小笠原大介(おがさわら だいすけ)と申します。
元々大手不動産仲介会社、財閥系の黄色と青がメインのシンボルカラーの大きい会社で仲介の営業を7年しておりました。現在は外資系の金融機関に勤めて、引き続き営業という仕事をやっております。
私の自己紹介を簡単にさせて頂きますと、まず自身が7年間不動産仲介という仕事に携わり、その中で、年間1億円の仲介手数料を2年連続で達成したり、首都圏1200人の営業中2位という成績を残しました。
外に出てみて自分自身を客観視をしたときに、”結果を出した理由”というのが明確になったので、それを今回惜しみなくお伝えしたいと思います。
2年連続年間1億円売り上げた不動産トップセールスの考え方
不動産仲介トップセールスマンの行動術【2年連続年間1億円】
日々の仕事は第1象限・第2象限・第3象限・第4象限に分けられます。
意味 | |
第1象限 | 緊急かつ重要 |
第2象限 | 常に意識して取り組む必要がある |
第3象限 | 緊急だが重要ではない |
第4象限 | 緊急でもなければ重要でもない |
営業マンとして売上げを上げるために重要なのが第2象限です。
今回はそれぞれがどういった行動を指すのか紹介していきます。
第1象限(緊急かつ重要)
まず第1象限というのは、誰でもやる仕事です。不動産の仲介でいえば下記のような仕事が該当します。
- 売買契約
- 案内
- 契約書の作成
- 物件の現地調査
- 役所調査
- など
案件があれば誰でもやる仕事を第1象限といいます。
第2象限(常に意識して取り組む必要がある)
次は第2象限です。
第2象限は緊急ではないが常に意識して取り組むべき仕事を指します。私はここを徹底的に意識して年間1億円を達成しました。
不動産仲介における第2象限は以下の通りです。
- チラシの作成
- 年賀状・暑中見舞い
- 業者付き合い
など
年賀状や暑中見舞いなどは単に出すだけではなく、ちゃんとメッセージを入れているかどうかも重要です。
他の営業マンが無下に扱いがちな業者さん・他の不動産会社さんとの付き合いも第2象限に入ってきます。またパートナーとの付き合いも重要です。
土曜日とか日曜日などに、お客さんと接客していて、税理士にいきなり電話しても電話に出てくれる人がいるか?など
私は不動産専門でやってる税理士さんと、よしみでいいお付き合いさせていただいていたので、上記のケースでも対応してくれます。
こういった方がバックにいると、「ああこの営業マンというのは、こういった人にも信頼を置かれてるんだな」と。お客様に与える印象も変わってきます。
他人の影響力を、こういうとこでも発揮できるのが第2象限の大切さでもあります。
第3象限(緊急だが重要ではない)
第3象限はすぐに数字に直結する仕事ではありませんが、必ずやらなければいけない仕事を指します。
不動産の仲介であれば下記のような仕事が第3象限に入ってきます。
- 物件写真の撮影
- 物件チラシの作成
- 営業活動報告書の作成
- 物件登録
クレーム対応なども第3象限に入ります。
参考物件預かったら送らなければいけない営業活動報告書に関しては、自分で工夫することによって第2象限にもなりえます。
第4象限(緊急でもなければ重要でもない)
第4象限は緊急でもなければ重要ではない「無駄なこと」です。
- 生産性のない会議
- 長電話
- 長い昼飯や無駄な残業。
- 所長が帰らないと、社長が帰らないと、家に帰れない
- ぐだぐだ会社でサボる
- 無駄な飲み会。
特に突発的な同僚との飲み会、同期とばかり飲みに行くのは完全に無駄で生産性がまったくありません。
日中のタバコも第4象限です
タバコを吸うこと全てがダメではないんですが、ここ1~2年は特に煙の匂い、タールの匂いが本当に毛嫌いされてます。
電子タバコがこれだけ普及している中で、もくもく煙が出て、その煙がついたスーツでお客さんのところ接客行って、果たしていい成果が残せるでしょうか。
匂いに敏感な奥さんなどは、タバコ臭い営業マンが来ただけでもう見切られてしまいます。チャンスを潰すようなこ可能性があることは営業に非常にもったいないと感じます。
トップセールスになるためには第2象限が大事です。
今回紹介したことはすべて第2象限です。
第2象限とは重要だけど緊急ではないことですが、私はとにかくこの部分を意識的に取り組みました。
詳しくはこちらの記事をごらんください。
2年連続年間1億円売り上げた不動産トップセールスの考え方
第2象限のPDFをダウンロードいただけます
私が日頃仕事を行う上で心がけていた行動指針のシートです。
欲しい方はPDFでダウンロードいただけますので是非ご覧ください。
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