最近多くの不動産会社から「WEB担当者を採用したいけど人が来ない」という話をよく聞きます。
これまでプッシュ型営業だけで売り上げをあげていた不動産会社もWEBでの集客を本気で考えなければならなくなりました。
不動産業界は二極化しており
- WEB集客に力をいれている不動産会社
- WEB集客って何?というレベルの不動産会社
WEB担当者を採用したいけど、人が来ないと言っている不動産会社はだいたい②に当てはまります。反対に①には人がたくさんの応募がきます。
WEB担当者を採用したいのであれば、ある程度WEBとはどういうものか覚えておく必要があります。
今回はWEB担当者が採用するために不動産会社が覚えておきたいポイントを3つご紹介いたします。
Tips
WEBへの理解がない不動産会社にはWEB担当者は来ない
まず大前提としてWEB担当者は「WEBへの理解がない会社には就職・転職しません。」
WEBへの理解がない会社にありがちなのですが、
という考え方です。
なんとかってなんだよ...
ほとんどのWEB担当者が上記のような上記になるのを恐れており、その会社のホームページやWEBマーケティングの力の入れ方で「WEBに理解があるかどうか」チェックしています。
採用する側の不動産会社もWEBへの理解を試されているというわけです。
不動産会社がWEB担当者を採用するために覚えておきたい3つのこと
- WEB集客は時間がかかる
- WEBのスキルは人によって大きく異なる
- WEB担当者と営業(社長)はコミュニケーションは密にとる必要がある
①WEBでの集客は時間が掛かる
WEB担当者の仕事のひとつにWEB集客がありますが、WEBでの集客は非常に時間が掛かります。
今日作業したことが、明日結果に繋がることはほとんどありません。
これはSEO(検索エンジン最適化)が関係しており、新規でWEBコンテンツを作ったら検索エンジンに評価されるのは3ヵ月以上かかります。(長いときには1年以上)
それだけWEBでの集客は時間が掛かります。
最低限WEBでの集客には時間がかかるということを覚えておかないと、せっかく採用したWEB担当者もすぐに辞めてしまいます。
②WEBのスキルは多岐にわたる
ひと言にWEB担当者といってもスキルはひとそれぞれ異なります。
- WEBサイトを作れる人
- WEB広告を出稿できる人
- WEBライティングができる人
- WEBデザインができる人
- SEO対策に詳しい人
などなど。WEBのスキルを上げればきりがありません。
すべてのWEB担当者は得手・不得手があります。
という考え方はやめましょう。
WEBで何をしたいのか?を明確にしましょう
不動産会社はWEB担当者を採用する前に「WEBを使って何をしたいのか?」を明確にする必要があります。
よくあるのが「WEB集客をしたい」という要望ですが、この場合はWEBデザイナーよりも
- PPC(リスティング広告)
- WEBライティング(ブログ)
- SEO
この辺りのスキルを持ったWEB担当者を採用することが有効です。
ホームページをリニューアルしたいという要望であれば、WEBデザイナーを採用しましょう。
注意単にホームページを作るというリクエストであれば、外注したほうが安い場合もあります。(トータルの人件費を考慮した場合)
「WEB担当者のスキルは人によって異なる」ということをしっかりと覚えておきましょう
③営業や社長とのコミュニケーションは密にとる必要がある
WEB担当者は自分ひとりでWEB集客をすることはできません。社長や営業マンの意図を組んで、WEBでの集客を行う必要があります。
リスティング広告を出稿するにしても細かくターゲットを設定する必要があります。
- 年齢層
- 性別
- 職種
- エリア
上記のようなWEB集客のターゲット設定はWEB担当者だけで行うものではなく、社長や営業マンとよく話あって決めていく必要があります。
といった考えでは、WEB担当者が困るだけです。社内コミュニケーションは密にとっていく必要があるでしょう。
おまけ:噂で聞いたような話でWEB担当者に指示するのはやめましょう
どこかでチラっと見たり聞いたような情報を調べもせずに鵜呑みにしているケースがあります。
WEB担当者はこうした検証もせずに、噂話を信じられると非常に困ります。
社長の指示だから断れないけど、間違ってるよな・・
もし気になることがあったら、WEB担当者としっかりと話をしてみましょう。
注意ちなみに外部リンク(被リンク)を購入することはペナルティの対象とGoogleが発表しています。(検索順位が落ちます。)
WEB担当者を採用する前にホームページは最低限整えよう
冒頭に少し触れましたが、WEB担当者を採用するためにはWEBへの理解を示す必要があります。
- A社「10年前から放置のホームページ」
- B社「毎日更新しているホームページ」
上記の場合A社にWEB担当者からの応募がくることはありません。
なぜなら、明らかにWEBへの理解がないと判断できるためです。
A社に行ったら無理難題を押し付けられるだろうな・・絶対応募するのやめよう
↑これがWEB担当者の本音です。
本気でWEB担当者を採用したいのであれば、最低限ホームページはきれいにリニューアルし、WEBへの理解を示す必要があります。
まとめ
WEB担当者を採用したい不動産会社が覚えておきたいことは
- WEB集客は時間がかかる
- WEBのスキルは人によって大きく異なる
- WEB担当者と営業(社長)はコミュニケーションは密にとる必要がある
WEB担当者が採用したいけど、できない会社はまずはWEBへの理解とホームページのリニューアルをおすすめします。