成約済みのお客様との上手な付き合い方【不動産仲介】

不動産の仲介において、成約した顧客と付き合い方は非常に難しいものです。

賃貸に関しては、管理物件の設備故障や更新のタイミングで付き合うきっかけはあるかもしれませんが、しっかりとコミュニケーションを取れているかというとそうではない不動産会社様のほうが圧倒的に多いです。

物件を借りたお客様にしても、購入したお客様にしても、再度リピートするケースはほとんどみられません。

その理由は「成約後に接点が無いから」です。

では不動産会社として成約済みのお客様とはどのように付き合うべきなのでしょうか。

Tips

成約後の対応で紹介を得ることができるかどうか決まります。

成約済みのお客様との上手な付き合い方【不動産仲介】

成約済みのお客様との付き合い方は

「近すぎず」かといって「遠すぎず」の距離感

が非常に重要です。親しいわけではないが、何かあったときには声をかけてくれる。

絶妙な距離感を作る必要があります。

成約済みのお客様との付き合い方はいくつか方法があります。

1.年賀状・季節の挨拶状

成約済みのお客様との付き合い方で、一番手軽に始められるのは年賀状や季節の挨拶状です。

挨拶状であれば1年間に複数回、接点を持つことができます。

  1. 年賀状
  2. 寒中見舞い
  3. 暑中見舞い
  4. 残暑見舞い
  5. ほか

気軽に始めることができるので、顧客との接点がまったくない不動産仲介業者は挨拶状から初めることをおすすめします!

2.引き渡し時に花を送る

最近では「物件の引き渡し日を記念日として、花を贈るサービス」もあります。

お客様にとって「引渡日」は非常に思い出深く、印象に残る記念日です。

仲介した立場としてお客様の「引き渡し日」を毎年祝うというのは非常によいサービスで、お客様にも喜ばれます!

ご興味のある方は下記よりご覧になってください。

https://flower.lifull.jp/

ポイントまた「返報性の原理」が働くので紹介案件を得るきっかけになりやすいです。

3.イベントを開催する

自社で契約したお客様限定でイベントに招待するのもお客様と付き合うひとつのアイデアです。

  • 普段会えない芸能人を呼んだイベント
  • 定期的な食事会

など

成約済みのお客様が喜ぶような企画を実施するのもおすすめです。自社で企画できないなら、それを代行してくれる業者もあります。

荒川
成約後も大切ですが、契約前に「自社で契約する付加価値」をつけることも重要です。

まとめ

なかなか接点を持つことができない、成約済みのお客様との付き合い方ですが、少しのことでもお客様と繋がり続けることができます。

今回ご紹介したのは以下の3つですが、要は、顧客との接点を長期で持つ事が大事です。

  1. 年賀状・季節の挨拶
  2. 引き渡し日に花を送る
  3. イベントを開催する

契約してもらったから、はい次!という繰り返しは今の時代にはあっていません。

数ヶ月単位ではなく、数年・数十年単位の長期の視点でお客様との付き合い方を考える必要があります。

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