
任意売却案件を獲得する方法として、
- 住宅ローンの返済に困っている方
- 住宅ローンの返済が厳しい方
- 住宅ローンの返済を滞納している方
を集める必要があります。
集める媒体の一つとしては、専用のホームページが考えられますが、そのホームページに載せてはいけないキーワードがあります。
何だと思われますか?
答えは「任意売却」というキーワードです。
任意売却案件の獲得方法
ホームページに「任意売却」と書いてはいけない
「えっ!任意売却案件を獲得するためのホームページなのに、「任意売却」というワードを載せてはいけないって矛盾しているな。」
と思われると思います。
でも、問合せをいただきたいのは住宅ローンの返済に困っている方です。
その状況の方の気持ちを考えるとその時点では、ほぼ間違いなくマイホームを手放したくないと思っていますよね。
その気持ちを差し置いてホームページに「任意売却」というワードを載せてしまうと、問合せ来るでしょうか?
手放したくない訳ですから、当然問合せ入らないですよね。。。
これ、ホームページを作る時のよくありがちな話で、作る側の考えだけで作ってしまう。
そこにお客様の気持ちは全く入ってないです。
作る側の考えで作ると「任意売却」と言うキーワードが入ります。
お客様の気持ちを考えて作ると「任意売却」と言うキーワードは入らない。
ホームページの制作会社にお任せしてもよくこういう失敗例が起こります。
ホームページ制作会社はお客様の気持ちがわからないし、分かろうともせずに、発注者が満足するホームページを作ります。
だから、ホームページの制作をお願いする際には、そのお客様の気持ちがわかる人が構成をしないと問合せの取れるホームページにはなりません。
そうしないと作るだけ無駄です。
任意売却はレッドオーシャン
一方で、「住宅ローンの返済支援」ではなく、「任意売却」のホームページを作った場合、
問合せが来るとすれば、
- マイホームに未練がない方
- 既に競売になりそうな切羽詰まった方
です。
確かにそこまでステージが進んだ方はすぐに任意売却しないといけない状況なので売却活動に入れるのも早いです。
でも、あまりにも時間がなさすぎて任意売却の成功確率も断然低くなってしまいます。
また、ライバルがひしめき合っています。
お客様が「任意売却」という検索ワードで検索すると、任意売却を取り扱っている不動産業者さんのホームページがいっぱい出てきます。
まさにレッドオーシャン
その中から、選んでもらうのは至難の技です。
狙うは任意売却潜在層
そういう意味でも、
もっと早いステージのお客様から住宅ローンの返済相談を受ける。
ということの方が良いですね。
となるとやはりホームページの切り口は
「任意売却」ではなく、「住宅ローンの返済支援」になります。
住宅ローンの返済に困っている方の相談を受ける。という立ち位置になるわけです。
その段階でお客様とのファーストコンタクトを取り、相談を受けてこちらとの関係性を築いておく。
このファーストコンタクトさえ取っておけば、そのお客様のマイホームが実際に任意売却に至った際には、
間違いなく相談されますし、任意売却案件が獲得できるということです。
任意売却案件を獲得するにはこの一連の流れが必須になります。
まとめ
- 任意売却の案件を獲得するのであればホームページに「任意売却」と書いてはいけない
- 任意売却は「潜在層」からアプローチする必要がある