マンションを仕入れる際にはしっかりとターゲット選定を行わなければいけません。
本ページではターゲットマンションの選定方法と回り方について解説していきます。
ターゲットマンションのリストアップ方法
まずターゲットとなるマンションはブルーマップの巻末にある「マンション別所有者一覧表(P10)」をもとに、ターゲットマンションを100~150件リストアップしていきます。
参考巻末に個別の世帯情報が多く記載されているマンションが分譲マンションです。レインズに図面が載っていれば、管理会社名をチェックし、仲介事業も行っている会社であれば、対象から外します。
リストアップが完了したらそのエリアに実際に行ってマンションのランク付けをしていきます。
マンションを回る前に7つ道具を準備しましょう
道具リスト | 用途 |
デジカメ | リスト作成に必要な写真を撮る |
望遠鏡 | 外観から空室を確認する |
求むチラシ | 集合ポストに投函する |
プロフィール シート | 管理人に渡す |
地図 | 担当エリアを把握し、自分が担当するマンション を間違えないようにする。 地図に反映されてないところを確認する。 |
マンションリスト | 実際に現地に行って分かった情報があれば書き込む |
メモ帳 | 気づいたことはすべて書き留める |
ターゲットマンションの回り方
ターゲットマンションの回り方にはポイントが2つあります。このポイントを意識するかどうかで、活動の質が変わってきますし、リスト作成においても重要な活動ですので、しっかり覚える必要があります。
- 写真を撮る
- 集合ポストにチラシを投函する
1.写真を撮る
写真を撮ることはマンション仕入れをするためには基本中の基本です。
ターゲットマンションに行く際には必ずカメラを持参しましょう。
写真を撮る場合は以下の通りです。
撮影する場所 | 理由 |
表札 | 外観が似たマンションが多いので、どこのマンションかを特定するため。 |
外観 | 仕入れた際、図面に必ず入れるものなので、事前に撮っておく。 |
エントランス | 仕入れた際、図面に必ず入れるものなので、事前に撮っておく。 |
集合ポスト | 形状を確認するため(チラシを入れる際、フタが付いている形だと入れづらい)。 |
管理人室の受付 | 管理人名や、管理人がいる時間や曜日の書いてある部分をとっておく。 |
管理会社の証票 | 管理会社を把握する(仕入れた後の管理調査の際に便利)。 |
2.集合ポストにチラシを投函する
ターゲットのマンションで撮影を行ったら必ず集合ポストに売り求むチラシを投函することをおすすめします。
反響のある売り求むチラシの作成方法は下記の記事で解説しています。
参考他社の不動産チラシを発見したら、デザインや訴求文言の分析のために必ず持ち帰りましょう
近隣に建設中のマンションがないかチェックしましょう。
周囲に新築マンションが出来ると、近隣の中古マンションから転居する人が出て、空室が発生するため、ターゲットマンションの近くに建設中のマンションがないか、確認しておくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マンションを仕入れるためにはリストアップし、必要な情報を収集していく必要があります。
本ページで紹介したのは実際にマンションの仕入れ(物上げ)で成果を上げた方法です。
これから仕入れを行おうと考えている・今現在取り組んでいるもののあまり効果の上がらない不動産会社様はぜひ取り入れてみてください。