オープンハウスGのグループ会社である株式会社オープンハウス・ディベロップメント(OHD)は、オンラインでマンションを販売するサービスを開始すると発表しました。
サービス名は「OPEN RESIDENCIAオンラインストア」と名付け、24時間365時間ユーザーがマイペースで物件を選ぶことができ、間取りや価格はもちろん長期修繕計画やハザードマップなど、購入検討に必要な資料を店舗にいかずに入手できるようになっています。
利用ユーザーの想定は一次取得者向けではなく、営業スタッフのサポートをあまり必要としない不動産売買経験者などをメインとしています。またオンラインストアからの購入には50万円のオプションサービスを設けるなど、既存の販売ネットワークとの棲み分けを図る考えです。
マンションのような高額商品取引をオンラインで行うなどは、これまでの常識では考えられませんでしたが、電子契約が解禁され不動産業界においても電子取引を可能にする環境が整いつつあります。
オープンハウスGはギガベンチャーを標榜しており、高額商品はオンラインに向かないといった常識を変革することに意義を見いだしたものでしょう。
現状では、同サービスは物件閲覧から売買希望申込みまでをオンラインとし、不動産売買契約と重要事項説明はOHDの営業所で行うとしていますが、今後は売買契約から住宅ローン契約までオンラインで行えるようシステムを構築する予定です。
またオンラインストアの商品ラインナップは、OHDが自社で建設・販売するマンションとなっていますが、同グループの主力商品である一戸建て住宅や、オンライン販売になじみやすい米国不動産もラインナップするよう検討しています。
元記事はPR Times