標に合わせて件数の調整を行っていただくことを推奨しております。

➁Bサイトの査定件数 推移結果

Bサイトでは、Aサイトと異なり月末月初(22日~28日・1日~7日)に新規査定反響が集中していることがわかりました。
特に月初よりも月末22日以降からの新規査定反響が+10件弱増えており、22日以降から月初にかけて件数が集中しているといえます。
月末は営業活動において契約数字の追い込み等があると思いますが、
新規査定反響も集中している傾向にあるため誰かが即対応できる体制作りや仕組み作りが重要になるかと思います。

➂Cサイトの査定件数 推移結果

Cサイトでは、月初(1日~7日)に新規査定反響が集中していることがわかりましたが、必ず月初に集中しているとは言い難い結果でした。
8月では月末に集中していますが、おそらく夏季休暇などが関係しているため件数に偏りが生じているのかと思われます。
またA・Bサイトと比べ、Cサイトでは1日の平均件数が+3件ほどの差しかなく、期間によって件数が大きく集中することは少ない傾向にありました。

今回の分析結果を基に、予算管理などの参考にご活用いただけますと幸いです。

 

次に各査定サイトについて解説させていただきます。
今月、訪問査定率30.8%(先月比+3.5%と最も高い数字を出したのは、「いえカツLIFE」でした。
査定件数が少ないため訪問査定率が高く出ている傾向にありますが、
キャンセル率も低く、5%台と素晴らしい結果です。
まだ対応できるエリアが関東圏と大阪府のみと限られていますが、
今後全国対応になった際は欠かせない査定サイトになり得るのではないでしょうか。

今月は、今まで査定件数の関係で本記事に取り上げていなかった「Yahoo!不動産」の売却査定が初浮上致しました!
Yahoo!不動産とは、国内で知らない方はいないほど有名なメディア「Yahoo! JAPAN」が運営している不動産関連のポータルサイトです。
意外と一括査定サイトを提供していることを知らない方もいらっしゃいます・・・!
噂レベルですが、一括査定の営業を強化しているようで、加盟される方が増えているようですね。
現在、弊社での対応したデータが少ない為、
今後件数も安定しデータがしっかりと取れるようになった際には詳しく分析させていただければと思います。

今月も引き続きよろしくお願いいたします。

NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】

毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。

都道府県別データサンプル

レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。

レポートに記載されている項目は以下の通りです。

媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/

こんな方におすすめです。
  • 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
  • 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
  • これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。

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