不動産会社と顧客のコミュニケーションも時代の変化にともない年々変化しています。
郵便・はがきが電話になり、Faxになり、メールになり・・
最近ではLINE(ライン)やSNSなどのチャット機能で顧客とのコミュニケーションを取る会社も増えてきました。
やはり気軽に連絡がとれるのは不動産会社としても、お客さんにとってもメリットの大きいものです。
しかしLINEで顧客とのコミュニケーションをとることにはメリットもあればデメリットもあります。
今回はLINE・SNSでの連絡のメリット・デメリットに合わせて注意点もご紹介したいと思います。
※LINEは日本国内で7,800万人が利用しています。
注目
不動産営業マンが見込み客・顧客とLINE・SNSで連絡を取るメリット
1.既読になるため見たか見ていないか判断がつきやすい
LINEには「既読」の機能があります。
不動産会社にとってこちらの連絡を見たか見ていないかわかるのはかなりありがたいです。
今までは
- 「メール見てくれたかな?」
- 「着信に気づいてくれたかな?」
と気にするケースも多かったのですが、LINEであれば「既読」がつくので情報が伝わっているという確認をすることができます。
2.即レス(返信)可能
お客様は常に不動産のことを考えているわけではありませんので、お客様の返信や連絡が来た場合には即レスする必要があります。
メールはPCを開かなければ見ることができず、外回りの営業マンは携帯でメールをチェックし、夜にまとめて返信する。といったケースもかなり多いです。
上記のケースは対応として悪いわけではないですが、お客様の温度感を考えると「即レス」はかなり重要なポイントです。
LINEであればいつでもどこでもチェックできるので、外回りの営業中でも「即レス」が可能となります。
ポイント顧客側からもLINEに「既読」がつくのは「見てくれている!」と安心できるポイントでもあります。
LINEでの連絡はデメリットもある
いつでもどこでもチェックでき、
- 「既読の確認」
- 即レス
と、LINEでの連絡は不動産会社にとっても、顧客にとってもメリットが大きいものですが、気をつけなけばならないデメリットもあります。
早くLINEの連絡先を聞かれると嫌がられる
LINEを「当たり前」のように使用している不動産会社にとっては、見込み客や顧客が「教えてくれて当たり前」と思いがちですが、早くLINEを聞きすぎたり、しつこく聞くと不信感に繋がります。
顧客心理からすると
と警戒する方もいますので、ある程度ヒアリングを行い安心感を与えてからLINEの連絡先を聞きましょう!
教えてもらう際には「利用目的」をしっかり伝える必要があります。
大事な書類や情報はLINE以外の手段を利用しましょう!
不動産会社では、手続き上
- 顧客の年収情報
- 口座情報
- その他の個人情報
といった情報を送ってもらうケースもあります。
こうした情報はお客様の大事な個人情報ですので、LINEではなく、書面や直接の受け渡しで行うようにしましょう。
面倒くさいという気持ちもわかりますが、
と一気に信用を失うケースもあります。
LINEは便利なツールではありますが、使うタイミングをしっかりと考える必要があります。
うまくLINEを教えてもらう工夫
先程もお伝えしたようにLINEはお客様から強引に聞き出すものではありません。
できれば会話の自然の流れで登録してもらうことが理想ですが、なかなかうまくいかないケースもあります。
そんなときには
- キャンペーンの実施
- 接客カードの時に連絡希望手段に項目を記載しておく
など。
ひと工夫して、お客様の心理的ハードルを下げる必要があります。
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まとめ
LINEは非常に便利なコミュニケーションツールで、
- いつでもどこでもチェックできる
- 「既読」の確認
- 即レス
と不動産会社に大きなメリットがあります。
しかし強引に連絡先を聞き出したり、営業の連絡ばかりになったりすると、かえって信頼を損なったり・不信感を抱かせてしまったりと、意外なリスクもあります。
LINEだけでなく、TPOをわきまえた連絡手段・コミュニケーションを選択肢、お客様に安心して購入・契約をしてもらえるように心がけましょう!