不動産仲介業で働いているときってもきれないのがノルマ(営業成績)です。
売上げノルマは不動産会社ごとエリアごとに異なりますので、〇〇円やれば平均的という情報はなかなか知ることができないのではないでしょうか。
今回は不動産仲介会社のエリア別の平均ノルマと、ここまでやればトップセールスというノルマ基準をご紹介します。
Tipsちなみに「ノルマ」は和製英語ですので、外国の方には伝わりません。
不動産仲介営業の売り上げノルマ目安表【都道府県別】
エリア | ノルマ(月) | トップセールス(月) |
札幌 | 100万円 | 250万円 |
東京(都心) | 200万円 | 500万円 |
東京(都下) | 200万円 | 333万円 |
神奈川(横浜・川崎) | 200万円 | 416万円 |
神奈川(その他) | 150万円 | 333万円 |
埼玉(中心部) | 150万円 | 333万円 |
千葉(中心部) | 150万円 | 333万円 |
愛知(名古屋) | 200万円 | 416万円 |
大阪(中心部) | 200万円 | 416万円 |
大阪(府下) | 100万円 | 250万円 |
兵庫(神戸市界隈) | 200万円 | 333万円 |
京都(中心部) | 150万円 | 333万円 |
福岡(福岡市) | 200万円 | 416万円 |
その他地方都市 | 100万円 | 250万円 |
※不動産会社のミカタ調べ
全国的に月の売上げノルマは100万円が目安となる不動産仲介会社が多いようです。
不動産トップセールスの数字は青天井ですので、あくまでも「この数字をクリアすればトップセールスへの仲間入り」の基準を記載しています。
各不動産会社ごとにも異なりますので、参考程度にご覧ください。
不動産仲介営業「売上げノルマ達成の難易度」は?
不動産業界はかなり大きな数字が動きますので、一見すると簡単にクリアできそうにも見えますが、平均ノルマを達成できる営業マンは全体の2割程度です。
ちなみにノルマを達成するには以下のようなイメージで売上を立てる必要があります。
売上げノルマ達成の条件(月200万円)
参考東京の平均ノルマとトップセールスの数字を基準にしています。
毎月3,000万円の物件を
- 両手仲介1件(買い100万円、売り100万円)
- 片手仲介2件(買い・売りいずれか100万円を2件)
上記のいずれかで売上げ200万円を作る必要があります。
もちろん単価が小さい場合は件数を増やしてノルマを達成する必要があります。
トップセールスの条件(月500万円)
毎月3,000万円の物件を
- 両手仲介2件
- 両手仲介1件片手2件
上記2件のいずれかで月300万円を作る必要があり、さらにトップセールスであればさらに
+3か月に1回程度:1億両手1件 or 5000万円両手2件=600万円
=(月300万円×12ヶ月)+(600万円×4ヶ月)=年間6,000万円
といった数字の作り方をする必要があります。
こうしてみるとトップセールスマンはかなり優秀であることがわかります。
まとめ
不動産仲介売り上げノルマ目安表いかがでしたでしょうか。
エリアごとにも異なりますが、不動産仲介の営業マンは月100万円が売り上げノルマの最低ラインとなります。
トップセールスともなると毎月500万円以上・年間で1億以上の売上を立てる方もいます。
毎月の売り上げノルマを達成できるよう、テレアポだけでなく、ステップメールなどのツールを駆使して安定的にノルマを達成することが大切です。