「無印良品」を企画・販売する株式会社良品計画と、民泊運営プラットフォームのAirbnbは、空き家活用をコンセプトにした地域の賑わいづくりを目指す包括連携協定を締結しました。
両社は全国にある遊休不動産や自治体所有の遊休施設などを、リノベーションあるいはインテリアコーディネートにより再生し、魅力ある多様性に富んだ宿泊施設を旅行者に提供します。両者の強みを活かし遊休不動産に新しい価値を吹き込んだ施設が、本格的な観光産業の復興に寄与すると期待されます。
取組みの第1弾として、6月にAirbnbが連携協定を締結した北海道清水町の移住体験住宅3棟を、良品計画が2棟をインテリアコーディネートし1棟をリノベーションしました。
さらに家具や食器、調理器具、家電などの日用品を「無印良品」でセットアップし、旅行者は少ない荷物での旅が可能になり、地元で暮らすような宿泊体験や移住生活の検討をする機会を得ることもできます。またワークスペースが十分な広さで整備され、移住者は現地で働くイメージを掴めるよう工夫しています。
良品計画がインテリアコーディネートした2棟は、すでにAirbnbに掲載されており予約がスタートしています。リノベーションした1棟は来冬に掲載されます。
今後は北海道清水町の移住体験住宅を共同プロデュースし、加えて自治体向けの説明会や近隣のホストコミュニティ向けセミナーを開催していく予定です。
元記事はセブツー