大京はマンション全駐車区画にEV充電コンセント標準仕様化

大京は今後開発するマンションの駐車場全区画に、EV充電コンセントを標準設置すると発表しました。

2010年より大京はEV充電コンセントを駐車区画の10％に設置していましたが、業界初の取組みとして設置率を50％とし、残りの駐車区画には空配管を設置し、将来的に100％の設置を可能にする仕様とすると決定しました。

将来的なEV車の需要拡大は確実であり、充電設備を駐車場に整備することはその普及をあと押しし、サステナビリティの実現に寄与することになります。

この取組みには、 電気自動車向けの充電インフラ構築サービスを展開するユビ電の「WeCharge」を導入し、すべてのEV車・PHV車に対応するとともに、利用手続き、充電量算出と清算までスマホアプリで完結します。

大京は「ZEH-M Oriented」基準を満たすマンション開発を推進してきましたが、EV化社会の到来を見すえた住環境づくりにも対応する姿勢です。

なお、EV充電の料金体系の設定と集金業務はユビ電がおこない、管理組合にはユビ電から電気料金相当額が支払われるため、管理組合の手間は軽減されるとしています。またEVの利用頻度などに対応した、利用者のライフスタイルに合った料金体系の設定が可能であり、ユーザビリティにも配慮しています。

元記事は大京