小田急不動産は空き家再生事業に取り組む「omusubi不動産」と、空き家問題解消を目的とした「基本協定書」を締結しました。
「omusubi不動産」とは屋号でありウェブサイトのタイトルとして呼称しているもので、運営は有限会社トノコーポレーションです。千葉県松戸市に本社があり、世田谷区代田の「下北沢 BONUS TRACK店」にも参画しユニークな活動を展開しています。
東京都内には現在約80万戸の空き家が存在し、小田急沿線の自治体でも空き家が増加しており、沿線自治体の1つ世田谷区は、自治体別の空き家数で全国1位となっています。
世田谷区を含め小田急沿線の一部地域ではすでに人口減少が生じており、今後空き家増加のペースは急加速するだろうと予測されています。
空き家の増加は景観の悪化や防災上・防犯上の問題もあり、廃棄物の不法投棄などは周辺環境に悪影響を及ぼします。
喫緊の課題となっている空き家対策に対し、小田急不動産はomusubi不動産と協定し空き家問題の解消に向けて、ともに連携する取り組みを行っていきます。
テーマとしては
・築年数の経過した物件の特性を活かした賃貸メニュー開発
・未活用資産の有効利用
・人口流入を促進し沿線価値を向上させる
などに取り組むこととし、これまで両社が蓄積してきた空き家ビジネスに関するノウハウを結集し、地域社会を持続的に発展させる新たなサービスを創りあげ、提供する方法を検討していくこととしています。
元記事はPR Times