不動産の売却を予定している人向けに、不動産会社ではなく担当者を紹介するサイト「おうち売却の達人」の運営元である「全国不動産売却安心取引協会」は、住宅ローンの支払いに関するアンケート調査を実施しその結果を12月13日発表しました。
調査は住宅ローンを利用したことのある人を対象にし、30歳以上70歳未満の男女1,805人から回答を得ました。
設問は「住宅ローンやマンションの管理費の支払いを1日でも延滞したことはあるか?」に対して182人が「ある」と回答、延滞した支払いは住宅ローンが63.7%、マンション管理費が23.6%あり、両方を延滞したのは12.6%の結果でした。
住宅ローンを延滞した主な理由としてもっとも多かったのが「収入減」で36.0%です。
次いで「うっかりミス」が23.0%、「リストラや倒産」が10.1%となり、「離婚や別居」8.6%、「病気・事故」とつづきますが、半数以上の53.3%が「収入減」によるものでした。
うっかりミスのような一時的な延滞以外の人に対し、任意売却の利用を考えたかどうかを尋ね、利用した人が29.9%おり検討中の人が29.0%と半数を超えました。
任意売却を考えなかった人は25.2%ですが、知らなかった人が15.9%いました。
元記事はR.E.port