弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しています。
毎月の月間の対応件数が約2,000件にまで達しており、日々多くの架電業務を代行しています。
本記事では、2022年下半期に対応した16,000件以上の査定について集計を行い、最も訪問査定率が高かった一括査定サイトを発表いたします。
弊社で対応している実績については毎月公表をしていますが、ある程度まとまった期間の数値を見ていくと「各媒体の傾向」がより見えやすくなっていますし、前回の『2022年 上半期ランキング』からどのような変化があったのかを見ることで、それぞれの運営元の方針転換なども推測ができますので是非ご一読ください。
※参考までに前回のランキングは下記
2022年下半期 最もアポ率が高かった媒体は・・・
※集計期間:弊社の年末年始休業期間を除く2022年7月1日~2022年12月27日
※総査定数:16,741件
※集計対象媒体:集計期間内の対応件数が200件を超えるもの
※集計対象エリア:日本全国
※訪問査定率=弊社がアポを取得した訪問査定数/弊社が対応可能な査定件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)
※キャンセル率=お客様が査定そのものを辞退された件数/弊社が受信した査定全ての件数
(権限のない他人など、お客様のご要望に関わらず査定ができない案件も分子に含む)
※査定数=弊社が受信した査定全ての件数
訪問査定率ランキング第1位「LIFULL HOME'S」
2021年度ランキング・2022年度上半期ランキングに並び、2022年度下半期ランキングも堂々の第1位は「LIFULL HOME'S」でした!
訪問査定率は驚異の30.6%で、キャンセル率でも第2位の5.2%と驚きの結果です。
査定件数が上半期よりも約2.7倍と増加している中で、安定の訪問査定率とキャンセル率は前回同様に「理想的な集客品質」と言えると思います。
やはり、匿名査定と実名査定があり、売主様が査定依頼方法を選択できるところが「確度の高い反響」に繋がっているのではないでしょうか。
ただ、全体的に査定件数が増えたとはいえ、エリアによっては査定件数の確保は難しい場合もあるので他社サイトとの併用を推奨しています。
資料DL:https://store.f-mikata.jp/lifull-homes/
訪問査定率ランキング第2位「SUUMO」
2022年度上半期ランキングで、番外編「キャンセル率の低さ」でご紹介させていただいた「SUUMO」が訪問査定率ランキングで第2位に浮上しました!
また、キャンセル率ランキングでは前回と同様に第1位です。
さらに驚愕なことに、前回よりもキャンセル率が-1.1の3%と5%を切る数字で着地しています。素晴らしい実績です・・・!
「買い客の集客といえば、SUUMO」の印象がありますが、個人的には「買いも売りも強いSUUMO」に少しづつではありますが、変化してきているのではないかと思っています。
ですが、査定件数は他査定サイトと比較すると少ないので、本格的に売り客の集客に力をいれているという印象はまだ薄いかもしれません。
電話番号の入力が必須ではないので、必須になった場合は動きがありそうですね!
今後、SUUMOは注目すべき査定サイトの一つだと思っています。
訪問査定率ランキング第3位「すまいステップ」
前回では訪問査定率ランキング第2位でしたが、今回は第3位という結果に。
第2位のSUUMOとは1.5%との差で敗れてしまいました・・・
そもそも査定件数の数が約5倍ほどすまいステップの方が多いので、1,000件を超える査定件数で20%の訪問査定率は素晴らしい結果だと思います。
前回と比べ訪問査定率が-6.8%と下がってしまった要因も、査定件数の増加だと考えています。(弊社の利用者様が増えたという見方もあります)
キャンセル率を見ると、前回とほぼ横ばいなので一概に「反響の質」が下がったというよりも、「加盟店様が増え、エリアによっては競合争いが激化した」という説の方が近いかもしれません。
競合が増えると、ファーストコールのスピード(一番にコンタクトが取れるか)も大事ですが、売主様に自社を選んでもらう差別化が重要なポイントになってくるのではないでしょうか。
資料DL:https://store.f-mikata.jp/sumai-step/
【番外編】全体的にキャンセル率が改善傾向!?
個人的にとても嬉しい結果が・・・!!
ランクアップさせていただいた全査定サイトで、キャンセル率の改善が見られることです。
上半期に比べ、キャンセル率の改善があるということは、どの査定サイトでもアフィリエイト広告の規制に取り組んでいたり、いたずらなどの反響は流さないように事前に確認したりなど「反響の質」についてより対策をしていることがわかります。
引き続き、この数字は維持していただきたいです!
まとめ
2022年度下半期訪問査定率ランキングはいかがだったでしょうか?
弊社サービスもありがたいことに多くの不動産会社様にご利用をしていただき、相当数の査定件数を対応させていただくことができました。
その中で、キャンセル率の改善は本当に素晴らしい実績だと思います。
来月では、2022年度年間ランキングも公開予定ですので、公開まで楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】
毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。
レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。
レポートに記載されている項目は以下の通りです。
媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/
- 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
- 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
- これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。
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