不動産業界では今RPAの導入がどんどん進んでいます。
RPAとは簡単に言うと、これまで人が行っていた作業をシステムに任せて業務を効率化するものです。
本ページでは
- RPAとは?
- 不動産業界での具体的な活用事例
- 不動産会社におすすめのサービス
をご紹介いたします。今まさに業務効率に課題を感じている企業様は是非参考にしてください。
不動産会社の導入が進むRPAとは?
RPAとは「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略で、手作業で行なっていた業務を、ソフトウェアロボットが人と同じようにパソコンを操作し、効率化する仕組みのことを言います。
不動産業界でも年々導入が進んでおり、特に書類や大量のデータを取り扱うことの多い不動産業においては、定型業務が自動化するだけで業務効率化や人的コストの削減といった大きな効果が見込めます。
RPAの具体的な活用事例
不動産会社でRPAは以下のように活用されています。
- 毎日収集する物件情報の新着情報や価格変更などの情報をRPAが自動的に判断、メンテナンスを行い常に最新の物件データベースを保持する
- ホームページの問い合わせへ自動返信、自動処理する
- 請求対象者リストを抽出、集金代行会社毎に仕分けを行い、それぞれのフォーマットのデータを作成する
- RPAが物件住所の緯度・経度から周辺情報を取得し、周辺のお店や施設を自動で登録する
上記以外にもRPAが活用できる場面は多数あります。
不動産会社におすすめのRPAサービス5選
RPAサービスはたくさんありますが、不動産業界特化となると限られてきます。
ここでは不動産業界に強いRPAサービスを5社ご紹介いたします。
たった1秒で、物件入力【入力速いもん】資料あり
会社名 | 株式会社iimon |
サービス名 | 入力早いもん |
料金 | 月額19,800円~ |
株式会社iimonの提供する「入力早いもん」は自動物件入力ツール利用店舗No.1のRPAサービスです。
これまで面倒で時間のかかっていた物件入力作業が1クリック1秒で完結します。
導入コストも月々19,800円~と安価で、導入することで大幅に人件費を削減することができます。
1日660円で利用することができ、即日導入も可能ですので、物件入力に悩んでいる不動産会社様におすすめです。
主な機能
- 様々なコンバーターなど物件入力システムへ入力
- 入力済み物件を被りチェック機能で1秒チェック
- 余分な棟情報を増やさない、技ありな複製入力機能
※新着情報を午前に入力し、ライバルより早く最新の情報を大量配信できます。
らくらくロボ資料あり
会社名 | 株式会社いえらぶGROUP |
サービス名 | らくらくロボ |
料金 | 1シナリオ(1つのRPA設定ごと)1万円〜/月 |
株式会社いえらぶGROUPの日常業務を支援するクラウドサービス「いえらぶCLOUD」は全国12,000社以上で利用されています。
らくらくロボは1つのRPA設定ごとに月額1万円から導入できるので、余計なコストを掛けずに必要な機能だけ追加していくことができます。
広告添削のRPAは、広告の校閲、添削作業をらくらくロボが代行してくれるので確認漏れをなくしおとり広告の防止にも最適です。
オーダーメイドで欲しい機能を依頼できる点もらくらくロボの大きなポイントです。
主な機能
- 物件情報の抽出
- 登録の手作業を代行
- 物件情報のコメント自動入力
- 空室確認・掲載更新作業の自動化
- AIによる画像カテゴリ自動登録
- 自動広告添削など
不動産業務ロボ
会社名 | 株式会社レックアイ |
サービス名 | 不動産業務ロボ |
料金 | 要問合せ |
株式会社レックアイは不動産会社向けに、様々な業務支援システムや物件ホームページ制作サービスなどを提供する企業です。
不動産業務ロボを導入する前にまずヒアリングを行い、RPA化すべき業務を洗い出します。最終的に最適なRPAを提案、開発、検証を行い導入するので、業務効率化を測りたいがどこから着手すべきかわからないという場合でも安心して導入することができます。
物件情報収集などの基本的なRPAはもちろん、民事法務協会から登記事項証明書の取得を代行する登記事項証明書(謄本)自動取得などのRPAもあり、細かな部分まで自動化ができるサービスです。
主な機能
- 物件情報サイト掲載情報提供
- HP・ポータルサイトへの売止・価格変更
- 登記事項証明書(謄本)自動取得
- 賃貸物件出稿
- 入金引当て
- 未収金督促
- 契約更新手続きなど
不動産コボット
会社名 | ディップ株式会社 |
サービス名 | 不動産コボット |
料金 | 要問合せ |
ディップ株式会社が提供する不動産コボットも不動産専用のRPAで、物件情報取得業務と基幹システム登録の2つの作業を自動化することができます。
不動産コボットを導入した会社の事例では、毎日手作業で「新規物件の空室情報の取得」と「物件情報の更新確認」に2時間程かかっていたものが、約5分で済むようになり大幅な業務時間削減に成功しています。
無料トライアルキャンペーンも実施しているので(2020年9月現在)、まずはお試しで様子をみてみるのもいいですね!
主な機能
- 物件情報自動取得
- 基幹システム登録
BizteX cobit
会社名 | BizteX株式会社 |
サービス名 | BizteX cobit |
料金 | 要問合せ |
BizteX株式会社が提供するBizteX cobitも不動産専用のRPAです。
物件情報の取得はもちろん、展示場来場者のアンケート回収後の転記・集約業務を自動化したり、各種媒体に掲載物件のメンテナンスの自動化なども可能です。
また、クラウドサービスなのでバージョンアップや再インストールの手間もなく、いつでもどこでも最新機能が使える点も魅力的です。
こちらも無料トライアルを実施しているので(2020年9月現在)ぜひご興味ある方は確認してみてください。
主な機能
- 展示場来場者のアンケート回収後の転記・集約業務を自動化
- 各種媒体に掲載物件のメンテナンスの自動化
- 競合情報の取得を自動化など
まとめ
いかがでしたでしょうか。RPAを導入することで、
- 人的なミスの減少
- データの正確性UP
- 業務時間の短縮
など沢山のメリットが生まれます。
また、空いた時間でより重要な作業に集中できたり、人材コストも削減することができるといった良い影響も出るため、RPAの導入をぜひ積極的に考えてみてはいかがでしょうか。
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