住友不動産の「羽田エアポートガーデン」が1月31日全面開業

住友不動産株式会社は昨年末に大型ホテルと温浴施設を先行開業させていた「羽田エアポートガーデン」を1月31日に全面開業し、飲食店・物販店などおよそ80店舗も営業を開始します。

「羽田エアポートガーデン」は羽田空港の第3ターミナル（以前の国際線ターミナル）ビルに直結し、客室数はホテル全体で1,717室と国内空港周辺では最大規模となります。

12階建てで屋上には富士山や離着陸する飛行機を見ることのできる露店風呂も備えています。

さらに1月31日には、商業施設や国内観光地とを結ぶバスターミナルも開業となります。商業施設は1階と2階にあり、日本酒・和菓子といった名産品の物販店、バラエティ豊かなフードコート、トラベルに必須となるバックや洋服・雑貨などが出店します。

新型コロナウイルス感染症の影響で約3年開業時期が遅れましたが、国の観光支援策を受け国内旅行客の増加に加え、訪日観光客の増加も期待されています。

1月25日開業式典が行われ、住友不動産ヴィラフォンテーヌ社長桝井俊幸氏は、「空港周辺にあるライフサイエンス系の研究機関が集まる地区『キングスカイフロント』などとも連携し、羽田空港のポテンシャルを高めていきたい」と話しました。

元記事は日本経済新聞