調査に行き詰まったら…。経験豊富な先輩社員に意見を聞くメリット

不動産には似ている物件を見つけることはできますが、まったく同じ物件というのはありません。

そのため、物件によっては権利関係や法令上の制限などが複雑で調査が難航してしまうことがあります。

もし調査に行き詰ってしまったら、どのような行動を取ればよいと思いますか?今回は、調査に行き詰ってしまった場合に経験豊富な先輩社員に意見を聞くメリットについて解説します。

調査に行き詰ったら、まずは状況を整理する

調査に行き詰り悩んでしまったら、まずは状況を整理しましょう。対象不動産を調査している目的は何でしょうか?「重要事項説明書を作成するため」「自社で買い取りできる物件か調査するため」「売却査定をするため」などの目的が考えられるでしょう。また、きちんと状況を整理して、何が原因で悩んでいるのか、自分としてはどのような方向に進めていきたいのかなどの点を明確にしておく必要があります。

今回は調査に行き詰った場合に「経験豊富な先輩社員に意見を聞く」という対処法をご紹介しますが、人に相談する前にある程度状況を整理して自分で道筋を立てておくべきでしょう。相談する・意見を聞くということは、相手の時間を奪っているということだからです。

また、自分で状況を整理していくうちに、これまで見えなかった道筋が見えてくることも考えられます。ですから、調査に行き詰ったら、まずは状況を整理することから始めてみるとよいでしょう。

経験豊富な先輩社員に意見を聞くメリット

ここでは、調査に行き詰った際に経験豊富な先輩社員に意見を聞くメリットについてご紹介します。どんな問題も、時間が経つごとに大きな問題に発展してしまいがちです。ですから、できるだけ早いうちに相談することをおすすめします。

自分では気付けないアドバイスをもらえる

「まったく同じ土地・建物」は存在しないかもしれませんが、先輩社員は似たような案件を経験している可能性があります。そのため、自分一人で抱え込んでいた問題であっても、経験者に聞くことで解決の糸口が見つかることがあるのです。

例えば、自治体が独自に制定している条例があったり、助成金制度があったりすることを知ることができたり、「その自治体なら、〇〇課にいるXXさんに聞いた方が詳しい内容を教えてもらえるよ」などと有益な情報を得ることができたりすることが考えられます。

他の対処法を教えてもらえる

会社ごとに、社内の仕組みやルールが異なります。そのため、同じ悩みを抱えていたとしても所属している会社によって判断が変わることがあるのです。

「その物件は〇〇のようだから、無理して仕入れなくても良い。念のため上司に確認してみて」「このケースでは社内で〇〇と決まっている。お客様には丁重に断りを入れよう」「お客様は嫌がっているようだが、社内ルールとしてXXで確認することは必須。もう1度確認できないか?」など、調査とは別の対処法を教えてもらえる可能性があります。

社内の細かいルールや判断基準は、同じ会社の人間でなければわかりません。先輩社員に意見を聞くメリットの1つといえるでしょう。

相手に心を開いてもらえる

不動産売買仲介は個人プレーで動くことが多いかもしれませんが、社内の人間関係を円滑にしておくことは、自分自身の働きやすさにも繋がります。人間なので誰しも合わない人間や気に入らない人間が存在するものです。あからさまな態度には出さないものの、人間関係を良好に築けないと居づらい思いをするかもしれません。

「調査に行き詰って先輩社員に意見を聞く」ということは、自分の弱みを見せて相手を頼っているということ。悩みを相談することで自分のことを知ってもらうことができたり、悩みに共感して心を開いてもらえたりする可能性があります。

先輩社員も人間ですから、弱みを見せて頼ってきた相手を「応援したい!」と思うはず。今後の関係が良くなる場合があります。

仕事のチャンスが広がる可能性がある

先輩社員に意見を聞くことで、仕事のチャンスが広がる可能性があります。悩みを打ち明けることで、「一人でここまで調査をしている」「こういう熱意をもって仕事に取り組んでいる」「このような考えをもって仕事をしているのか」といった、相手に今まで知ることのできなかった自分の一面を知ってもらえることになるでしょう。悩みを通じて人となりや仕事への姿勢を知ってもらえることにより、相手が立場の上の人であれば「今度はこの人に〇〇の仕事も挑戦させてみようかな」などと、仕事のチャンスが広がる可能性があります。

先輩社員に意見を聞く際に気を付けること

ここでは、先輩社員に意見を聞く際に気を付けることについてご紹介します。気を付けるポイントをきちんと押さえておくと、相手の印象や反応が変わるかもしれません。

相手の都合を事前に確認する

いきなり「今、いいですか?」と聞くのではなく、必ず事前に相手の都合を聞いておきましょう。上記でも記載しましたが、先輩社員に意見を聞くということは「相手の時間を奪っている」ということ。相談の内容や想定される時間なども一緒に伝えておくことをおすすめします。

順を追って話せるように準備する

聞きたいことがはっきりしない相談は、聞く相手が疲れてしまいます。相手に話をする前に、自分の頭の中で話したいことをまとめておきましょう。順を追って話すことが難しければ、簡単に文章として書きだしておくのも手です。相手に伝わりやすいように工夫して話すとよいでしょう。

必ず解決するとは限らない

経験豊富な先輩社員とはいえ、すべての問題を解決できるとは限りません。話をしたけれど、結果的に何も解決しなかったということもあり得ます。とはいえ、直接解決には至らなくても、何かヒントになりそうな経験談を引き出せる可能性があります。自分の考えとはまったく違うような話であったとしても、教えてもらえることに感謝して耳を傾けてみてください。

調査に行き詰ったら、1人で抱え込まず相談してみよう!

調査に行き詰るなど何か問題があったときに、1人で抱えていても解決には至らない可能性があります。現状を打破するために、自分よりも実務経験のある先輩社員に意見を聞くのは1つの手でしょう。問題があるときは1人で抱え込まず、なるべく早い段階で相談しておくことをおすすめします。

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