「一括査定サイトの通電率・訪問査定率他」媒体毎の集計レポート【2023年12月度】

2024年1月12日

不動産会社のミカタ

弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間約3,000件（2023年12月現在）の査定依頼への架電を代行しています。

本記事では、月ごとの対応実績についてとりまとめたレポートを公開させて頂きます。

※本来、訪問査定率や通電率については地域差もあるものではありますが、本レポートでは地域ごとの集計はしていないため、あくまで参考としてご参照ください。

コールセンター対応レポート【2023年12月度】

集計期間 2023年12月1日~2023年12月31日

※キャンセル率＝キャンセル数／弊社が受信した査定全ての件数（キャンセル数には、お客様のご要望によるキャンセルのほか、権限のない他人、イタズラなども含まれます）
※媒体によってはキャンセル案件の一部を「課金対象外」として扱うため、媒体選定に関しては「課金金額／訪問査定数」などの費用対効果を基に選定いただくことを推奨しております。
※月間の対応件数が10件未満の媒体は、記載せず。

合計	3,852	2,559	71.4%	6.22	483	13.5%	550	12.9%
媒体名	対応顧客数	通電数	通電率	平均架電回数	訪問査定数	訪問査定率	キャンセル数	キャンセル・いたずら等
イエウール	1,165	713	66.4%	6.76	117	10.9%	177	14.0%
リビンマッチ	1,008	675	70.3%	6.33	92	9.6%	220	20.3%
HOME4U	773	530	73.6%	6	107	14.9%	75	8.9%
LIFULL HOME'S	293	201	78.5%	5.31	78	30.5%	14	4.0%
すまいステップ	188	123	70.3%	6.22	31	17.7%	20	9.6%
サテイエ	90	73	84.9%	4.62	10	11.6%	3	3.0%
おうちクラベル	81	51	63.8%	7.24	4	5.0%	16	17.2%
いえカツ	50	38	80.9%	5.96	7	14.9%	6	8.5%
リガイド	49	42	95.5%	3.34	9	20.5%	3	5.5%
マンションナビ	47	28	68.3%	7.34	6	14.6%	6	11.5%
不動産売却の窓口	38	33	94.3%	3.83	4	11.4%	6	15.8%
スーモ	25	21	87.5%	4.38	10	41.7%	2	5.6%
ズバット不動産売却	16	14	87.5%	5.19	4	25.0%	0	0.0%
イエイ	11	6	60.0%	5.8	2	20.0%	1	9.1%

今月の対応査定件数は、3,852件（先月比-246件）と9月から2ヶ月ぶりに3,000件台の件数での着地となりました。
訪問査定率では、13.5%（先月比-2.2%）と約2％も落ち込む結果となりました。
12月は時期要因の関係で、訪問査定率が落ち込む傾向にございますが、先月の15.7%をキープできなかったことについて大変悔しく思います。
通電率では、71.4%（先月比-0.8%）とほぼ横ばいの結果でした。
11月度と同様に通電するまでの架電回数が増えておりますので、訪問査定率・通電率などの結果も含めて、かなり苦戦をした1ヶ月となりました。

また12月に入り、現場のオペレーターより『通電したが、「すぐに金額が知りたい」「電話でざっくりとした金額を教えてほしい」など最低限の連絡をご希望されているお客様が多く、
アポの提案や査定情報のヒアリング・確認までお話を進めることが難しい』と相談を頂くことがありました。
こちらは弊社テレアポ代行サービスのルール上、金額が詳細なお話については勝手に答えないというルールを敷いているため、
中々次に繋げられることに苦戦してしまう状況になってしまったと考えております。（現在は上記のような状況となった場合の切り返しトークを用意して対策をしております）
しかし、営業担当者以外のスタッフで反響後の初期対応を行っている企業様もいらっしゃる場合は同様なお悩みや課題を持たれているかと思われます。
あくまでも弊社のノウハウとなりますが、上記のように「すぐに金額が知りたい」「電話でざっくりとした金額を教えてほしい」等を
ご希望のお客様の場合、「しっかりと査定させて頂きたいため、念のため情報等の確認をさせていただている」と
査定額を不用意にお伝えしないために電話で確認している旨をご説明することも解決策として有効です。

それでは、次に各査定サイトについて解説させていただきます。

今月、訪問査定率41.7%と最も高い結果となった「SUUMO」について。
先月よりも対応査定件数が20件ほど減り、母数が減少したことも関係しているかと思いますが、訪問査定率が驚異の40%台で着地しております。
現在も査定依頼時に「電話番号」の入力が必須ではなく任意入力のため、電話でコンタクトができない案件も含まれていますが、
電話でのアプローチのみで41.7%の訪問査定率は素晴らしい結果です。

次にキャンセル率0.0%の「ズバット不動産売却」について。
ズバット不動産売却では、5月度でもキャンセル率0.0%の結果を出しております。
5月度の記事でも解説させて頂きましたが、ズバット不動産売却は全反響に対してSMS認証を実施しています。
SMS認証とは、査定依頼時に認証を通過できる携帯番号が必要になっており、認証を通過した査定依頼が不動産会社様へ送客される仕組みのため、
確度の高い（＝キャンセルになりにくい）反響が届く傾向にあると考えております。

2023年度も『「一括査定サイトの通電率・訪問査定率他」媒体毎の集計レポート』をご覧いただきましてありがとうございました。
1月中に一括査定サイトの年間ランキングと下半期ランキングも公開予定ですので、しばしお待ちいただけますと幸いです。
2024年度も皆様のお役に立てる情報を発信できるように努めて参ります。
引き続きよろしくお願いいたします

NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】

毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。

レポートには2023年1月～12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。

レポートに記載されている項目は以下の通りです。

媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/

こんな方におすすめです。

自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。

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