すでに不動産会社経営者の方も、これから不動産会社を設立する人も、不動産フランチャイズ(FC)加盟は一度は考えたことはあると思います。
ただ実際どこの不動産フランチャイズ(FC)に加盟すればいいかなかなか判断がつきません。
今回は、不動産フランチャイズ(FC)に加盟するメリット・デメリットを紹介します。
不動産フランチャイズ(FC)加盟のメリット
不動産フランチャイズ(FC)加盟のメリットは大きく5つあります。
- 不動産売買フランチャイズ(FC)の看板が使える(集客効果と信頼性)
- 不動産売買フランチャイズ(FC)加盟店との横の繋がりができる(最新情報や生の声)
- 不動産売買フランチャイズ(FC)本部からの研修が受けられる(最新情報やノウハウ)
- 不動産売買フランチャイズ(FC)のシステムを利用することができる(業務効率化)
- サプライヤー(不動産売買フランチャイズ(FC)本部と提携している外部企業)のサービスをお得に利用できる
一つずつ見ていきましょう。
1.不動産売買フランチャイズ(FC)の看板が使える(集客効果と信頼性)
一番分かりやすいメリットとして、フランチャイズ(FC)の看板が使えることです。
これから独立する方はピンと来ないかもしれませんが、結構この看板の力は大きいです。
独立したてで一番多い声は、「前職の会社の看板力は強い」という声。
勤めている時は比較ができないので分かりませんが、独立して初めて感じる部分です。
そこで結構苦労する方も一定数いらっしゃいます。
フランチャイズ(FC)加盟をすることで、その不動産フランチャイズ(FC)の看板が使えるので、一定率この苦労を緩和することができます。
また、お客様が勝手に大手と認識してくれることもあるので、来店客が来る可能性も(これはあまり期待しないほうがいいですが)
2.フランチャイズ(FC)加盟店との横の繋がりができる(最新情報や生の声)
経営者は孤独なものです。
悩みを相談したくても、従業員には中々相談できません。
フランチャイズであればそんな悩みを、他の加盟店と共有できるのもメリットの一つです。
また他の加盟店の成功事例や失敗事例を聞くことができるので、単独で事業を行うより情報量が増え、正しい意思決定につながります。
3.不動産売買フランチャイズ(FC)本部からの研修が受けられる(最新情報やノウハウ)
一人で事業を行っていると、誰もアドバイスしてくれません。
アドバイスを受けようとコンサル会社を入れると、多大な費用が発生することも。
不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟すると、本部から定期的な研修や指導を受けられます。(多くは無料で受けれますが、中には有料のものもあります)
また、業界の最新ニュースを知ることができるので、簡単に情報強者になることも。
一人でいろんなところにアンテナ張るのは無理があるので。
4.不動産売買フランチャイズ(FC)のシステムを利用することができる(業務効率化)
不動産売買フランチャイズ(FC)のシステムを利用できることもメリットの一つです。
一人でやっていると、費用が発生したりアイミツが手間だったりし、業務効率化の部分が結構おざなりになります。
不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟することで、簡単に利用することができます。
物件連動システムやHP、顧客管理等が用意されていることが多いです。
使い勝手は、不動産売買フランチャイズ(FC)によってまちまちですが、おおよそ加盟店の声を基に作られているので現場に即したものになっています。
5.サプライヤー(不動産売買フランチャイズ(FC)本部と提携している外部企業)のサービスをお得に利用できる
サプライヤーのサービスは不動産売買フランチャイズ(FC)本部が前裁きしているケースが多いので、一定の効果と信頼性があります。
提携割引をしていることが多いので、サプライヤーのサービスを安価に使うこともできます。
また、価格や条件の交渉事を本部が代替してくれるので、サプライヤーとの交渉事での力関係も優位に立ちやすいです。
不動産売買フランチャイズ(FC)加盟のデメリット
不動産売買フランチャイズ(FC)加盟のメリットを書きましたが、メリットの裏には必ずデメリットが。
デメリットは大きく以下の3つです。
- 加盟時に加盟料が発生する
- ロイヤリティが発生する
- 出店が制限される
1.加盟料が発生する
すでに不動産会社を経営してからの加盟であればいいですが、独立とともに加盟する際は結構この費用が痛いです。
誰しも独立時はお金がありませんから。
不動産売買フランチャイズ(FC)によって、金額はまちまちですが、おおよそ100万円~300万円程度かかるようです。
それと併せて開業資金を用意しなければならなくなります。
2.ロイヤリティが発生する
また、毎月or毎年ロイヤリティを不動産売買フランチャイズ(FC)本部に納めなければなりません。
金額も月額固定だったり、売上の%だったり不動産売買フランチャイズ(FC)本部によってまちまちですが、単純に固定費が上がります。
その分売上を立てなければいけなくなるため、より一層努力が求められます。
3.出店が制限される
多くの不動産売買フランチャイズ(FC)はエリア制を敷いてます。
エリアの定義はそれぞれですが、多くは既存店舗の半径〇メートルには新規出店ができないという形。加盟店内での食い合いを防ぐためです。
只、これから独立したり、今後店舗数を増やすことを検討している場合は足かせになることも。
また、加盟したくても希望エリアでできないこともあり得ます。
不動産売買フランチャイズ(FC)比較
ここまで、不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟するメリット・デメリットをまとめました。
それを理解したうえで、次はどこの不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟するか考える必要があります。
一口にフランチャイズ(FC)と言っても、各フランチャイズ(FC)で結構特徴があります。
そこで主要不動産売買フランチャイズ(FC)を比較してみました。
興味のある方はこちらのページよりご覧ください。
まとめ
以上、不動産売買フランチャイズ(FC)のメリット・デメリットいかがでしたでしょうか?
不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟すれば、成功が約束されているわけではありません。
独自にやるのと同じで、それ相応の努力が必要です。
もし、不動産売買フランチャイズ(FC)におんぶにだっこになろうと考えている方は、絶対に成功しません。
そういう方は不動産売買フランチャイズ(FC)本部からも見放されます。
既に不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟されている方の多くは、「より売上をあげたい」や「いい会社にしたい」などの夢を持っています。
それを叶えるための手段として不動産売買フランチャイズ(FC)に加盟しているのです。
うまく不動産売買フランチャイズ(FC)を利用して、ご自身の夢をかなえてください。
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