三井不動産系列の三井不動産レジデンシャル株式会社は、多拠点居住が可能になるサービスを開始しました。
都市部にある賃貸マンションや郊外にある宿泊施設の10か所を、1泊や1か月といった短期間でも利用できるようになる「ネステート」をトライアルとしてはじめました。
多拠点居住は新型コロナウイルス感染症の影響もあり広がった、多様な生活・暮らし方への対応です。
都市部の拠点としては東京都心や札幌で三井不動産レジデンシャルが手がける、賃貸マンション「パークアクシス」などが利用できます。料金は東京都墨田区のマンションだと、約25m2の部屋が1泊17,600円と設定しています。
郊外の拠点は千葉県木更津市のクルックフィールズと提携し、テレワークをしながら農作業やバーベキューなどを楽しめる生活が送れます。11月からの提供開始となる宿泊プランとしては、3人利用で1人当たり1泊22,000円と設定、畑でとれた作物は常駐するスタッフのサポートを受けながら調理できます。
都市型拠点の利用は誰でも可能で、郊外拠点は三井不動産グループの「三井のすまいLOOP」会員のみ限定と今のところなっており、今後は利用できる拠点を増やす予定となっています。
元記事は日本経済新聞