【工務店WEB担当者必見】SNSで集客を成功させる7つの職種別活用手法

工務店集客において、自社でSNSの運用を上手くできているところは少ないと思います。

SNSの導入自体はコストがかからないので簡単にアカウントは開設できますが、日々の運用の方法がわからないため、自然消滅してしまう事例も少なくはありません。

近年コロナの流行でオンライン化が進み、工務店やハウスメーカーなど建築業界全体がWEB集客への移行を余儀なくされました。

そしてSNS活用の良し悪しにより、集客力が変わる時代へと変化しています。

今回は、職種別に活用すべきSNSや具体的な手法を紹介し、集客に結びつけるためのコツをお伝えします。

工務店集客にSNSを活用すべきか?

SNS利用状況

出典:総務省|令和2年SNS利用率(年代別・男女)

SNSの活用は集客の間口を広げてくれるので、活用は絶対にすべきです。

しかし、SNSだけに注力していれば良いというわけではないので、バランスを考えて運用をするのが得策です。

どのくらいの効果が期待できるかはどの客層をターゲットにするかで使用するSNSが変わります。

まずは全媒体に共通する活用すべき理由について解説します。

SNSのメイン利用者層が家づくり顧客層と一致

総務省が令和3年に発表した「令和2年 通信利用動向調査の結果」によると、令和2年の国内SNS利用率は73.8%となり、年々増加傾向となっています。

また、60代以上の利用率も60%以上、70代以上の利用率も50%にせまる勢いを見せており、若者だけではなく全年齢がSNSを活用しています。

SNSのボリュームゾーンは家づくり顧客層である20〜40代であり、もはやSNSを活用しないリスクの方が大きくなっているのが現状です。

オンラインとオフラインのハイブリッド集客

「SNSで呼び込み、リアルで接客」というハイブリッド集客ができると、よりSNSの効果が発揮されます。

住宅は人生で一番高い買い物であり、全てがオンラインで完結する段階は、もう少し先の展開だと思います。

住宅展示場での来場者数が減少している中で、バーチャルリアリティによるVR展示場の需要が高まり、多くのユーザーが訪れています。

しかし集客力が上がる一方で、気軽に来れるハードルの低さから見込み度が薄いユーザーが多いのも事実で、営業マンは見極める力が求められています。

SNSでユーザーに認知してもらい、VR展示場などで魅力を伝え、最終的には対面接客で契約まで結びつけるハイブリッド集客ができるところが、これからの受注力を上げる条件となり得ます。

Google以外の間口を広げる

インターネット検索において、主要な検索エンジンといえばGoogleです。

日本ではGoogleとYahoo!を合わせた検索エンジンシェアが90%を占めています。

2011年からYahoo!は自社の検索エンジンから、Googleの検索エンジンを利用するようになりました。

そのため、SEO対策ではGoogle対策を行っておけば、ほぼ網羅できると言われています。

しかし、ユーザーは全てGoogleで調べたり情報を得たりすることはなく、自分の使いやすい媒体で、好きな時に検索します。

最近ではインスタグラムやピンタレストで画像から情報を得たり、YouTubeで動画検索をしながら自分が興味あるものだけをピックアップする行動が増えています。

SEO対策とSNS対策は両立させることが理想であり、あらゆる媒体から自社WEBサイトへ来てもらえるように整備することが重要です。

工務店集客に活用したい6つのSNS

①Instagram(インスタグラム)

Instagram

インスタグラムは以前は10〜20代が主要なユーザー層である画像や動画を投稿してシェアする共感型のSNSでした。

現在その世代が30〜40代になり、ちょうど家づくりのメインターゲット層に移行してきています。

主にインスタグラムで情報を収集する機会が増える中、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使わずにハッシュタグや画像を「ながら見」しながら気になる画像を収集する動きが増えています。

また、企業アカウントの活用も活発に行われており、企業ブランドの向上やキャンペーン企画・ユーザー参加型のコミュニティなど、直接的コミュニケーションを取ることで顧客の囲い込みを行うなど多くの企業が有効活用しています。

工務店でインスタグラムを活用するポイントは以下の3つになります。

①自社の商品(住宅)の外観・内観イメージの発信

インスタグラムは自分の好きな画像に「いいね」をしたり、ダイレクトチャットでコミュニケーションを取り合います。

見栄えのいい写真や画像を投稿することで、多くの共感や反応を得ることができます。

②モデルハウスやイベントの動画発信

コロナ禍によって直接来場数が減る中、インスタライブで展示場の案内や現場見学会の動画を配信して集客に成功している工務店も多くあります。

早くから取り組むことで、他社より一歩リードした集客の入口を獲得することが可能となります。

インスタライブでは閲覧しているユーザーの反応を直接見ることができるので、そこから商談に繋がる可能性も期待できます。

③ハッシュタグによるユーザー参加型のキャンペーン

ユーザー参加型キャンペーンの一環として、共通するテーマに沿ってユーザーに写真を投稿してもらうイベントです。

大事なポイントは「ユーザーに楽しんでもらう」ことであり、決して営業感を出しすぎてしまわないように注意しましょう。

▼インスタグラムに関する工務店集客について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【工務店集客】インスタ運用の悩みを解決!広告やハッシュタグの活用方法も

②LINE(ライン)

LINE

LINEは現在日本で最も使われているSNSで、月間アクティブユーザーが9,200万人(2022年8月時点)となっています。

また、法人向けアカウント「LINE公式」を活用し、ユーザーとの直接コミュニケーションやクーポンやポイントカードによる来店促進など、集客ツールとして積極的に活用している企業も多くあります。

インスタグラムやフェイスブックと異なる点として、1対1のトークでコミュニケーションができるクローズドされたSNSであり、プライベートな相談や価格などのやり取りがしやすいのが特徴です。

特にリフォームの場合など事前見積もりの交渉などで使われる場面によく活用されます。

工務店でLINEを活用するポイントは以下の3つになります。

①友だち登録をしてもらうことでユーザーの日常の中に入ることができる

何と言っても日本で9,200万人が日常的に使っているツールは他にはありません。

生活の一部として定着しているからこそ「営業色を薄めながら、自社のことをアピールできる」のが大きなメリットと言えます。

②日本の市場に合っているLINE広告

LINE内では有料広告が出稿でき、詳細なターゲット設定を駆使することで活用できる場面が増えています。

日本国内のユーザー動向や地域セグメントなどを活用し、市町村や属性を絞った広告を発信できます。

それにより無駄なコストを抑えながら、狙ったターゲットのみに有益な情報を届けることが可能となります。

③クーポンやポイントカードを有効活用

来店促進に役立つクーポンやポイントカードの発行がLINE上でも可能となっています。

まだ見込みが薄いユーザーでも、お得な情報であれば何かのついでに立ち寄ってくれる可能性もあり、そこから具体的な相談に発展することも期待できます。

▼LINEに関する工務店集客について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【2022年版】工務店集客のLINE活用法10ポイント!開設から運用、分析までの完全版

③Twitter(ツイッター)

Twitter

ツイッターが工務店集客に役立つのか?と疑問をもっている方は多いと思います。

理由は140文字で伝えられる内容に制限があることや、テキスト主体の発信であり写真や画像を届けることが難しい点になります。

個人のつぶやきやニュースなどで活用している方がほとんどのツイッターですが、他のSNSとの大きな違いとして「拡散力」があります。

特にイベントやキャンペーンなどユーザーにとって魅力的な発信をすることで、それを見たユーザーによりさらに拡散される可能性があります。

工務店でツイッターを活用するポイントは以下の3つになります。

①拡散力を使って他の媒体への橋渡しをする

140文字の制限により、何を伝えれば良いのか?内容が上手くまとまらない・・・などの不安を多く聞きますが、続きを他の媒体で伝えるようにすれば解決します。

ツイッターの特徴は「拡散力」です。

ユーザーにとって魅力となる「見出し」や続きが知りたくなる「タイトル」に注力することがツイッター運営の肝となります。

②匿名性を活かし、本音を聞き出す

フェイスブックは実名で信用を担保したSNSで普及していますが、実名のあまりなかなか本音が言えないというデメリットもあります。

一方ツイッターは匿名性であり、実名によりなかなか聞くことが困難だったユーザーから本音が聞けるというメリットがあります。

③企業よりも個人で発信するほうが効果的

インスタグラムやYouTubeなどは企業ブランディングを向上するために公式アカウントで運用した方が良い場合がありますが、ツイッターは本音や会話の延長線上に存在するSNSという位置付けであるので、企業アカウントより個人アカウントでの発信の方が有効活用がしやすくなります。

▼ツイッターに関する工務店集客について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【Twitter活用まとめ】工務店集客でTwitterを導入から活用・分析までを全て解説!

④TikTok(ティックトック)

TikTok
TikTokに関するイメージはダンスしている動画などが多く、工務店集客に向かないのでは?という風に思っている方がほとんどだと思います。

日本で流行り始めた当初ではそのような使われ方が多くありましたが、現在の主要ユーザーは20〜30代と徐々に上がってきており、特に主婦層で利用者が急増しています。

また、TikTokは「短尺動画専用」という特徴があり、ライフハック系動画や家事アイデア動画などが今は主流となりつつあります。

「主婦層の利用者増加」と「ライフスタイルに関する動画」は住宅でも十分共通する部分でもあり、建築業界でも上手く活用しているところが徐々にでてきています。

工務店でTikTokを活用するポイントは以下の3つになります。

①ライフスタイル系情報の発信

TikTokのメインユーザー層が主婦層になってきていることや、生活の身の回りに関する情報を得る手段として使われてきているということを踏まえると、工務店やハウスメーカーのライフスタイル提案型スタイルに合致している部分が多くあります。

まずは普段お客様に提案しているポイントを細切りにして発信することから始めてみてはいかがでしょうか。

②短く・わかりやすく・ユーザーメリットを訴求

ユーザーが魅力に感じる短尺動画が視聴される条件になります。

多忙な日々を送る中で束の間に見ることができ、かつ有益なアイデアや情報が受け入れられやすくなります。

まだ建築業界ではそこまでTikTokを活用できているところが少ないので、早く導入することで先行者優位になる可能性は十分あります。

③他の媒体への送客装置として活用

TikTokの特徴として「フォロワーがいなくても必ず一定回数は視聴される」ということが挙げられます。

また、人気の動画になることで常に表示がされつづけるようになり、初回投稿動画が常に視聴され続けられる状況も作り出すことが可能となります。

ユーザーを惹きつけられる動画の最後に他のSNSや自社WEBサイトへの遷移を促すことで、多くの送客が期待されます。

▼TikTokに関する工務店集客について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【ゼロからわかる】工務店集客でTikTokをフル活用する9つのメリット

⑤YouTube(ユーチューブ)

YouTube
今やYouTubeチャンネルは定番となりつつありますが、他のSNSに比べると導入ハードルが高めであり、開設はしたけれど更新が止まっている・・・というところも多いのではないでしょうか?

動画制作のリソース不足や投稿し続けないと視聴されないという部分が、継続困難な状況に陥ることが多いようです。

華やかなYouTubeの世界とは裏腹に、地道な動画制作や視聴されるための更新作業などを続けられるか?がポイントであり、集客だけではない効果を知ることでYouTubeの捉え方が変わるかもしれません。

工務店でYouTubeを活用するポイントは以下の3つになります。

①作り込みすぎず、長すぎない動画

YouTube動画をつくる上でポイントとなるのが、「最後まで視聴される動画」をつくることです。

いかに魅力的なタイトルやサムネイルでクリックされても、長すぎてしまう動画は最後まで見られることはほとんどありません。

1テーマ3分くらいにまとめてあげると良いでしょう。

②会社紹介動画からスタート

チャンネルを開設したけど、どんな動画をつくればいいのか悩む方も多いかと思います。

その場合は「会社紹介動画」をおすすめします。既にある情報を社長が話し、動画化することで自社のWEBサイトへ掲載したり、副次的な効果が期待できます。

③自社のファンを増やす目的にする

最終的には集客を促す目的ですが、初めから上手くいくことはありません。

息の長いチャンネルにするためには、目的を「ファンを増やす」ことにしてみてはいかがでしょうか?

自社の魅力を伝え、共感する人を増やすことで最終的にはお客様になっていただく流れができれば、理想的な集客動線になります。

▼YouTubeに関する工務店集客について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【活用事例10選】工務店集客のためのYouTube導入から運用までの完全マニュアル

⑥Pinterest(ピンタレスト)

Pinterest

工務店経営者やWEB担当者の中でピンタレストの可能性について理解している人は少ないかと思います。

実は家づくりユーザーの中での画像収集ツールとして、インスタグラムよりもピンタレストでイメージを膨らましている人が多いという状況をご存じでしょうか?

ピンタレストが画像検索に特化しているツールであるからこそ、自分の理想となるイメージを見つけやすく、関連する画像を表示する機能がさらにイメージを膨らましやすくする後押しになっています。

工務店でピンタレストを活用するポイントは以下の3つになります。

①未来の実現したいイメージを集めるツール

未来の自分がなりたい姿や状況をつくるために活用されるのがピンタレストの特徴であり、家づくりに関しては具体的に検討しているユーザーが使っている傾向があります。

とくにデザイン性が高く、少し背伸びしたら届くくらいの距離感の画像がユーザーに受け入れられやすいポイントとなります。

②共感される画像が自動でシェアされる

自社で積極的に運用しなくても、ユーザーが自社の画像を投稿することで拡散されることがピンタレストのメリットの一つです。

画像には収集した先のリンクが張ってあるので、自社の施工事例から収集した画像であれば、その画像をクリックしたユーザーが自社WEBサイトへ来てくれるという状況が作り出せます。

③具体的ユーザーを想定した画像投稿

ピンタレスト内で自社アカウントを作成し、積極的に画像を投稿することで認知度アップやブランディングに役立てることができます。

具体的に家づくりしているユーザーは、リビングや水回り、外観など部位別に検討している場合が多いので、検索しやすいように部位毎に画像を選別してあげると良いでしょう。

▼ピンタレストに関する工務店集客について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【Pinterestは使うべき?】工務店集客でピンタレストを活用することで得られる7つのメリット!

【職種別】SNSで集客を成功させる具体的手法

住宅,戸建

建築業界で活用できるSNSについてご紹介しました。

全てのSNSを運用することは理想的ではありますが、優先順位をつけてより効果的なSNSに絞って運用することが重要です。

ここでは、職種別でより効果的なSNSの運用方法をご紹介いたしますので是非参考にしてみてください。

新築(注文住宅)

注文住宅の集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・インスタグラム
・YouTube
・TikTok
・ピンタレスト

注文住宅では、外観や内観デザインの施工事例写真・3DCG・パースなど「見栄えのするコンテンツ」をメインに画像投稿系のSNSでの運用をおすすめします。

最近ではTikTokで家事系ハウツー情報を取得する主婦層も増えていることから、お役立ち情報などを配信することで、新たな入口を獲得できる可能性もあります。

新築(分譲住宅)

分譲住宅の集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・ツイッター
・インスタグラム
・LINE

分譲住宅では、既に建築された物件の魅力を紹介したり、周辺環境や学区、駅からの距離などの情報を、求めているユーザーに届けることが重要となります。

そのためには「拡散力」が不可欠であり、拡散力の最も高いTwitterをおすすめします。

また、自社WEBサイトや専用ランディングページからの問い合わせの敷居を下げるためにLINEで窓口を設置し、気軽にコンタクトが取れる環境を準備しておくことも大切です。

リフォーム

リフォームの集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・インスタグラム
・YouTube
・LINE
・ピンタレスト

デザインに特化したリノベーションではビフォーアフターの見せ方で、ユーザーの動機付けが大きく変わります。

YouTubeではリフォームしたお客様の声や、リフォーム物件紹介などを配信することで、特にご年配の方へのアプローチがしやすくなります。

水回りや単品の部分リフォームでは、LINE見積もりが効果的です。

ユーザーに写真と要望をLINEで送ってもらい、簡単に見積もりを行うところから現地調査へと結びつけることができます。

不動産

不動産の集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・ツイッター
・インスタグラム
・LINE

不動産は土地、中古物件、マンションなどが主要コンテンツとなりますので、物件量が集客力に比例します。

毎日1〜2回更新を心がけると、量が質を生む状態を構築できます。

ツイッターによるヘッドライン的な物件紹介投稿をし、人気の物件であれば拡散され、さらにそこからインスタグラムや自社WEBサイト、LINEへの送客で問い合わせへの動線を作ることが可能となります。

土木

土木の集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・Facebook(toB対策)
・LINE(toC対策)

土木関係はtoBであればFacebook、toCであればLINEと使い分けるようにしましょう。

公共工事や大規模工事では実績や信頼が重要な要素となるので、実名登録であるFacebookが効果的です。

また、Facebookは企業同士のマッチングのためによく用いられ、経営層やマネージャー層がよく使うSNSなので、toCの層と少し毛色が異なります。

外構・エクステリア

外構・エクステリアの集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・インスタグラム
・YouTube
・ピンタレスト

外構は注文住宅を建てるユーザーや、今ある庭を素敵にしたいユーザーに訴求するような投稿を心がけましょう。

年収も高めのユーザーが多いのが特徴なので、見栄えのある施工事例写真やパースなどをインスタグラムやピンタレストに投稿し、ブランディングを向上させるようにします。

YouTubeでは植栽の手入れ方法やDIYでできる外構アイテム紹介、メンテナンスなどを動画で制作することで、事業マニュアル的な構築もすることが可能です。

塗装工事

塗装工事の集客力を上げるためには、下記SNSの運用をおすすめいたします。

・LINE
・インスタグラム
・YouTube

外壁塗装など、築年数が古い家や中古物件を購入したユーザーが目に留まりやすい投稿を行うことが重要となります。

メインは施工エリアに絞ったLINE広告を配信することと自社WEBサイトや専用ランディングページにLINE窓口を設置することです。

インスタグラムやYouTubeでは職人や社員、お客様の人柄などを投稿することで、問い合わせの敷居を下げ、アットホームな雰囲気を演出することができます。

外壁塗装のメインターゲットは50代以上となるので、温かみのある世界観をつくることが大切です。

SNS以外にも取り組むべきWEB対策

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SNSを中心に集客力向上の手法についてご紹介いたしました。

しかし、SNSで集客できたとしても、その先の自社WEBサイトなどが「魅力的でないコンテンツ」の状態だと、最終的に問い合わせにつながる可能性が低いままとなります。

SNSと合わせて同時に力を入れるべきものについて3つご紹介いたします。

SEO対策(オウンドメディア)

自社WEBサイトのコンテンツ充実化をSEO対策によって育てていくことが、最終的に資産化でき、費用対効果が最も高い手法となります。

SEO対策は中長期的な施策であり、効果が出るまでは少し時間がかかりますが、Googleの方針に合致する対策であれば長く資産価値を生み出すことが可能となります。

オウンドメディア運用は一朝一夕では構築ができず、高度な知識やテクニックが必要となるので、信頼できるSEOコンサルタントや建築業界に知見のあるWEB運用会社などに依頼をすることが早道となります。

Googleマップ対策(MEO対策)

近年、建築業界でもGoogleマップでの検索上位化対策をしている企業が増えてきました。

Google検索結果の画面内では上部にマップ情報が表示されることで、問い合わせや来場促進につながりやすくなります。

SEO対策と同じように、中長期的な施策となりますが、上位化させ続けることで集客につながり、資産化できることがメリットとなります。

MEO対策の代行業者も増えていますが、順位を上げるためにGoogleガイドラインに抵触している方法を取る業者も少なからずいるので、しっかりと見極めることが重要です。

WEB広告(Google広告・Yahoo!広告)

SEO対策・MEO対策は中長期的な施策です。

短期的な集客を上げる最も早い方法としてGoogle広告や、Yahoo!広告などのWEB広告があります。

費用をかけた分Google検索結果の上部に表示がされることで、ダイレクトに自社WEBサイトへ流入させることが可能となります。

しかし、人気のキーワードや競合性の高いキーワードで流入させようとすると、1クリック単価が500〜1,000円など非常に高くなってしまいます。

一般的なWEB広告運用会社は、人気のキーワードを高く購入し、問い合わせを獲得する手法で運用をするところが多く、月の運用費が数十万〜数百万円と非常に高額になります。

自社でWEB広告を運用できない時は、どのような戦略で広告出稿を行うのか?月の最低運用費はいくらか?などをしっかりと吟味した上で、選択するようにしてください。

まとめ

今回SNSの活用について、職種別に効果的な手法を交えてご紹介しました。

流行を上手く取り入れることで大きな集客効果を生む可能性がありますが、それぞれのSNSの特徴や手法、自社で行える範囲などをしっかりと計画を立てて運用を行うことが重要です。

自社で行うことが難しければ外部への委託などを検討し、適材適所で間口を広げられるSNS運用を行っていきましょう。

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