オフィスビルオーナーとオフィス移転を希望する企業を、直接結び付けるマッチングサービス「SERECT」を開発する株式会社Lexiは、シードラウンドによる資金調達により5,000万円を獲得しました。
資金提供は、株式会社Adlib Tech Ventures、株式会社ゼロワンブースターキャピタルからのJ-KISS型新株予約権の発行によるものです。
今回の資金調達により、30年間商習慣の変わらないオフィス不動産のDX推進を目指します。
これまで企業がオフィス移転を考える場合、仲介業者の媒介により取引されています。
しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、リモートワークが普及しオフィスビル空室率の上昇は、ビルオーナーにとっては深刻な状況と言えます。また働き方の変化は企業にとっても、従来のオフィススペースを縮小・移転するニーズも生まれています。
「SERECT」は、これまで仲介業者を介して行っていた取引を、直接マッチングできる仕組みに変えることにより、企業はオーナーからの直接提案を受けることが可能になります。
オーナーは企業に対する直接提案機会が増加し、自ら入居率改善につながるアクションを起こすことができ、双方にとって仲介業者に頼っていたオフィス移転を直接取引で完結でき、時間と費用の効率化につながると期待されます。
元記事はPR Times